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国際特許分類[C08B3/06]の内容

国際特許分類[C08B3/06]に分類される特許

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【課題】 本発明の目的は、密着性、耐傷性、干渉ムラに優れたハードコートフィルム、その製造方法、それを用いた偏光板及び表示装置を提供することにある。
【解決手段】 総アシル基置換度2.6〜2.9、数平均分子量(Mn)80000〜200000、重量平均分子量(Mw)/数平均分子量(Mn)の値が1.4〜3.0であるセルロースエステルを有し、可塑剤の平均含有量が10〜25質量%である延伸セルロースエステルフィルムの少なくとも一方の面の表面可塑剤含有量を3〜9質量%とした面に、該セルロースエステルを溶解又は膨潤する少なくとも2種の溶媒を含有する活性線硬化性樹脂組成物を塗布乾燥後、硬化させた活性線硬化性樹脂層を有し、該少なくとも2種の溶媒の沸点差Δbpが70〜120℃である溶媒であることを特徴とするハードコートフィルム。 (もっと読む)


セルロースエステルの湿熱安定性と溶液流延製膜法で残留溶剤の量が少なくても支持体からの剥離性及び紡糸性の双方を両立させたセルロースエステルを提供する。セルロースエステル1g中に残存する総硫酸(A)[単位はmol]と、当該セルロースエステル1g中に含まれているカルシウムの総量(B)[単位はmol]から求められるモル比が下式を満たすセルロースエステル。0.5<(B)/(A)<1.5 (もっと読む)


【課題】 光学的等方性などの光学的特性を著しく向上するのに有用なセルロールエステルおよびフィルムを提供する。
【解決手段】 セルロースエステルにおいて、総平均置換度が2.90〜2.965であり、グルコース単位の2位および3位の平均置換度の合計が1.97以上であり、かつ組成分布半値幅が、置換度単位で0.09以下となるように調整する。このようなセルロースエステルは、硫酸触媒の存在下で、セルロースをアシル化剤でアシル化するアシル化工程(i)と、硫酸触媒の存在下で熟成する熟成工程(ii)とを含むセルロースエステルの製造方法であって、前記アシル化工程(i)において、セルロース100重量部に対して、硫酸触媒6.5〜9.5重量部の存在下で、セルロースのヒドロキシル基1モルに対して1.40〜2.0モル当量のアシル化剤を用いてアシル化することにより製造できる。 (もっと読む)


【課題】 正面及び膜厚方向レターデーションの発現性に優れ、湿度等の環境によるレターデーション値の変動が少ない光学フィルム、環境(湿度)変化があっても視野角特性変化の少ない液晶表示装置及び液晶表示装置に使用する偏光板を提供すること。
【解決手段】 セルロースの水酸基をアセチル基および炭素原子数が3以上のアシル基で置換して得られたセルロースの混合脂肪酸エステルであるセルロースアシレートを用いて形成されてなるセルロースアシレートフィルムであって、アセチル基の置換度A、炭素原子数が3以上のアシル基の置換度Bとが下記式(I)および(II)をみたすことを特徴とする光学用セルロースアシレートフィルム、該セルロースアシレートフィルムを用いてなる偏光板及び液晶表示装置。
(I)2.0≦A+B≦3.0
(II)0.9≦B (もっと読む)


【課題】 触媒硫酸量を低減することなく、分子量の低下を抑制しつつ、結合硫酸の量を低減できるセルロースエステルの製造方法を提供する。
【解決手段】 硫酸触媒の存在下、セルロースをアシル化剤でアシル化した後、熟成工程において、連続的又は複数回(例えば、3回以上)に分けて間欠的に塩基(カルシウム成分など)を添加して熟成し、結合硫酸量の少ないセルロースエステルを製造する。この方法により、結合硫酸量を10〜150ppm程度に低減できるので、カルシウム含量も10〜110ppm程度に低減できる。セルロースエステルは、光学フィルム(例えば、偏光板の保護フィルム)などとして有用である。 (もっと読む)


【課題】 光学フィルム用材料として適した、微小異物の少ないセルロースアシレートの
製造方法を提供する。
【解決手段】 下記式を満足する置換度を有するセルロースアシレートの製造方法であっ
て、1)セルロースに対し、活性化剤として水または炭素原子数2以上7以下のカルボン
酸の少なくとも一方を添加する工程と、2)活性化剤を添加したセルロースにマイクロ波
を照射する工程と、3)セルロースに炭素原子数2以上7以下のカルボン酸の酸無水物を
加え、ブレンステッド酸の存在下で、セルロースの水酸基をアシル化する工程とを含むセ
ルロースアシレートの製造方法。
2.0≦A+B≦3
0≦A≦2.5
0.3≦B≦3
(式中、Aはアセチル基の置換度を表し、Bは炭素原子数3以上7以下のアシル基の置
換度の総和を表す。) (もっと読む)


【課題】液晶表示装置において、黒表示した時に発生する表示故障を解消することのできる混合セルロースアシレートの製造方法、混合セルロースアシレートフィルム、偏光板および液晶表示装置を提供する。
【解決手段】1.5気圧(0.15MPa)以上100気圧(10.13MPa)以下の加圧条件下で、水、少なくとも一種の炭素原子数2〜6のカルボン酸、または水と少なくとも一種の炭素原子数2〜6のカルボン酸との混合物を用いてセルロースを膨潤させる工程を含む混合セルロースアシレートの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 膜厚方向に負のレターデーション値を有するセルロースアシレートフィルムを提供すること及びこれを位相差板や位相差板の支持体、偏光板の保護フィルムとして使用した優れた液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 膜厚方向のレターデーション値が0nm未満であり、セルロースの水酸基へのアシル置換度が下記式(I)〜(III)の全てを満足するセルロースアシレートフィルム。
(I) 2.80≦SA+SP<2.87
(II) 0≦SA≦1.0
(III)1.8≦SP<2.87
(式中、SAおよびSPはセルロースの水酸基に置換されているアシル基の置換基を表し、SAはアセチル基の置換度、またSPはプロピオニル基の置換度である。) (もっと読む)


本発明は、アニオン性セルロースまたはアクリル系ポリマー、またはそのプロドラッグ、または前記アニオン性セルロース系ポリマーもしくはアクリル系ポリマーもしくはいずれかのプロドラッグの薬剤として許容される塩を使用する、ウイルス、細菌、または真菌感染症の治療または予防の方法を提供する。本発明は、さらに、アニオン性セルロースまたはアクリル系ポリマー、そのプロドラッグ、または前記アニオン性セルロース系ポリマーもしくはプロドラッグの薬剤として許容される塩を含む薬剤組成物も提供する。本発明は、さらに、アニオン性セルロースまたはアクリル系ポリマー、またはそのプロドラッグ、または前記アニオン性セルロース系ポリマーもしくはアクリル系ポリマーもしくはいずれかのプロドラッグの薬剤として許容される塩と、1つまたは複数の抗感染症薬とを使用する、ウイルス、細菌、または真菌感染症の治療または予防のための併用療法を提供する。本発明は、さらに、上述の方法、薬剤組成物、および併用療法で使用することができる、本発明のアニオン性セルロースまたはアクリル系ポリマーも提供する。本発明のアニオン性セルロースまたはアクリル系ポリマーは、約3から約14の範囲のpHの水溶液中に分子分散され、かつほとんど解離されている。
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