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国際特許分類[C10G45/50]の内容

国際特許分類[C10G45/50]に分類される特許

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【課題】特定の構造を有する三環芳香族炭化水素を2以上含む原料から、効率よくベンゼンテトラカルボン酸を製造する方法を提供する。
【解決手段】アントラセン骨格を有する三環芳香族炭化水素およびフェナントレン骨格を有する三環芳香族炭化水素からなる群から選択される2以上の炭化水素を含有する原料を、ニッケル、モリブデン、コバルトおよびタングステンからなる群から選択される2以上の活性金属を含有する触媒を水素化触媒として1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ体に選択的に水素化し、その後、1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ体を金属酸化物で酸化することにより、ベンゼンテトラカルボン酸を効率よく製造する。 (もっと読む)


【課題】エチレン製造装置から得られる熱分解重質油の水素化処理油を含む原料油から、分子状水素を共存させることなく、BTXを効率よく製造できる方法を提供する。
【解決手段】エチレン製造装置から得られる熱分解重質油の水素化処理油を含む原料油を、結晶性アルミノシリケートを含む単環芳香族炭化水素製造用触媒と接触させて芳香族炭化水素を製造する芳香族炭化水素の製造方法である。原料油として蒸留性状の終点が400℃以下のものを用いる。原料油と単環芳香族炭化水素製造用触媒との接触を、0.1MPaG〜1.0MPaGの圧力下で行う。 (もっと読む)


本発明の対象は、IP346により測定して、20〜60質量%の高い割合のナフテン系炭素原子と、3質量%未満の多環式芳香族化合物の低い割合とを有するナフテン系プロセス油(7)を、高い含有率の多環式芳香族化合物を有するプロセス油出発物質の水素化(6)によって製造する方法に関する。本発明による方法は、表示を必要としないプロセス油の製造に際して生ずる二次抽出物(5)を、一次抽出物との混合物においても経済的に適切に利用することを可能にする。得られたプロセス油は、同様に表示を必要としないので、PCA含有のプロセス油の使用を減らすことができ、この物質が僅かしか環境に到達しない。これによって、環境と、特に健康には、あまり負荷がかからない。それに加えて、該出発物質は他の使用に供することができ、もはや燃料油に入れる必要はない。燃料油からの回避によって、CO2エミッションもまた低減される。また、本発明による方法によるDAEの直接的水素化によって、高価なナフテン系プロセス油(7)を得ることができる。得られたプロセス油(7)は、驚くべきほど高い割合のナフテン系炭化水素化合物を含有する。更に、本発明の対象は、本発明により製造されたプロセス油(7)を、天然ゴム混合物用の及び合成ゴム混合物用の又は熱可塑性エラストマー用の可塑剤又はエクステンダー油として用いる使用である。
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本発明は、水素化処理方法において用いられ得る触媒であって、アルミナをベースとする無定形担体と、リンと、C1−C4ジアルキルスクシナートと、酢酸と、第VIII族の少なくとも1種の元素および第VIB族の少なくとも1種の元素を含み、好ましくは、コバルトおよびモリブデンからなる水素化脱水素基とを含み、触媒のラマンスペクトルは、ケギンヘテロポリアニオン(974および/または990cm−1)、およびC1−C4ジアルキルスクシナート、および酢酸(896cm−1)の特徴である最も強いバンドを含む、触媒に関する。好ましくは、用いられるジアルキルスクシナートは、ジメチルスクシナートであり、その主要バンドは853cm−1である。本発明はまた、前記触媒を調製する方法であって、触媒前駆体は、第VIB族および第VIII族の元素、特に、モリブデン−コバルトの対と、リンとを含み、これらは含浸によって導入され、次いで、180℃未満温度で乾燥させられ、ジアルキルスクシナート、酢酸およびリン化合物(このものがすでに事前に完全には導入されなかった場合)を含浸させられ、次いで、成熟の後、180℃より低い温度に乾燥させられ、その後、場合によっては硫化される、方法に関する。本発明はさらに、任意の水素化処理方法における前記触媒の使用に関する。 (もっと読む)


【課題】多環芳香族炭化水素から付加価値の高い1環芳香族炭化水素を、高価な水素を過剰に消費することなく過分解を抑制し、効率よく製造する方法を提供する。
【解決手段】多環芳香族炭化水素が50容量%以上、1環芳香族炭化水素及び1.5環芳香族炭化水素の合計量が20容量%未満である原料炭化水素油を、(1)水素の存在下、モリブデンの含有量が0.5重量%以上8.0重量%未満である水素化精製触媒に接触させ、脱硫脱窒素処理を行うとともに、多環芳香族炭化水素を1.5環芳香族炭化水素に変換する第一工程に次いで、(2)第一工程から得られた中間油を水素の存在下、水素化分解触媒に接触させ、アルキルベンゼン類に変換する第二工程を行うことにより、アルキルベンゼン類が20容量%以上、多環芳香族炭化水素が1.0容量%未満である付加価値の高い1環芳香族炭化水素を製造する。 (もっと読む)


【課題】軽油の水素化精製の際にセタン価を向上させつつ軽質化を抑制する軽油の水素化精製用触媒を製造できる触媒の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の軽油の水素化精製用触媒の製造方法は、シリカチタニア1次粒子にアルミナ前駆体を混合して酸化物ゲルを得る工程と、前記酸化物ゲルを加熱して担体形成用材料を得る工程と、前記担体形成用材料を成型して成型体を得る工程と、前記成型体を焼成して担体を得る工程と、前記担体にニッケルおよびタングステンを同時担持する工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、流動層接触分解留分から芳香族製品(ベンゼン/トルエン/キシレン)およびオレフィン製品を製造する方法に係り、より詳しくは、流動層接触分解工程の軽質サイクルオイル(light cycle oil)から高濃度の芳香族製品および高付加価値の軽質オレフィン含有製品を製造する方法に関する。
【解決手段】(a)流動層接触分解工程から産出された軽質サイクルオイルを接触分解触媒の存在下で分解させる段階と、
(b)前記(a)段階で分解された成分を、ベンゼン、トルエンおよびキシレンから選択される芳香族成分、オレフィン成分、および2つ以上の芳香族環を含む混合芳香族成分に分離させる段階と、
(c)前記(b)段階で分離された2つ以上の芳香族環を含む混合芳香族成分を触媒存在の下で水素処理反応させ、前記2つ以上の芳香族環を部分飽和させる段階と、
(d)前記(c)段階の結果物を、前記(a)段階に導入される前記軽質サイクルオイルと混合されるように再循環させる段階とを含んでなることを特徴とする、流動層接触分解留分から芳香族製品およびオレフィン製品を製造する方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、重質油からベンゼン、トルエン、キシレンといったBTXなどのC6〜8芳香族炭化水素を製造するための経済的に製造する方法。経済的に優位なプロセスを提供することを課題とする。
【解決手段】LCOを含む原料を水素存在下で水素化片側核水添により、これに含まれるナフタレン又はアルキルナフタレンをテトラリン又はアルキルテトラリンに変換し、更にテトラリン又はアルキルテトラリンをある水素化条件の下に水素化開環反応、水素化脱アルキル化反応、トランスアルキル化反応により炭素数6〜8の芳香族炭化水素を効率的に製造する。 (もっと読む)


【課題】工業的スケールで実施することができる、モリブデンとコバルトまたはモリブデンとニッケルを構造中に結集させている少なくとも1種のヘテロポリアニオンの少なくとも1種のコバルトおよび/またはニッケルの塩によって形成される溶液の調製方法を提供する。
【解決手段】本発明は、上記溶液を調製する方法であって、a)少なくとも1種のモリブデン源と少なくとも1種の酸化化合物とを水溶液中で混合して、酸性pHにペルオキソモリブデン酸イオンを合成する工程であって、(酸化化合物/モリブデン源)のモル比が0.1〜20である、工程と、b)少なくとも1種のコバルト前駆体および/または少なくとも1種のニッケル前駆体を、工程a)からの溶液に導入して、少なくとも前記塩を含み、(Co+Ni)/Moモル比が0.25〜0.85である溶液が形成される工程とを包含する、方法である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、重質油からベンゼン、トルエン、キシレンといったBTXなどのC6〜8芳香族炭化水素を製造するための経済的に製造する方法。経済的に優位なプロセスを提供することを課題とする。
【解決手段】インダン、アルキルインダン、インデン、アルキルインデン、ナフタレン、アルキルナフタレンのうち、少なくとも1つを含む原料油、金属担持触媒と接触させることにより、原料油中のインダン、アルキルインダン、インデン、アルキルインデン、ナフタレン、アルキルナフタレンの合計濃度を減らし、べンゼン、トルエン又はキシレンの濃度を増大させることを特徴とする炭素数6〜8の芳香族炭化水素の製造方法。 (もっと読む)


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