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国際特許分類[C10G53/14]の内容

国際特許分類[C10G53/14]に分類される特許

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【課題】補助燃料システムのための多段硫黄除去システムおよび工程の提供。
【解決手段】主燃料流れから低濃度の硫黄化合物を含有する補助燃料流れを生成するためのシステムは、主燃料流れの一部から第1の蒸気透過流れおよび第1段の未透過流れを分離する第1の分離段と、第1の蒸気透過流れの一部を第1の液体段流れおよび第1の蒸気段流れに凝縮する第1の蒸気透過流れに連結される第1の分離段の部分凝縮器と、第1の蒸気流れの一部を第2の液体段に凝縮する第2の分離段の部分凝縮器とを含む。第1の蒸気透過流れは、燃料流れから容易に分離されることができる種にある任意の硫黄化合物を調整するように、気相反応性脱硫触媒反応装置を介して送り込まれることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】
炭化水素中の硫黄成分を、常温・常圧で、より高い割合で除去することが可能な、炭化水素の脱硫方法を提供すること。
【解決手段】
上記課題は、炭化水素中のベンゾチオフェン類及び/又はジベンゾチオフェン類を酸化する酸化工程と、当該酸化工程で処理された炭化水素を、多孔性無機化合物に希土類元素の化合物及び/又は銅の化合物を担持した脱硫剤に接触させる接触工程とを備える、本発明の炭化水素の脱硫方法により解決される。 (もっと読む)


【課題】空気中の酸素を酸化剤として使用するという光酸化の利点を生かしつつ、光酸化に必要な電力エネルギーを大幅に節減することが可能な、省エネルギー型光酸化脱硫方法とその装置を提供する。
【解決手段】分子状酸素存在下、燃料油に280nmより短波長の光を照射することによって、燃料油中に存在する硫黄化合物のうち、チオフェン、ベンゾチオフェン、ジベンゾチオフェン、及びこれらがアルキル化されたアルキルチオフェン、アルキルベンゾチオフェン、アルキルジベンゾチオフェンなどの難反応性硫黄化合物が殆ど反応しない穏やかな反応条件下又は短い反応時間内に、易反応性硫黄化合物を酸素と反応させた後、当該反応生成物と難反応性硫黄化合物を吸着剤によって燃料油から除去することにより、省エネルギー型光酸化脱硫方法とその装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】触媒および酸素や過酸化水素等の酸化剤を用いて、燃料からイオウを除去する、イオウ含有燃料を精製する方法を提供する。
【解決手段】(a)約25〜約150℃の範囲の温度、及び約1〜約150気圧の範囲の圧力で燃料油を担持型外因性二元触媒及び酸素と接触させて第1の酸化混合物を得、(b)1種以上の酸化されたイオウ化合物を第1の酸化混合物から分離して精製燃料油を得ることからなる、イオウ含有燃料油を精製する方法。更に、イオウ含有燃料油を担持型外因性二元触媒及び酸素と接触させる前に脱アスファルト化する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】水溶性有機酸と酸素および空気を用いてイオウ含有燃料を精製する方法を提供する。
【解決手段】イオウ含有燃料油を精製する方法は(a)第1の反応混合物中で、イオウ含有燃料油を水溶性有機酸及び酸素と、約100〜約250℃の範囲の温度、及び約15〜約2500ポンド/平方インチの範囲の圧力で接触させて第1の酸化混合物を得、(b)水を添加して、水に富む相及び燃料油に富む相からなる二相混合物を得、(c)水に富む相を燃料油に富む相から分離して精製燃料油を得ることからなる。本方法はさらに酸化触媒および炭素質促進剤を使用してもよい。また、イオウ含有燃料油は水溶性有機酸と接触させる前に脱アスファルト化することができる。 (もっと読む)


【課題】ジベンゾチオフェン類等の有機硫黄化合物を選択的にスルホキシドやスルホン誘導体のような極性化合物の有機硫黄酸化物に短時間で酸化させるとともに有機硫黄化合物を炭化水素油から効率的に分離させ、所望する有用な有機硫黄酸化物を高純度で高い回収率で製造でき、作業性と操作性に優れ低原価で量産性、生産性に優れる有機硫黄酸化物の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】炭化水素油と溶剤と酸化剤とを含有する混合液を前記溶剤の超臨界状態又は亜臨界状態の高温高圧下で処理し前記炭化水素油に含まれる有機硫黄化合物を酸化させ得られる有機硫黄酸化物を前記溶剤に溶出させる臨界処理工程と、前記有機硫黄酸化物が溶出した硫黄含有溶剤を前記炭化水素油から分離する溶剤分離工程と、前記硫黄含有溶剤に溶出した前記有機硫黄酸化物を精製・回収する硫黄酸化物回収工程と、を備える。
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プロセスは、硫黄及び/又は窒素含有不純物の量が削減された製油所輸送用燃料又は輸送用燃料の製油所ブレンド用成分の製造のために開示される。プロセスは、上述の不純物を含有する炭化水素供給原料を過酸化水素及び酢酸を含有する不混和相と酸化ゾーン内で接触させ、不純物を選択的に酸化することを含む。比重相分離の後、任意の酸化された不純物残渣を含有する炭化水素相を抽出ゾーンに通過させて、ここで水性酢酸を用いて任意の酸化された不純物の残渣の一部を抽出する。次いで、不純物が減少した炭化水素流を回収しても良い。酸化及び抽出ゾーンからの酢酸相流出物を、次いで、酢酸の回収用の共通の分離ゾーンに通過させてもよいし、場合によっては酸化及び抽出ゾーンに戻してもよい。
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ヘテロ原子極性化合物及び(又は)不飽和部分に富む粗製炭化水素流を、その流れから硫黄、窒素、共役ジエン、及び他の不飽和化合物を抽出酸化することを含め、品質向上する方法であって、過酸化物溶液/有機酸の組合せ及びリモナイト鉱石である鉄酸化物触媒で、酸性pHで、大気圧及び周囲温度又はそれより高い温度で、前記流れを処理することを含む品質向上方法。反応の結果として、水性スラリー相に対し強い親和力を有する酸化されたヘテロ原子化合物を前記水性相中へ抽出すると共に、酸化された炭化水素を、傾瀉、中和、水洗、及び乾燥により触媒から分離し、得られた最終生成物は、全窒素化合物の90%以上が除去され、塩基性窒素が99.7%まで除去された(両方共質量含有量として計算されている)炭化水素流である。
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【課題】
石油精製において酸化脱硫された後の石油留分中の硫黄酸化物の含有量、及び単環或いは縮合環からなる芳香族系炭化水素含有量を減少させる、或いは皆無にするための精製方法の提供。
【解決手段】
ナフサ、灯油又は軽油から選ばれる石油留分を酸化脱硫して得られる石油留分生成物及び硫黄化合物を酸化して得られる硫黄酸化物と、γ-ブチロラクトン溶液を接触させて、γ-ブチロラクトン溶液により前記石油留分に含まれる前記硫黄酸化物及び芳香族系炭化水素を含む溶剤層とし、硫黄化合物が脱硫され、又芳香族系炭化水素が除去されたナフサ、灯油又は軽油から選ばれる石油留分を油層として分離することを特徴とするナフサ、灯油又は軽油から選ばれる石油留分に含まれる硫黄化合物を硫黄酸化物として脱硫すると共に脱芳香族系炭化水素化する方法。 (もっと読む)


【課題】 重質油を亜臨界水で処理して改質する際に、該重質油に含まれるバナジウムを油中から遊離すること。
【解決手段】 バナジウムを含む重質油を亜臨界状態の水と反応させてバナジウムを分離し、分離したバナジウムを捕捉剤により除去することを特徴とする。或いは、バナジウムを含む重質油を亜臨界状態の水と反応させる反応器5と、前記反応器から排出された処理物をバナジウム捕捉剤10に接触させて該処理物中に含まれるバナジウムを除去するバナジウム捕捉器9を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


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