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国際特許分類[C08J11/12]の内容

国際特許分類[C08J11/12]に分類される特許

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【課題】 管型の熱分解器1の内部における炭化物の付着や、熱分解器1への溶融プラスチックの供給中断等の熱分解システムにおける異常状態を検出し、熱分解器1の閉塞事故を未然に防止する。
【解決手段】 供給装置4からの加圧された溶融プラスチックを熱分解器1に供給する配管aに設けた調整弁13と、前記供給装置4の駆動モータ12の消費電流を測定する電流測定手段14と、電流測定手段14からの電流測定値が入力される制御装置15とを有し、前記制御装置15は、前記電流測定値が第1設定値(A)より増加したとき、前記熱分解器1の内部における炭化物の付着量が危険な状態まで増加したと判定し、または第2設定値(B)より減少したとき、前記供給装置4から前記熱分解器1へ供給する溶融プラスチックの供給量が危険な状態まで減少したと判定し、前記調整弁13を閉じて前記供給装置と熱分解器1を接続する配管aを閉鎖するように制御する。 (もっと読む)


【課題】廃材を熱触媒的転換して再利用可能な燃料にするための方法及びプラント、並びに前記方法により製造された燃料の提供。
【解決手段】加熱された、弁付きのマニホールド経由で熱分解チャンバーに溶融した廃材を移送する工程、及び酸素が排除され、圧力の制御された条件下で前記廃材を熱分解しガス状にする工程、を含む方法。熱分解したガスは、触媒コンバーターに移送され、そこで前記ガス状原料の分子構造が変化し、更にガスはコンデンサーに移送され、蒸留及び冷却により各フラクションに分画される。熱分解チャンバーに移送する前の廃材の溶融、半連続的制御による触媒塔への原料原料の移送、溶融した廃材の熱分解チャンバーへの移送、各チャンバーの独立制御、内部の螺旋状部又は他の適切な手段を用いた前記熱分解チャンバーからのチャーの機械的除去、が含まれる。 (もっと読む)


【解決手段】 有機材料と積層されたアルミニウムなどの金属を含む、金属/有機積層品を再生利用するための連続的方法が提供され、該方法は、第1回転攪拌器(4)を有する第1室(2)と、第2回転攪拌器(5)を有する第2室(3)とを備える反応装置(1)を用意する工程であって、各室(2,3)は微粒状マイクロ波吸収物質の床を含む工程と、積層品および追加の微粒状マイクロ波吸収物質を注入口(6)を経由して第1室(2)に投入する工程と、還元性または不活性の雰囲気中で、第1回転攪拌器(3)を用いて第1室(2)内の微粒状マイクロ波吸収物質と積層品の混合物を攪拌し、マイクロ波エネルギーを第1室(2)内で加えて、微粒状マイクロ波吸収物質を積層品中の有機材料を熱分解するのに十分な温度に加熱する工程と、第1室(2)内の混合物の一部を、第2室(3)へ移送する工程と、第2回転攪拌器(5)を用いて第2室(3)内の混合物を攪拌し、マイクロ波エネルギーを第2室(3)内で加えて、混合物中の微粒状マイクロ波吸収物質を、積層品中に残る有機材料を熱分解するのに十分な温度に加熱する工程であって、これによって積層品または剥離した金属は第2室(3)内の混合物の上面へ移動し、浮かび、前記第2回転攪拌器(5)は水平面で回転し、流動混合物の上面が流動混合物上に浮かぶ積層品または剥離した金属を半径方向外向きに移動させる放射状の輪郭を有するように、混合物を流動化するように構成される工程と、第2室(3)内の混合物の一部を反応装置(1)からの排出口(7)へ移送する工程と、金属を排出口(7)から回収する工程とを含む。また、有機材料と積層されたアルミニウムなどの金属を含む、金属/有機積層品を再生利用する反応装置(1)が提供される。
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【課題】本願発明は、廃タイヤ等を連続的に処理することができ、発生するダイオキシン等の有毒な物質を排ガスから的確に除去することができるタイヤ等の廃棄物の処理システムを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明に係る廃棄物の処理システムとしての特徴は、廃棄物から乾留ガスを発生させるべく廃棄物を密封状態で収容する複数の処理炉100、該処理炉100において発生した乾留ガスを燃焼したエネルギーを利用するガス燃焼部、及び、前記処理炉100から前記ガス燃焼部まで乾留ガスを送給する乾留ガス流路を備え、処理炉100には、炉内の排ガスを排出する排出路320が設けられ、該排出路320は、排ガスが前記ガス燃焼部により一定温度以上に保持された領域を通過するように設けられており、乾留ガス流路および排出路320には、開閉弁311,321が設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 廃プラスチックを熱分解して燃料油等として有効活用するための廃プラスチック油化システム等に用いられる廃プラスチック熱分解炉の提供。
【解決手段】 窯状の炉体20の投入口Hにこれを開閉する開閉機構21を備えた廃プラスチック熱分解炉において、上記開閉機構21は、少なくとも上記投入口Hの開口面積よりも大きい板状のシャッター24と、このシャッター24を上記投入口H周縁部のシール面Sに押し付けて固定する固定手段25とを備える。これによって、シャッター24をシール面Sに密着させて炉内を密閉することができるため、炉内圧の低下及びガス漏れを未然に防止できる。 (もっと読む)


【課題】 温度制御を容易にすることによって混合樹脂の同時熱分解の効率を改善し、かつ設置面積を小さくして設備コストの低減を図る。
【解決手段】 溶解部1と第一分解部20と第二分解部40と分溜塔52とからなり、ホッパー2から横型のスクリューコンベヤ3でプラスチック破砕片を搬送する間に溶解部1においてそのプラスチックを予備溶解し、その溶解した樹脂を第1の分解部20と第2の分解部40に順次搬送する。第1と第2の分解部ではそれぞれ傾斜型のスクリューコンベヤ21,41が採用され、これらの各々を取り囲む第2の熱風循環路24と第3の熱風循環路44には上方を高温とし下方を低温とする熱風が循環供給され、第2の熱風循環路44の熱風温度を第1の熱風循環路の熱風温度よりも高温としている。第1及び第2の傾斜型コンベヤ21,41の上端縁部はそれぞれコンデンサーを有する分溜塔52と連結されている。 (もっと読む)


【課題】比較的狭く設定した廃棄プラスチックの集積エリアごとに連続油化装置を設置して処理したりする方式の油化処理に関し、それに用いる連続油化装置をより効率的に利用可能とする廃棄プラスチックの処理方法の提供。
【解決手段】廃棄プラスチックに破砕や減容などの前処理を施す前処理ユニットA、前処理に続いて加熱分解を施す反応器ユニットB、及び反応器ユニットからの気化物から油化物を回収したりする後処理ユニットCからなる連続油化装置を用いることを基本とする。そして前処理ユニットAと後処理ユニットCは、各所に設ける処理場S1 〜S4 のそれぞれに設置して用い、反応器ユニットBは各処理場で共用させるために各処理場に必要に応じて運び込んで用いるようにしている。 (もっと読む)



【目的】廃棄プラスチックを粒状加熱媒体と混合的に接触させて加熱を行なうことで熱分解を進めるについて、廃棄プラスチックと粒状加熱媒体との混合接触をより均一に且つ広い面積でなさせるようにする。
【構成】本発明の廃棄プラスチック処理装置は、予備処理器1と主処理器2を備えており、予備処理器により廃棄プラスチックを適度な流動性を有する予備処理物とし、この予備処理物を主処理器の媒体保持盤12上に散布手段15を介して散布的に供給するようになっている。媒体保持盤はその表面に粒状加熱媒体を保持している。この粒状加熱媒体は媒体保持盤の下方の加熱室14から常時加熱されており、そこに供給される予備処理物を加熱し、これにより予備処理物を熱分解させる。 (もっと読む)


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