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国際特許分類[C08B3/06]の内容

国際特許分類[C08B3/06]に分類される特許

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【課題】 光学異方性の発現に優れるセルロースアセテートを提供する。
【解決手段】 2位のアセチル置換度をD2、3位のアセチル置換度をD3、6位のアセチル置換度をD6としたとき、以下の関係式を満足する6位高アセチル化セルロースアセテート。
0.5≦D2≦0.9
0.5≦D3≦0.9
D6≧0.9
前記6位高アセチル化セルロースアセテートの全アセチル置換度は、例えば1.7以上2.6未満であり、平均重合度は、例えば20〜400である。このような6位高アセチル化セルロースアセテートは、全アセチル置換度1.0〜2.5の部分アセチル置換セルロースアセテートを、酸触媒の存在下、少なくとも酢酸を含む溶媒中で処理することにより得ることができる。 (もっと読む)


【課題】低重合度で且つ低酢化度の多糖誘導体の提供。
【解決手段】低重合度多糖誘導体は、下記式(1)


(式中、R1、R2、R3、R4、R5は、水素原子又は炭素数1〜24の置換基。R6、R7、R8、R9、R10は、水素原子、アルキル基、アリール基又はアラルキル基。R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10のうち少なくとも2つが互いに結合して、隣接する1又は2以上の原子と共に環を形成してもよい。nは自然数)で表され、平均重合度が20〜80であり且つ全アセチル置換度が1.7以上2.6未満。 (もっと読む)


【課題】
酢酸セルロースのアセチル化時の反応性に優れ、ファイバー量(未反応セルロース成分)が少ないセルロースアセテートを得るためのパルプ原料の解砕方法。
【解決手段】
平面形状が円形などの相対する2枚の解砕手段を備えた解砕機を用い、前記解砕手段間の中心部にパルプ原料を供給した後、解砕手段を回転させることにより解砕する解砕する。前記解砕手段が、解砕手段本体部と該本体部の面に形成された解砕機能部とからなり、解砕機能部が粗解砕機能部領域とその周縁に形成された微解砕機能部領域から構成され、粗解砕機能部領域がピラミッド歯群などから構成され、微解砕機能部が線状歯で形成されたパルプ原料の解砕法。 (もっと読む)


【課題】支持体の表面における汚れの付着を防止する。
【解決手段】セルロースアシレートと溶媒とを含むドープ70を調製する。セルロースアシレートは木材を原料とし、セルロースアシレートに含まれる化合物若しくは結合カルボン酸基のセルロースアシレートに対するモル当量が3以上15以下の範囲内として、Ca成分の質量濃度が0ppm以上5ppm以下、Mg成分の質量濃度が20ppm以上60ppm以下である。表面を冷却したエンドレス走行の流延ドラム34上にドープ70を流延してゲル状の流延膜40を形成後、流延ドラム34から流延膜40を剥取し乾燥してフィルム51とする。ドラム洗浄機44から流延ドラム34の表面にレーザー光を照射する。流延ドラム44上の有機物が分解除去される。以上より、汚れとなり得る脂肪酸Ca等の生成が抑制されるため流延ドラム34上での汚れの付着を防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】本発明はセルロース体組成物、セルロース体フィルム、光学補償シート、偏光板および液晶表示装置に関し、さらに詳しくは、面内レタデ−ション(Re)および厚み方向のレターデーション(Rth)の湿度依存性が小さいセルロース体フィルム、それらを用いた位相差フィルム、光学補償シート、偏光板および液晶表示装置に関する。
【解決手段】炭素数5から炭素数30の脂肪族アシル基(A)と炭素数2から炭素数4の脂肪族アシル基(B)を有し、アシル基(A)の置換度が特定の範囲を満たすセルロース体を含有するセルロース体組成物。 (もっと読む)


【課題】ディスコティック液晶層を有する視野角拡大フィルムの基材フィルムとしても用いても、ディスコティック液晶層にクレータ状欠点が発生するのを抑制できるセルロース誘導体を提供する。
【解決手段】カルシウム含量が20ppm以下のパルプを用いてセルロース誘導体を得る。前記パルプは、木材由来のパルプであってもよい。前記パルプのカルシウム含量は0.01〜15ppm程度であってもよい。前記セルロース誘導体は、少なくともアセチル基を含むセルロースエステルで構成されていてもよい。また、前記セルロース誘導体のカルシウム含量は120ppm以下であってもよい。このような本発明のセルロース誘導体は、ディスコティック液晶層を有する視野角拡大フィルムの基材フィルムに適している。 (もっと読む)


イオン液体およびセルロースエステルの組成物ならびにイオン液体およびセルロースエステルを製造する方法および装置である。セルロースエステルは、セルロースをカルボキシル化イオン液体中で溶解させ、その後セルロース溶液を少なくとも1種のアシル化試薬と接触させることにより製造できる。本発明によって製造されるセルロースエステルは、カルボキシル化イオン液体および/またはアシル化試薬に由来するエステル基を含むことができる。
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【課題】バイオマス資源から作られた原料を用いてセルロースアシレートを製造することにより、液晶表示装置用偏光板や写真フィルムに使用されるセルローストリアセテートフィルムをはじめ多くのセルロースアシレート製品分野において、持続的に発展可能な循環型の市場を作り出し、京都議定書の地球温暖化ガス(CO2等)削減に貢献する。
【解決手段】セルロースアシレートの製造方法において、綿花リンタ及び木材パルプ等のバイオマス資源から作られたセルロースと、セルロース系バイオマス又はデンプン系バイオマスから生成されたエタノールから発酵法により生成された酢酸とを原料してセルローストリアセテートを生成する。 (もっと読む)


セルロースエステルポリマーの製造法は、セルロース供給源を前処理する工程;前処理したセルロース供給源をエステル化してセルロースエステルを形成する工程;及び場合によりセルロースエステルを加水分解する工程を含む。前処理工程はさらに、第一段階において、セルロース供給源と、弱酸と水との第一の溶液とを混合し、これによってセルロース供給源を第一の溶液中に懸濁させ;第一段階の懸濁液を溶液分離し;第二段階において、溶液分離した塊と、弱酸と水との第二の溶液とを混合し、これによって塊を第二の溶液中に懸濁させ;そして、第二段階の懸濁液を溶液分離することを含む。 (もっと読む)


【課題】重合度が高くても不純物の少ない6位置換度が高いセルロースアセテート(特にはセルローストリアセテート)及びその製造方法を提供する。
【解決手段】セルロースアセテートの製造工程を、アセチル化溶媒(C1−6アルカン酸など)でセルロースを活性化する第1の活性化処理工程を含む第1の活性化工程と、アセチル化溶媒およびアセチル化酸触媒(硫酸など)でセルロースを活性化する第2の活性化処理工程を含む第2の活性化工程と、アセチル化酸触媒の存在下、アセチル基を有するアセチル化剤(例えば、無水酢酸)でセルロースをアセチル化する工程とで構成する。 (もっと読む)


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