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国際特許分類[C08J11/14]の内容

国際特許分類[C08J11/14]に分類される特許

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【課題】熱硬化性樹脂を効率良く分解し、かつその分解生成物を容易に回収できる熱硬化性樹脂の分解・回収方法を提供する。
【解決手段】ポリエステルとその架橋部を含んでなる熱硬化性樹脂1が収納された反応槽5に反応液2を供給した後、反応液2を加熱して前記熱硬化性樹脂1を亜臨界状態で分解する工程(1)と、反応槽5に追加液4を供給して工程(1)で得られた分解液3と混合した後、この混合液を反応槽5から取り出す工程(2)と、を含み、反応槽5に供給する反応液2の量が、前記熱硬化性樹脂1を浸漬させ、この熱硬化性樹脂1に対する反応液2の重量比(反応液2の重量/熱硬化性樹脂1の重量)が最小となる量またはこの近傍の量であることとする。 (もっと読む)


【課題】 亜臨界状態の水を用いて、タンパク繊維を含有する処理物を分解処理することで、有益な化学物質を製造する製造方法を提供する。
【解決手段】 タンパク繊維を含有する材料を、亜臨界水を用いて分解処理することにより、アミノ酸または有機酸を得る。 (もっと読む)


【課題】 エステル結合を組成構造に有する合成樹脂を加水分解処理によって重合前の原料成分に再生する。
【解決手段】 エステル結合を組成構造に有する合成樹脂の分解再生方法であって、加水分解処理と、分別回収処理とを順に行う。加水分解処理は、分解再生すべき合成樹脂を含む被処理物を、その合成樹脂の融点温度以下の処理温度条件のもとで、その処理温度における飽和水蒸気圧以下の圧力で満たされた水蒸気雰囲気内に暴露させ、その処理温度で発生した水蒸気によって被処理物中に含まれる合成樹脂を加水分解し、エステル結合を組成構造に有する合成樹脂の重合前の分解生成物を生成させる処理であり、分別回収処理は、加水分解処理による分解生成物を液状成分と、固形成分とに分別してそれぞれ別個に回収する処理である。 (もっと読む)


【課題】炭化水素系重質原料の一部を軽質成分に効率良く分解するとともに、炭化水素系重質原料の熱分解を行う上で重要な因子である熱分解過酷度を決定する一次及び二次熱分解部での反応温度と反応時間の制御を簡便かつ精度良く行う。
【解決手段】密閉された反応容器13が鉛直方向に延びて設けられる。この反応容器13内の下部に一次熱分解部11が設けられ、この一次熱分解部11で炭化水素系重質原料を超臨界水とともに加熱し混合して、炭化水素系重質原料の一部を軽質成分に分解し気化させる。また反応容器13内の上下方向の中央部から上部にかけて二次熱分解部12が設けられ、この二次熱分解部で12上記気化した軽質成分を更に加熱して、軽質成分の一部を改質成分に分解する。 (もっと読む)


【課題】SMCシートの原材料として再利用する際、より多くの量を添加可能な無機充填剤の回収方法及び繊維強化プラスチック成形品のリサイクル方法を提供する。
【解決手段】充填剤として無機物を含有する繊維強化プラスチック成形品にブラスト処理を行い、繊維強化プラスチック成形品表面のプラスチックを削り取る工程と、削り取られた成形品研磨物と繊維強化プラスチック成形品の厚み方向中央部に存在するガラス繊維リッチ部とを分離する工程と、成形品研磨物を亜臨界水で分解してプラスチックの分解物と無機物を回収する工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】熱硬化性樹脂の廃棄物を破砕する廃棄物破砕方法とその装置、および廃棄物処理方法とその装置を提供する。
【解決手段】廃棄物破砕装置2に、槽内に供給された廃棄物を加熱する油化槽21と、該油化槽21内に蒸気を充満させる水蒸気発生装置11と、前記油化槽21で加熱された廃棄物を破砕する破砕装置22とを備えた。また、この廃棄物破砕装置1の油化槽21に、揮発した気化物を取り出す気化物取出口21aを備え、該気化物取出口21aから取り出された気化物を油水分離する油水分離装置25を備えて廃棄物処理装置1とした。 (もっと読む)


【課題】人造大理石等のプラスチックを人造大理石等の原料として再利用できるように分解することができるプラスチックの分解・回収方法を提供する。
【解決手段】無機充填剤としてシリカを含有する熱硬化性アクリル樹脂を含むプラスチックを亜臨界流体で分解して分解物を分離・回収するプラスチックの分解・回収方法であって、熱硬化性アクリル樹脂の熱分解温度未満の温度であり、かつ、熱硬化性アクリル樹脂のの架橋部とシリカを加水分解する亜臨界流体で、熱硬化性アクリル樹脂を分解する工程と、分解物から熱硬化性アクリル樹脂の重合鎖とシリカ分解物を分離・回収する工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】回収される無機充填材をSMC(シートモールドコンパウンド)用の無機充填材として高比率で添加可能なようにプラスチックを分解することにより得られた無機充填材を水平リサイクル利用するプラスチックの再利用方法及びその無機充填を提供する。
【解決手段】無機充填材を含有するプラスチックを亜臨界水又は超臨界水を用いて分解することにより無機充填材を回収する工程と、回収された無機充填材の表面を被覆用樹脂で被覆する工程と、被覆用樹脂により表面が被覆された無機充填材を樹脂に配合する工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】回収された無機充填材を充填材として再利用して耐凍害性能及び強度を向上させた無機成形品を提供する。
【解決手段】無機成形品は、無機充填材を含有するプラスチックを亜臨界水又は超臨界水を用いて分解することにより得られた無機充填材を含有するセメントを硬化することにより形成される。この無機成形品では、無機充填材に含まれるガラス繊維表面の凹凸が、体積膨張時の水の干渉部となり、無機成形品の劣化を抑制する。また、無機充填材に含まれているガラス繊維自身によって無機成形品自体の強度も向上する。 (もっと読む)


【課題】水酸化アルミニウムを含有するプラスチックから水酸化アルミニウムを回収し、再利用することができるプラスチックからの水酸化アルミニウムの回収・再利用方法を提供する。
【解決手段】無機物として水酸化アルミニウムを含有し不飽和ポリエステル部とその架橋部からなるプラスチックを、アルカリを共存させた亜臨界水で処理してこれを固液分離した後、固液分離した分離液に酸を供給し水酸化アルミニウムを析出させてこの水酸化アルミニウムを回収することとする。 (もっと読む)


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