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国際特許分類[C10M105/50]の内容

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【課題】 エンジン油においてスラッジの発生は避けられず、発生したスラッジはアルケニルサクシンイミド等の分散剤で分散しているが、近年小型で高性能なエンジンの普及に伴い、高速回転での作動によって生じる高温状態において、スラッジの発生量が増大するという問題が発生している。スラッジの量が増大するため、既存の分散剤ではスラッジを完全に分散することが困難になり、多量のスラッジを分散できる潤滑油が求められていた。
【解決手段】 本発明の潤滑油組成物は、新規のリンモリブデン化合物と既存の分散剤であるアルケニルサクシンイミド類とを含有したものである。新規のリンモリブデン化合物を添加することにより、高温でも優れた分散性能を発揮し、従来高温域で多量に発生していたスラッジが低減される。 (もっと読む)


【課題】 地球温暖化等の環境問題に対応するべく、自動車業界は省燃費性能の向上、排出ガスの浄化削減等、多くの打開策を模索している。その一つに、潤滑基油の硫黄含量の削減がある。硫黄含量の多い基油では、硫黄酸化物等の有害物質が環境中に放出される場合があるからだが、硫黄は酸化防止剤として働いている。硫黄の削減はエンジン油の性能を落とすため、この性能を補う添加剤が求められていた。
【解決手段】 本発明の潤滑油組成物は、新規のリンモリブデン化合物と硫黄含量が200ppm以下の基油とを含有したものである。新規のリンモリブデン化合物は、少量で既存の酸化防止剤と同等以上の性能を発揮するため、潤滑油内の金属量を増やすことなく、潤滑油の酸化防止性能を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】潤滑成分保持力に優れ、外力による変形を受けても潤滑剤の滲み出し量を必要最小限に抑制するとともに初期なじみ性に優れ、長寿命で低コストであり、生産性にも優れる自在継手を提供する。
【解決手段】外方部材2および内方部材1に設けられたトラック溝3、4とトルク伝達部材5との係り合いによって回転トルクが伝達され、上記トルク伝達部材5が上記トラック溝3、4に沿って転動することによって軸方向移動がなされ、初期用潤滑剤10と、発泡・硬化して多孔質化する樹脂内に潤滑成分を含んでなる発泡潤滑剤9とが内部に共存する自在継手であって、上記自在継手の初期潤滑において、上記初期用潤滑剤10が上記自在継手の外方部材底部、転がり部および摺動部から選ばれた少なくとも一つに存在する。 (もっと読む)


【課題】潤滑成分を保持する発泡潤滑剤の潤滑剤保持力を向上させるとともに、潤滑剤量を必要最小限に留めることができ、かつ初期潤滑におけるなじみ性に優れ、長寿命で低コスト化の要望に応じ得る。
【解決手段】発泡潤滑剤9とグリース10とが潤滑対象部位に共存する潤滑システムであって、上記発泡潤滑剤9は、発泡・硬化して多孔質化する樹脂内に潤滑成分を含んでなり、上記グリース10は 70℃において 24 時間後の離油度が 0.7 重量%以上であり、上記潤滑対象部位の初期潤滑において、少なくとも上記グリース10が潤滑対象部位の摺動部に存在する。 (もっと読む)


【課題】潤滑成分を保持する発泡潤滑剤の潤滑剤保持力を向上させるとともに、潤滑剤量を必要最小限に留めることができ、かつ初期潤滑におけるなじみ性に優れ、長寿命で低コスト化の要望に応じ得る。
【解決手段】発泡潤滑剤9と潤滑油10とが潤滑対象部位に共存する潤滑システムであって、上記発泡潤滑剤9は、発泡・硬化して多孔質化する樹脂内に潤滑成分を含んでなり、上記潤滑油10は 40℃における動粘度が 50 mm2/sec 以上であり、上記潤滑対象部位の初期潤滑において、少なくとも上記潤滑油10が潤滑対象部位の摺動部に存在する。 (もっと読む)


【課題】高い静摩擦係数を付与できる潤滑油添加剤およびそれを基油に配合した潤滑油組成物を提供すること。
【解決手段】潤滑油添加剤は、(A)コハク酸イミドと、(B)下記式(1)で示されるフェノール類と、(C)下記式(2)で示されるアルデヒドまたはケトンとの反応生成物である。


(式中、Rは水素または炭素数1〜8の炭化水素基を示し、xは1または2である。)


(式中、R、Rはそれぞれ水素または炭素数1〜20の炭化水素基を示す。) (もっと読む)


【課題】水の浸入を原因とする転走面での剥離を効果的に防止でき、長期耐久性に優れた工作機械用転がり軸受を提供する。
【解決手段】工作機械用転がり軸受であって、該転がり軸受1は、内輪2および外輪3と、この内輪2および外輪3間に介在する複数の転動体4とを備え、この転動体4の周囲にグリース7を封止するためのシール部材6を内輪2および外輪3の軸方向両端開口部8a、8bに設けてなり、上記グリースは、非水系基油および増ちょう剤からなるベースグリースに、少なくとも水分散剤を含む添加剤を配合してなる耐水グリースであり、上記水分散剤の配合量は、上記耐水グリースの飽和水分量が 30〜60 重量%に設定される量である。 (もっと読む)


【課題】潤滑油を保持する固形潤滑剤の潤滑性能に優れ、長寿命で高速回転でも運転が可能であるとともに、製造工程を比較的簡単にすることができ低コスト化の要望に応じ得る多孔性固形潤滑剤封入軸受を提供する。
【解決手段】軸受31内部に多孔性固形潤滑剤37が封入されてなる多孔性固形潤滑剤封入軸受であって、上記多孔性固形潤滑剤37は、潤滑成分および樹脂成分を必須成分とし、該樹脂成分を発泡・硬化して多孔質化した固形物であり、上記多孔性固形潤滑剤は、ゴム状弾性を有する樹脂またはゴムからなる樹脂成分を具備し、外力による変形により潤滑成分の滲出性を有し、上記樹脂成分がポリウレタン樹脂である。 (もっと読む)


【課題】軸受の潤滑油中の添加剤は、継続使用によって消耗し、潤滑油の機能低下と共に軸受の性能低下を招いていたが、部品として組み込まれた構造の軸受においては、潤滑油の交換等のメンテナンスに困難を要していた。
【解決手段】潤滑油に含まれる添加剤、あるいは同等の機能を有する添加剤を、潤滑油と接する構造材中に配合し、潤滑油と構造材が接することにより、構造材中から添加剤が潤滑油中に徐放され、使用によって消耗する潤滑油中の添加剤を補給する。これにより、潤滑油中の添加剤の消耗を抑制し、潤滑油の劣化を抑えて軸受の性能低下を抑制する。 (もっと読む)


【課題】潤滑剤保持力に優れ、外力による変形を受けても潤滑成分の滲み出し量を必要最小限に抑制するとともに開放部位からの潤滑剤の飛散を防止でき、長寿命で低コストであり、生産性にも優れる自在継手およびその製造方法を提供する。
【解決手段】外方部材2および内方部材3に設けられたトラック溝4、5とトルク伝達部材6との係り合いによって回転トルクが伝達され、上記トルク伝達部材6が上記トラック溝4、5に沿って転動することによって軸方向移動がなされ、上記トルク伝達部材6の周囲に多孔性固形潤滑剤10が封入されてなる自在継手であって、上記多孔性固形潤滑剤10は、潤滑成分および樹脂成分を必須成分とし、該樹脂成分を発泡・硬化して多孔質化した固形物であり、該固形物からの前記潤滑成分の飛散を防止する飛散防止手段を設けてなる。 (もっと読む)


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