説明

国際特許分類[C12N9/74]の内容

国際特許分類[C12N9/74]に分類される特許

1 - 10 / 10


【課題】第V因子を含まないトロンビンを得るために、第V因子の非存在下でトロンビンを得ることができるトロンビンの製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】第V因子の非存在下において、プロトロンビンと活性化第X因子とを、組織因子、活性化第VII因子、リン脂質およびカルシウム塩の存在下で反応させてトロンビンを得ることにより、上記の課題を解決する。 (もっと読む)


本発明は、α伸長フィブリノーゲンが濃縮されたフィブリノーゲン調製物に関する。このような調製物を含む組成物は、典型的にはα伸長フィブリノーゲンを全く含まないか、またはごく少量含むHMW Fibに基づく調製物と比較して改善された凝固特性を示す。具体的には、α伸長フィブリノーゲンによって作成されるクロットのクロット形成時間、およびクロット強度は改善される。さらに、α伸長フィブリノーゲンのプラスミン媒介性の変性は、血漿由来のフィブリノーゲンに比較して低減される。 (もっと読む)


本発明は、配列番号2の配列を有する組み換えエカリンまたはその相同体を使用して組み換えプロトロンビンから組み換えヒトトロンビンを製造する方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、それを必要とする患者におけるトロンビン阻害剤の抗凝固効果を阻害する方法を提供するものであり、該方法は、トロンビン阻害剤に結合することができ、かつ凝固促進活性が低下しているバリアント型プロトロンビン又はトロンビンの治療有効量の投与を含む。本発明の方法に有用なバリアント型プロトロンビン又はトロンビンとしては、トロンビン変異体W215A、W215A/E217A、すなわちアミノ酸の215位及び/又は217位がアラニンであるこれらのバリアント等を挙げることができる。また、トロンビン変異体を追加的な活性薬剤、特に、活性化第VII因子又は活性化プロトロンビン複合体濃縮製剤などの止血剤と共に投与することを含む方法も提供する。本発明の一実施形態においては、方法は、直接トロンビン阻害剤、特にアルガトロバンが投与された患者の処置に有用である。本発明はさらに、バリアント型プロトロンビン又はトロンビンの滴定アッセイを用いた、患者の血漿又は全血中の抗凝固剤濃度を定量する方法を提供する。 (もっと読む)


プレトロンビン-1をトロンビンに変換するための方法を開示する。プレトロンビン-1の水溶液を、固相支持体1 ml当たり500 mg〜4000 mgのプレトロンビン-1、ならびにプレトロンビン-1とオスキュタリン-Cとの間の1.8〜3.5分の接触時間が提供されるように、固相支持体上に固定化されたオスキュタリン-Cに適用する。結果として生じた活性トロンビンは、イオン交換クロマトグラフィー媒質またはアフィニティークロマトグラフィー媒質上に捕捉される。

(もっと読む)


本発明は、高分子量の不純物のレベルを低減されたトロンビン組成物に関する。特に、Va因子、プリオン及び/又はウィルスのレベルは著しく減少される。本発明はまた、一般に、高純度及び高比活性度を有するトロンビンの調製のための方法に関する。さらに特異的には、本発明は、サイズ排除ろ過により、トロンビン調製物から、高分子量の不純物を排除するための工程を包含する。さらなる態様において、トロンビンの調製は、イオン交換ろ過の工程を含んでいてもよい。本発明の方法は特に、大規模なトロンビンの精製に好適である。本発明はまた、一般にトロンビン組成物を含む安定化された製剤に関する。さらに特異的には、本発明は、高純度及び高比活性度を有するトロンビンを含む、安定化された液剤、及び、そのような製剤の製造及び使用の方法に関する。 (もっと読む)


トロンビン、または全血、血漿、もしくは血漿分画から他の血液生成物を製剤する装置50は、入口54および出口56を有する反応室52と、出口56に隣接して配置されたフィルタ58と、反応室52の内側に配置されていて、反応表面を与える活性化剤60と、反応室52の内側に配置された吸収剤62と、を備えている。
(もっと読む)


【課題】プロトロンビンゲノムDNA中の各イントロンのプロトロンビン発現に及ぼす影響を解析し、高効率でプロトロンビンを発現するためのDNA断片及び発現ベクターを提供する。
【解決手段】プロトロンビンゲノムDNAのイントロンKを少なくとも含み、その他のイントロンを組み合わせて、プロトロンビンを高効率で発現できる、DNA断片および該断片の塩基配列を有する発現ベクターを構築することからなる。 (もっと読む)


配列番号:2のアミノ酸配列(Arg−Gly−Asp−Ala−Xaa−Gly−Asp−Ser−Gly−Gly−Pro−Phe−Val)を有するポリペプチド、または少なくとも6個のアミノ酸を有する該ポリペプチドのC−末端切断フラグメントを含むトロンビンペプチド誘導体が開示される。Xaaはアラニン、グリシン、セリン、またはS−保護システインである。該ポリペプチドまたはポリペプチドフラグメント中の0、1、2、または3個のアミノ酸は、配列番号:2の対応する位置と異なる。トロンビンレセプターアゴニストを用いた治療を必要とする被験体を治療する方法もまた、開示される。該方法は、上記のトロンビンペプチド誘導体の有効量を投与することを含む。 (もっと読む)


トロンビンを含む組成物およびそれらを調製する方法を開示する。組成物は、本質的に0.1 mg/mL〜5.0 mg/mlのトロンビン、2%〜4%(w/v)のスクロース、3.5%〜5%(w/v)のマンニトール、50 mM〜300 mMのNaCl、0〜5 mMのCaCl2、0.03%〜1%(w/v)の界面活性剤もしくは高分子量ポリエチレングリコール、および生理的に許容される緩衝液からなる、pH 5.7〜7.4の水溶液の形態であってよく、または凍結乾燥形態であってもよい。 (もっと読む)


1 - 10 / 10