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国際特許分類[C21D1/70]の内容

国際特許分類[C21D1/70]に分類される特許

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【課題】鉄鋼材料の表面に形成された化合物層の高周波焼入れによる酸化を防止するように焼入れした、鉄鋼材料及びその製造方法並びに高周波焼入れ部品を提供する。
【解決手段】基材11と基材11の表面に形成した化合物層12と化合物層12上に形成した酸化防止被覆層13とから成り、基材11が所定の深さの硬化層を有する焼入れ鉄鋼材料10であって、基材11の表面上の硬度が高められている。焼入れ鉄鋼材料10は、表面に化合物層12を形成した基材11上に酸化防止被覆層13を形成する第一の段階と、化合物層12及び酸化防止被覆層13を備えた基材11を高周波焼入れする第二の段階とを備え、第二の段階が所定の加熱温度となるまで所定の加熱時間で昇温し、加熱温度に達した後、直ちに冷却が行われる。 (もっと読む)


【課題】短時間で金属材料を表面処理することができる表面処理方法を提供する。
【解決手段】鍛造加工用の金属材料を表面処理する方法であって、非酸化雰囲気中で金属材料を加熱する焼き鈍し工程と、焼き鈍し工程後の金属材料の表面に潤滑被膜を形成する被膜形成工程を備えている。この表面処理方法によれば、非酸化雰囲気中で金属材料を焼き鈍しするので、焼き鈍し工程で金属材料の表面に酸化膜が形成されない。したがって、焼き鈍し工程後に酸化膜を除去する必要がない。このため、短時間で金属材料の表面処理を行うことができる。 (もっと読む)


本発明は、硬化性スチールからなる硬化コンポーネントの製造方法に関し、スチールストリップは、炉中で温度上昇に晒され、それによって表面酸化物層が形成される酸化処理を受け、その後、金属又は金属合金を使用したコーティングを受ける。ストリップは加熱され少なくとも部分的にオーステナイト化されて少なくとも部分的に硬化したコンポーネントが作り出され、その後、冷却されそれによって硬化される。本発明は、更に、前記方法によって製造されるスチール・ストリップにも関する。
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【課題】熱処理品質が安定しているボールねじ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ねじ軸3とナット5とボール9とを備えているボールねじ1のナット5は、以下のようにして製造されたものである。まず、円筒状部材の内周面にねじ溝5aを形成して、ナット5の形状に加工する。このナット5のねじ溝面の近傍に、ナット5を構成する鋼と同一の鋼からなる鋼片を固定した後に、ナット5に熱処理を施す。固定する際には、鋼片をナット5に密着させ一体化する。熱処理を施したら鋼片をナット5から分離し、硬さ,金属組織等を分析して、鋼片に施された熱処理の結果を確認する。鋼片とナット5のねじ溝面との熱処理の結果は同一と見なすことができるので、ねじ溝面に施された熱処理の結果を確認することができる。 (もっと読む)


【課題】特段の装置を必要とせず、簡単に複数の機械部品の周部を一括して浸炭処理することのできる方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 軸線2に対して直角で互いに平行な側端面3と、軸線2まわりに形成されている周部1Aとを有する機械部品について、周部1Aの表面を硬化処理する方法において、複数の機械部品1を側端面3同士で対面させて配列し、上記複数の機械部品1のすべてを連結部材8,9によって軸線方向での圧縮力を伴って連結して連結体10を形成し、該連結体10を浸炭もしくは浸炭窒化の熱処理雰囲気内に配し、熱処理後に該熱処理雰囲気外に上記連結体10を取り出し、しかる後に、連結部材8,9を取り外す。 (もっと読む)


【課題】コイル状に整列巻きした管同士の接触部分の焼鈍によるくっつきあうことを防止し、使用時に巻取りをスムーズに解くことのできる金属管の製造方法及びその製造装置、並びに金属管、金属管コイルの提供を目的とする。
【解決手段】金属素材を抽伸して管状に成形する成形工程S1と、成形後の金属管をコイル状に整列巻きする整列巻き工程S5と、整列巻き後の金属管11を焼鈍する焼鈍工程S6とを行う金属管11の製造方法であって、前記整列巻き工程S5を行う前に、前記金属管11の外面に凹凸を形成する凹凸形成工程S4を行うことを特徴とする金属管11の製造方法。 (もっと読む)


【課題】防錆性が要請される部位では防錆性を満足させ、強度が要請される部位では強度を満足させることができるプレス成形品の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】焼入れ可能な鋼系の基板部2と、基板部2の端に位置すると共に亜鉛系の防錆層4をもつ端板部3とが一体に連設された成形用鋼系素材1を準備する。成形用鋼板1の端板部3の温度を焼入れ温度未満及び/又は防錆層4の融点未満に維持しつつ、成形用鋼板1の基板部2を焼入れ温度以上に加熱する。所定の断面形状が形成されるように且つ成形用鋼板1の基板部2がダイクエンチされるように、成形用鋼板1を成形型の型面でプレス成形してプレス成形品7を形成する。 (もっと読む)


【課題】焼鈍分離剤用マグネシアとして、ロータリーキルン焼成品を用いた場合であっても、コイル全長にわたって被膜特性および磁気特性に優れた方向性電磁鋼板を得る。
【解決手段】焼鈍分離剤用マグネシアとして、水酸化マグネシウムを、最終段階で直火または間接式ロータリーキルンにより焼成したマグネシアの2種以上の混合物を用い、そのうちの少なくとも1種のマグネシアとして、BET比表面積が36〜50 m2/g、不純物のCl濃度が0.02〜0.04%、CAA40%が35〜65秒、CAA80%が80〜160秒のものを10mass%以上配合し、かつ2種以上の混合物からなるマグネシアの平均特性について、BET比表面積:20〜35 m2/g、不純物のCl濃度:0.01〜0.04%、CaO濃度:0.25〜0.70%、B濃度:0.05〜0.15%、SO3濃度:0.05〜0.50%、CAA40%:55〜85秒、CAA80%:100〜250秒および20℃,60分の水和試験による水和量:1.5〜3.5mass%を満足させる。 (もっと読む)


実際に用いて酸化性条件にさらされたケイ素を含有するフェライト系ステンレスを含む物品上における電気抵抗性のスケールの形成を低減させる方法は、物品を実際に用いる前に、鋼に由来するケイ素を含むシリカが鋼の表面上に形成される条件の下に物品をさらすことを含む。場合により、シリカの少なくとも一部を、物品を実際に用いる場合に表面から除去する。少なくともその表面上にシリカが形成される傾向の低減したフェライト系ステンレス鋼の合金も提供される。その鋼は、鋼の残りの部分と比べてケイ素が減少した表面付近の領域を含む。 (もっと読む)


【課題】鋼球同士のスパークによる溶着を防止しつつ、複数の鋼球を一括して誘導加熱できる方法および装置を提供する。
【解決手段】鋼球1の表面に絶縁性被膜5を形成した後、あるいは鋼球間に絶縁性粒子を混在させた後、複数の鋼球を誘導加熱コイルにて発生される磁束中において撹拌しながら一括して加熱し、さらに誘導加熱コイル2にて発生される磁束の方向と回転軸が一致しないように鋼球1を回転させながら、鋼球1を誘導加熱する。 (もっと読む)


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