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国際特許分類[C08B15/08]の内容

国際特許分類[C08B15/08]に分類される特許

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【課題】微細繊維状セルロースを簡便な方法で、高収率で製造するための製造方法を提供する。
【解決手段】木材を木粉化し、化学処理を行った後、微細化処理を経て微細繊維状セルロースを製造する方法であって、化学処理工程は脱脂処理、脱リグニン処理、およびアルカリ処理の各工程を含有し、アルカリ処理工程のアルカリ処理液の濃度が0.1〜1.5質量%であることを特徴とする微細繊維状セルロースの製造方法。アルカリ処理工程の温度が10〜40℃であり、処理時間が1時間以内が好ましい。 (もっと読む)


【課題】粉末状セルロース中のヘミセルロースの含有量が低く、熱可塑性樹脂との複合時に、着色及びガス(臭気)の発生を抑制できる、粉末状セルロースを提供する。
【解決手段】クラフトパルプを機械粉砕し、アルカリ条件下で加熱処理し、水洗した後に水分を除去したセルロースの、300℃での加熱減量が4質量%以下、17.5質量%水酸化ナトリウム処理後の重量残存率が90質量%以上であることを特徴とする粉末状セルロース。また、機械粉砕したクラフトパルプを加熱処理し、水洗した後に水分を除去したセルロースの、300℃での加熱減量が4質量%以下になるように、該アルカリ加熱処理を施すことを特徴とする粉末状セルロースの製造方法。クラフトパルプのアルカリ条件下での加熱処理による加熱減量が1〜25質量%であることが好ましい。また、アルカリ条件が、5質量%以下の水酸化ナトリウム水溶液であることが好ましい。また、アルカリ条件下の加熱処理が60〜100℃であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 平均繊維直径が1nm〜1000nmの微細繊維を効率よく得ることができる製造方法を提供する。
【解決手段】 微細繊維の製造過程において、製紙用チップなどを蒸解釜で蒸解し、110〜150℃の高温下でホットブローする工程と、得られたパルプをインラインリファイニング工程で短繊維化処理する工程と、短繊維化されたパルプをセルラーゼ系などの酵素による酵素処理工程と、高速回転式解繊機や高圧ホモジナイザーなどの機械力による微細化工程とを含む微細繊維の製造方法 (もっと読む)


【課題】紙力強度の高い紙または板紙を得るための抄造方法を提供する。
【解決手段】本発明の紙または板紙の抄造方法は、紙力増強剤およびセルロースナノファイバーを含むパルプスラリーを用いることを特徴とする。好ましくは、特定の条件下において、200〜15000mPa・sの粘度を有するセルロースナノファイバーや、特定の平均繊維幅を有するセルロースナノファイバーが用いられる。また、セルロースナノファイバーは、好ましくは乾燥パルプ100重量部に対して0.1〜2.0重量部の割合で用いられる。 (もっと読む)


【課題】経済性に優れ、リグノセルロースを十分に解繊して分解抵抗性を低下させることができ、高収率で糖やエタノールとすることも可能な微細繊維状セルロースの製造方法、並びに、この微細繊維状セルロースを用いた高強度特性を有する高強度シート及びナノ複合材料を提供すること。
【解決手段】本発明は、リグノセルロースから幅が1μm以下、長さが5000μm以下の微細繊維状セルロースを製造する微細繊維状セルロースの製造方法であって、リグノセルロースをオゾン雰囲気下で脆弱化させるオゾン処理工程と、リグノセルロースを機械的に粉砕する粉砕工程と、を備える微細繊維状セルロースの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】セルロース含有原料から小粒径セルロースを効率的に得ることができる、生産性に優れた小粒径セルロースの製造方法を提供する。
【解決手段】第1振動ミルと第2振動ミルとが接続部を介して連結された連続式振動ミルを用いるセルロースの製造方法であって、下記の第1工程及び第2工程を有する小粒径セルロースの製造方法である。
第1工程:セルロース含有原料から水を除いた残余の成分中のセルロース含有量が20質量%以上であるセルロース含有原料を、外径20〜200mmのロッドを充填した第1振動ミルで処理して、平均粒径が40〜200μmのセルロースを得る工程
第2工程:第1工程で得られたセルロースを、外径3〜15mmのロッドを充填した第2振動ミルで処理して、平均粒径が1〜38μmの小粒径セルロースを得る工程 (もっと読む)


【課題】セルロース繊維を機械的に解繊することによって、繊維幅が1〜1000nmの微細繊維状セルロースを容易に得ることができる微細繊維状セルロースの製造方法を提供する。
【解決手段】木材チップを木粉化し、それを化学処理した後、微細化処理を経て最大繊維幅1000nm以下の微細繊維状セルロースを製造する方法において、微細化処理前後のセルロース懸濁液の電気導電率差を20μS/cm以上とすることにより、高収率で微細繊維状セルロースを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】セルロース含有原料から、セルロースI型結晶化指数及び平均粒径を低減させた小粒径セルロースを効率良く得られる製造方法を提供する。
【解決手段】以下の工程I及び工程IIを有する、下記計算式(1)で示されるセルロースI型結晶化指数が35%以下で、かつ、平均粒径40μm以下の小粒径セルロースの製造方法である。
セルロースI型結晶化指数(%)=〔(I22.6−I18.5)/I22.6〕×100 (1)
〔I22.6は、X線回折における格子面(002面)(回折角2θ=22.6°)の回折強度を示し、I18.5は、アモルファス部(回折角2θ=18.5°)の回折強度を示す。〕
工程I:セルロース含有原料を、外径20〜50mmのロッドを充填した振動ミルを用いて、式(1)で示されるセルロースI型結晶化指数が35%以下になるまで処理し、非晶化セルロースを得る工程
工程II:工程Iで得られた非晶化セルロースを高速回転式微粉砕機にて粉砕する工程 (もっと読む)


【課題】蛋白質等の吸着容量が高く、高流速で使用可能なセルロース粒子及びそれを得る製造方法の提供。
【解決手段】イオン液体にセルロースを溶解し得られたセルロース溶液、該セルロース溶液と相溶性の低い有機溶剤及び親油性高分子とを混合し、当該セルロース溶液の液滴を有機溶剤中に分散させた後、セルロースを凝固させることを特徴とするセルロース粒子の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、微細繊維状セルロースを効率よく製造する方法であり、高収率の最大繊維幅1000nm以下の微細繊維状セルロースを簡便な方法により効率的に製造する方法を提供する。
【解決手段】 木材チップを木粉化処理し、該木粉の結晶化度が20〜70%とした木粉だけを、少なくとも脱脂処理、脱リグニン処理、脱ヘミセルロース処理、微細化処理を経て最大繊維幅1000nm以下の微細繊維状セルロースを製造する方法であって、セルロース繊維としてユーカリまたはベイマツの木粉を用いる微細繊維状セルロースの製造方法である。 (もっと読む)


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