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国際特許分類[C10G1/10]の内容

国際特許分類[C10G1/10]に分類される特許

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【課題】廃プラスチック接触分解油化装置及び廃プラスチックの接触分解油化方法を提供する。
【解決手段】廃プラスチックの接触分解油化装置において、原料投入塔5の原料投入口から反応釜1までの原料の流路の途中の所定の位置に反応釜1からの熱が原料投入塔5に伝熱するのを遮断するための断熱板を備えた開閉自在の断熱ゲート7と、該油化装置の運転中に、一定量の触媒及び反応残渣を排出するための触媒排出装置と、排出した量の触媒と同程度の量の触媒を補充するための充填用触媒タンクとを具備している。
【効果】原料投入口より投入された原料の廃プラスチックが、反応釜1への投入の途中で溶解したり、原料の流通路の内壁面に付着することを防止し、装置を停止することなく連続して高効率に廃プラスチックの接触分解油化を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】不純物成分の付着が少なく、且つ清掃が容易な油化装置及び油化方法を提供する。
【解決手段】油化装置40は、プラスチック48を入れる加熱槽41と、加熱槽41内のプラスチック48を加熱する熱源41cと、加熱槽41の上方に配置された冷却分離槽42と、加熱槽41で発生した蒸気を冷却分離槽42に導く蒸気管47と、分離液タンク43とを有する。冷却分離槽42は、プラスチック48から発生した蒸気を冷却して液体とし、液体を比重の差を利用して油分55と沈殿物56とに分離する。分離液タンク43は、は油分55と沈殿物56との間の比重を有する分離液57を貯留し、冷却分離槽42に分離液57を供給する。 (もっと読む)


【課題】 廃プラスチック連続熱分解作業に於いて熱分解槽内への空気の侵入を隔絶させて熱分解終了時の固形炭化物を排出することは可能か。
【解決手段】 熱分解時の撹拌作用を妨げることのない上下動ロットによって熱分解槽槽底とバルブ間に発生する固化残渣物を槽内方向より突き崩し破壊させる。 (もっと読む)


【課題】 混在廃プラスチックの連続工程での熱分解処理に於いて、加熱した熱分解槽を冷却させることなく空気の侵入を防止して処理物の供給と残渣物の排出をバッチ連続的に処理することは可能か。
【解決手段】 熱分解槽の加熱を連続させた状態で空気を遮断する供給装置で処理物を供給し、熱分解終了後残渣物を槽底のバルブより空気を遮断して排出させ、更に加熱を連続させた状態で供給と排出を行ってバッチ連続的に熱分解させる。 (もっと読む)


【課題】廃プラスチックを効率よく油化させる方法として、熱分解して発生する油と残渣物とを分離させる過程で、熱分解で発生した高温ガス中の粉塵が熱分解槽と液化装置である段塔や充填塔とを繋ぐダクト内に集積してダクト内を閉塞することを防止する。
【解決手段】熱分解槽と段塔や充填塔との間に集塵装置であるサイクロン1やチャンバーを設けると共に、集塵装置内での高温ガスの凝縮による液化を防止するために集塵装置の外壁を断熱保温12する。 (もっと読む)


【課題】油種への難燃剤や塗装材の混入を抑制できる油化装置及び油化方法を提供する。
【解決手段】分離液タンク16から分離槽13に、油分42と沈殿物43との間の比重を有する分離液41を入れておく。プラスチックから回収された液体は、比重の差により、分離槽13内で油分42と沈殿物43とに分離する。分離槽13には分離液41と油分42との界面を検出する第1の液面センサ38a及び第2の液面センサ38bが設けられており、制御部15は、第1の液面センサ38a及び第2の液面センサ38bの出力に基づいてポンプ18及びバルブ36,37を制御する。油分42と沈殿物43との間に分離液41を介在させることにより、難燃剤や塗装材の混入が少ない良質の油分を回収することができる。 (もっと読む)


【課題】プラスチック廃材を、加熱炉内に投入して、加熱処理により溶融し、油脂成分と炭化物に分解し、生じてくる油脂成分の気化ガスを冷却装置に導いて冷却し液化させて再利用可能な油脂類に油化還元させるプラスチック廃材の油化処理手段において、プラスチック廃材を組成する高分子結合の油脂成分を分解するのに必要とされる水素を、水素爆発の危険のない状態として、加熱炉内に存在させる手段を構成する。
【解決手段】加熱炉内におけるプラスチック廃材の加熱処理の行程時に、加熱炉内に加熱した水蒸気を吹き込み注入し、この加熱水蒸気とプラスチック廃材の加熱溶融により生じてくる一酸化炭素(CO)とから、加熱炉内に設置せる鉄材よりなる格子を触媒として、水性ガスシフト反応をさせて水素を生成せしめ、この水素を、フィッシャー・トロプッシュ法の反応による炭化水素の合成、及び生じてくる高分子炭化水素のポリマーの分解に利用して、プラスチック廃材を油脂類に油化還元する。 (もっと読む)


【課題】コンパクトな構成で処理量の多いプラスチックの油化装置を提供する。
【解決手段】押出し装置4でプラスチック片をゲル状とし、このゲル状半溶融プラスチックを送り管3とこれに接続されたL字管で送り管3からヘッド圧でバッファタンク7に送り込み、バッファタンク7で所定時間加熱された後に、溶融プラスチックは傾斜管8に送られて400℃前後で熱分解されプラスチック蒸気とされ、コンデンサ12で液化され、バッファタンク7の設置により傾斜管8の作用を補うので、コンパクトで処理量の多いプラスチックの油化装置となる。 (もっと読む)


【課題】廃プラスチックを、触媒を用いることなく簡易な方法で分解、分離して、工業的に実用可能な燃料油を得ることができる廃プラスチックの油化方法を提供する。
【解決手段】本発明は、廃プラスチックを反応容器に導入する導入ステップと、前記反応容器内に水蒸気を導入し、前記反応容器内の温度を180℃〜300℃の温度を維持するよう加熱しながら、前記廃プラスチックを溶融する溶融ステップと、前記反応容器内から水蒸気を排出し、前記反応容器内の温度を350℃〜450℃に昇温して、溶融した前記廃プラスチックを熱分解する熱分解ステップと、前記廃プラスチックの熱分解生成物を前記反応容器から気体として排出し、冷却して液体として回収する回収ステップと、を含む。 (もっと読む)


【課題】不純物を含む廃プラスチックを熱分解した分解油における不純物成分を減らし、メンテナンスを容易にする。
【解決手段】不純物を含むプラスチックを熱分解してガス状の生成物を発生させ、前記ガス状の生成物を冷却することにより分解油を製造する分解油製造方法において、熱分解槽内における前記不純物を含むプラスチックを加熱し、熱分解してガス状の生成物を発生させ、前記ガス状の生成物のうち前記不純物を含む化合物を前記熱分解槽に設けられた付着部に付着させ、前記付着部に前記不純物を含む化合物を付着させた後、前記付着部の温度を前記分解油の沸点以下にすることにより、前記付着部に前記分解油となる成分を付着させることを特徴とする分解油製造方法を提供することにより上記課題を解決する。 (もっと読む)


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