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国際特許分類[C21D1/70]の内容

国際特許分類[C21D1/70]に分類される特許

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【課題】温度制御を可能にし、熱処理の条件出しを容易に行なうとともに、被処理物の品質を安定させることが可能な高周波熱処理方法を提供する。また、製造コストが抑制され、かつ品質の安定した高周波熱処理品を提供する。
【解決手段】高周波焼入方法は、被処理物1の表面に、被処理物1が加熱される温度域において被処理物1よりも耐酸化性の高い安定化層が形成される表面安定化工程11と、表面安定化工程11において安定化層が形成された被処理物1が焼入硬化される焼入硬化工程10とを備えている。焼入硬化工程10は、安定化層が形成された被処理物1の温度が調節される温度制御工程20と、加熱された被処理物1が冷却されるべきタイミングが決定されて、被処理物1が冷却される焼入制御工程30とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】中空部材の外面だけに特殊処理を簡単安価に施すことができ、中空部材の形状および材料に関し適用範囲が広い中空部品の製造方法を提供すること。
【解決手段】一列に配置された二つの内輪1,1の間にワッシャー5を配置すると共に、各内輪1の軸方向の外方に輪状のワッシャー6を配置する。そして、一方の内輪1の軸方向の外方に配置されたワッシャー6に頭部8が当接するようにボルト2を二つの内輪1,1内に挿通して、ボルト2の頭部側とは反対側の端部にワッシャー6の外方からナット3を螺合して締め付ける。このようにして、内輪1の貫通穴の内側を外部に対して略完全に遮断した上で、この貫通穴の内側が外部に対して略完全に遮断された内輪1を、高温で浸炭用雰囲気に曝して、内輪1の外面21のみを浸炭焼入れする。 (もっと読む)


【課題】コイル全長にわたって均一かつ良好な磁気特性を有する方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】Siを1.0〜5.Omass%含有する方向性電磁鋼板の製造に際し、焼鈍分離剤の主剤として、少なくとも50%のマグネシアを含有し、かつ微量含有物として下記の組成になる複合酸化物を、マグネシア:100質量部に対して1〜10質量部含有するものを用いる。
(M+a,M2+b,M3+c)AOx
但し、2≦a+2b+3c≦6, 0≦a≦6, 0≦b≦3, 0≦c≦2
4≦x≦6
+ :Li,Na,K、 M2+:Mg,Ca,Sr,Ba,Cr,Co,Mn,Zn,Fe、
3+:Fe,Al,Cr,Mn、 A:Si,Zr,Mo,W (もっと読む)


【課題】ハウジングへの圧入が容易で、使用中にハウジングの摩耗や塑性変形を減少させることができるころ軸受及び外輪の製造方法を得ることを目的とするものである。
【解決手段】外周面の軸方向形状が非直線状である鋼製の外輪11を使用した針状ころ軸受1であって、外輪11の外周面を硬化処理を施さずに非硬化部16とし、外輪11の軌道面11aを浸炭処理を施して硬化部15としたものである。 (もっと読む)


【課題】焼入れを必要とする第1部位に隣接しかつ焼入れが不要である第2部位を有する加工物において、焼入れ範囲を安定化させることが可能である高周波熱処理装置を提供する。
【解決手段】第1部位15を、焼入れするための焼入れ手段124,126,133〜139、加工物10の代表温度を、検出するための温度検出手段140、および、第1部位15を焼入れ手段124,126,133〜139によって焼入れする際、代表温度に基づいて、第2部位18の温度を調整することによって、第2部位18を非焼入れ状態に維持するための焼入れ防止手段152,163,165〜167,169,170,180を有する。 (もっと読む)


【課題】Siを含有する冷延鋼板の化成処理性と耐型かじり性を高度に両立させる技術を提供する。
【解決手段】冷間圧延されたSi含有量≧0.1質量%である鋼板の表面に、Mn含有皮膜(リン酸塩皮膜を除く)を形成した後、焼鈍処理を施す。前記Mn含有皮膜(リン酸塩皮膜を除く)は、0.5〜5000mg/mのMnを含有する。前記鋼板は、Si含有量≧0.3質量%、かつSi含有量/Mn含有量≧0.4である。 (もっと読む)


【課題】耐久性に問題を生じる可能性のある石英管を使用することなく、スケールや肌荒れの発生を確実に防止することができ、熱処理品質の向上を図ることができる高周波焼入れ装置を提供する。
【解決手段】高周波焼入れ装置Mは、被焼入れ材としてのワークWが内部にセットされた状態で内部を気密に保持可能なチャンバ11と、チャンバ11内の雰囲気を不活性ガスで置換する不活性ガス雰囲気形成手段13,14,15,20と、チャンバ11内に装備され、ワークWに向けて不活性ガスを吹き付けて、ワークWの表面を不活性ガスで置換する不活性ガス吹付手段16と、チャンバ11内に装備され、ワークWを加熱する高周波加熱コイル12と、チャンバ11内に装備され、加熱されたワークWに焼入れ水を噴射して冷却させる水噴射手段17と、水噴射手段17によって噴射する焼入れ水を脱気する脱気装置32と、を備える。 (もっと読む)


【課題】仕上焼鈍で発生するコイル下端部および上端部の側歪を低減するフォルステライト被膜のない方向性電磁鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】含Si鋼スラブを熱間圧延して熱延板とし、1回または中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を行って冷延板とし、この冷延板に一次再結晶焼鈍を施し、その後、鋼板表面に焼鈍分離剤を塗布したのち仕上焼鈍を行う一連の工程によってフォルステライト被膜のない方向性電磁鋼板を製造する方法において、前記仕上焼鈍の際、フォルステライト被膜を鋼板の幅方向の片側端部または両側端部のみに形成させることを特徴とする側歪の小さいフォルステライト被膜のない方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 油焼入処理により鋼材表面に浸炭層が形成されるのを防止できる鋼材の油焼入方法および装置を提供する。
【解決手段】 焼入油6を貯留する油槽5を下部にそなえた焼入室3を、仕切扉4を介して加熱室2に連設して成る炉体内で、真空雰囲気または無酸化性雰囲気下で加熱および冷却工程が行われる鋼材(処理品W)の油焼入方法において、加熱工程終了後、かつ油冷却開始前の時間帯に限定して、焼入室3内に酸化性ガスを一定量導入する。 (もっと読む)


【課題】 金属板が、バッチ焼鈍中に焼き付いて圧着したものを剥がしたり、巻き緩みによって擦り疵になったりすることで、製品金属板の表面に欠陥が発生するのを、簡単な設備と方法により抑制する。
【解決手段】 冷間圧延した金属板をバッチ焼鈍する前に、該金属板の表面に焼鈍温度よりも高温の融点もしくはガラス遷移点をもつ粉体を静電塗布し、該バッチ焼鈍後、該粉体を中性の液体により洗浄する。 (もっと読む)


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