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国際特許分類[C08F4/603]の内容

国際特許分類[C08F4/603]に分類される特許

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【課題】重合体を抽出する時に通常の脱溶媒手順を用いることができ、かつ低い分子量を有するブタジエン重合体を製造する方法を提供する。
【解決手段】a)触媒存在下の適切な溶媒中で、場合により他の1種以上の共役単量体の存在下にジエンを重合させて1番目の重量平均分子量を有する重合体を生成させ、b)前記重合体をカップリング剤と反応させて前記1番目の重量平均分子量より高い2番目の重量平均分子量を有する結合重合体を生成させ、c)前記結合重合体の脱溶媒を行い、そして、d)前記脱溶媒した結合重合体を脱結合させて前記結合重合体の重量平均分子量より低い重量平均分子量を有する脱結合ジエン含有重合体を生成させる、製造方法。 (もっと読む)


【課題】重合用の、さらに詳細には、極性官能基を鎖末端に担持する共役ジエンポリマーの製造用の新規な触媒系を提供する。
【解決手段】本発明は、希土類金属の金属塩と、アルキル剤としての、周期律表の第II族または第XIII族に属する金属をベースとし、共役ジエンの重合工程中に極性官能基をジエンエラストマーに転移させることのできる有機金属化合物をベースとする触媒系に関する。この新規な触媒系は、鎖末端官能化エラストマーの合成工程数を減じること、有利には100%に近いまたは等しい最適の官能化度を確保しながら可能にする。 (もっと読む)


【課題】希土類金属をベースとする触媒系中のアルキル化剤として使用することのできる、周期表の第II族に属する二価の金属をベースとする新規な有機金属化合物を提供する。
【解決手段】この新規な化合物は、下記の式に相応する:
【化1】


式 I
(式中、Mは、Be、Mg、Sr、BaおよびRaから選ばれる、周期表の第II族に属する金属であり;R1、R2、R3およびR4は、水素原子またはアルキル置換基またはアリール置換基であり、必要に応じて一緒に結合して少なくとも1個の環または少なくとも1個の芳香環を形成し;RおよびR'は、アルキルまたはアリール置換基を示し;Lは、ルイス塩基であり;xは、0〜4の整数であり;mは、0以上の整数であり;nは、1以上の整数である)。 (もっと読む)


【課題】タイヤ部品用として優れた特性を有するポリブタジエンゴムを提供する。
【解決手段】(i)ネオジム化合物で代表されるランタニド化合物、アルミノキサン及び他の有機アルミニウム化合物を含むアルキル化剤より成るランタニド系触媒を使用して、1,3−ブタジエンを重合させて、反応性のシス−1,4−ポリブタジエンを生成させる工程、及び(ii)該反応性のシス−1,4−ポリブタジエンにアジン化合物を反応させる工程により官能化ポリブタジエンを製造する。
【効果】ペイン効果及びヒステリシスの減少したタイヤ部品を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 高シス−1、4−構造含有率の共役ジエン重合体を変性することによって、耐摩耗性が高く、転がり抵抗が低く、かつウエットスキッド性が良好で、特に自動車タイヤトレッド用ゴムとして好適なジエン系ゴムを提供する。
【解決手段】 (A)嵩高い配位子を有するイットリウム化合物、(B)非配位性アニオンとカチオンとからなるイオン性化合物、(C)周期律表第2族、12族、13族から選ばれる元素の有機金属化合物、から得られる触媒を用いて共役ジエン化合物を重合させ、さらにアミノ基とアルコキシ基とを有する珪素化合物により変性させることを特徴とする共役ジエン重合体変性物の製造方法に関する。 (もっと読む)


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