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国際特許分類[C21D11/00]の内容

国際特許分類[C21D11/00]に分類される特許

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【課題】温度制御を可能にし、熱処理の条件出しを容易に行なうことを可能にすることにより、過去の生産実績の蓄積が少ない場合や、経験の浅い作業者が熱処理の作業を行なう場合でも、容易にかつ効率よく高周波熱処理を実施することができる高周波熱処理設備を提供する。
【解決手段】高周波熱処理設備は、被処理物を搬送する搬送装置99Bと、搬送装置99Bにより搬送された被処理物を、高周波加熱により加熱して焼入硬化する高周波焼入装置93とを備えている。高周波焼入装置93は、被処理物の温度を調節するための焼入温度制御装置と、加熱された被処理物が冷却されるべきタイミングを調節するための焼入タイミング制御装置と、被処理物を加熱するために焼入用電源から出力される電源出力の推移データと、被処理物が冷却されるタイミングを特定するデータとを記憶する焼入用記憶装置とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】温度制御を可能にし、容易にかつ効率よく焼入を実施することができるとともに、被処理物の広い範囲に所望の熱処理品質を付与することが可能な高周波焼入方法、および高周波焼入設備を提供する。
【解決手段】高周波焼入方法10は、温度制御工程20と、焼入制御工程30とを備えている。温度制御工程20は、温度制御用測温工程23と、温度調節工程24と、加熱工程22とを含んでいる。焼入制御工程30は、被処理物の高温部と低温部との温度が測定される焼入用測温工程35と、冷却タイミング調節工程36と、冷却工程37とを含んでいる。そして、冷却タイミング調節工程36では、高温部における温度履歴が、所望の残留オーステナイト量の上限値以下となる温度履歴の条件を満たし、低温部における温度履歴が、所望の硬度の下限値以上の条件を満たすように加熱時間が調節されて、冷却開始信号が出力される。 (もっと読む)


【課題】温度制御を可能にし、熱処理の条件出しを容易に行なうとともに、被処理物の品質を安定させることが可能な高周波熱処理方法を提供する。また、製造コストが抑制され、かつ品質の安定した高周波熱処理品を提供する。
【解決手段】高周波焼入方法は、被処理物1の表面に、被処理物1が加熱される温度域において被処理物1よりも耐酸化性の高い安定化層が形成される表面安定化工程11と、表面安定化工程11において安定化層が形成された被処理物1が焼入硬化される焼入硬化工程10とを備えている。焼入硬化工程10は、安定化層が形成された被処理物1の温度が調節される温度制御工程20と、加熱された被処理物1が冷却されるべきタイミングが決定されて、被処理物1が冷却される焼入制御工程30とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】粗圧延出側の粗バーの温度が、粗バーの幅方向に不均一に変動している場合においても、製造される熱延鋼板の品質劣化、歩留まりの低下を防止する。
【解決手段】粗圧延機12から搬出された粗バーにおける幅方向の温度分布を検出し、この温度検出した粗バーの幅方向センターからワークサイドについて第1の誘導加熱コイル61を幅方向にシフトさせながら加熱するとともに、当該粗バーの幅方向センターからドライブサイドについて第2の誘導加熱コイル62を幅方向にシフトさせながら加熱する。このとき、検出した温度分布に基づいて、誘導加熱コイル61、62毎に電力とシフト量を演算し、この演算した電力とシフト量に基づいて、各誘導加熱コイル61、62による加熱動作を互いに独立して制御する。 (もっと読む)


ガス、特に空気、または、窒素及び水素から構成される混合物を、連続熱処理ラインに吹き込むことによって冷却する冷却ボックスによって金属ストリップを冷却する方法において、
前記ボックス(4、4a、…4’、4’a、…)が、該ストリップの走行方向(X)に、2m未満の単位寸法(h)を有し、および前記ストリップの走行方向(X)と垂直な方向に、複数の単位吹き込みセクター(4α、4β、4γ、…4aα、4aβ、4aγ、…;4’α、4’β、4’γ、…4’aα、4’aβ、4’aγ、…)に分割されており、
各単位吹き込みセクターは、これらの単位吹き込みセクターの各々の圧力を調節する少なくとも1つのアクチュエータ(6;2)を備えており、
制御/調節システム(R)は、意図されたストリップ冷却曲線Fに対応する、前記吹き込みセクターにおける理論的な長手方向の圧力分布が、冷却曲線Fを修正することなく、前記冷却ゾーン内での前記ストリップと、装置の壁部とのいかなる接触も避けるために、前記吹き込みセクターに対する前記ストリップの位置の変化を考慮に入れるように適応されるように制御する方法である。
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【課題】熱処理の条件出しが容易で、かつ被処理物の所望の部位、たとえば表面から所望の深さにおける硬度を制御することが可能な高周波焼入方法および高周波焼入設備を提供する。
【解決手段】高周波焼入方法10は、温度制御工程20と、焼入制御工程30とを備えている。温度制御工程20は、温度制御用測温工程23と、温度調節工程24と、加熱工程22とを含む。焼入制御工程30は、焼入用測温工程35と、冷却タイミング調節工程36と、冷却工程37とを含む。そして、焼入用測温工程35においては、測定される温度の情報、測温部位と硬度制御部位との位置関係、および被処理物を構成する材料の熱伝導率、比熱、密度に基づき算出される硬度制御部位の温度に基づいて加熱時間が調節されて、冷却開始信号が出力される。 (もっと読む)


【課題】鋼板製造工程の作業条件のばらつきによる製品材質(機械的性質)の目標値からのずれを解消し製品材質を安定化する方法を提供する。
【解決手段】予め過去の操業実績データの解析により、素材鋼成分値及び熱間圧延以降、最終工程側の熱処理に到る各工程の作業条件と製品材質(降伏強さ,引張強さ等)との関係式を求めておき、鋼板を熱処理するに際して、熱処理工程に到るまでの各工程(前工程)の作業実績値と、これから実施する熱処理の加熱温度(設計値)をもとに、前記関係式により製品材質の予測値を算出し、予測値と目標値との差を求めると共に、該予測値と目標値とのずれを解消するのに必要な加熱温度の修正量を算出し、修正再設定された熱処理温度で熱処理する。熱処理に到る前工程の作業実績のばらつきに起因する材質影響の総和が熱処理温度の修正により打消され、製品材質の目標値からのずれが低減解消される。
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【課題】 ブルームやビレットや、スラブなどを分塊圧延または棒鋼線材圧延をするために加熱する加熱炉の休止時と、その後の昇温時に生じる燃料ロスを削減する。
【解決手段】 加熱炉を3時間以上休止する際、休止前の最終被加熱材が加熱ゾーンを抜けた時点でバーナーを全て消火し、前半の加熱ゾーンが750〜850℃に、後半の加熱ゾーンが850〜950℃に低下した時点で、スキッドビームの下部バーナーのみを点火して前半の加熱ゾーンを750〜850℃、後半の加熱ゾーンを850〜950℃に保持し、その後被加熱材を装入して加熱を再開する際、加熱ゾーンが加熱設定温度に達する必要時間を予め見込みその分だけ早めに各上部バーナーを点火することで、前半の加熱ゾーンを加熱設定温度に昇温開始すると共に、被加熱材が後半の加熱ゾーンに到達するタイミングに合わせて後半の加熱ゾーンを加熱設定温度に昇温する。 (もっと読む)


【課題】炉内へのワーク流入状況に拘わらず、安定して効率的に加熱を行うことのできる連続加熱炉を提供する。
【解決手段】連続加熱炉として、炉内3cにおけるワークWの分布状況を検出するワークセンサ5と、その検出されたワークWの分布状況に基づき、炉内3cに存在するワークWのそれぞれについて必要与熱量を求めるとともに、その求められた必要与熱量の総和である総必要与熱量Qtを算出する総必要与熱量算出部6とを備える構成とした。また、こうした連続加熱炉において、総必要与熱量算出部6にって算出された総必要与熱量Qtに基づいてヒータユニット4の出力熱量を制御するヒータ出力熱量制御部7を備えるようにした。 (もっと読む)


【課題】ストリップ蛇行の発生を抑制して歩留を向上させることができるようにする。
【解決手段】過時効帯における将来の板厚及び板幅情報を用いて、板接触部及び板非接触部のロール温度、ストリップ温度、炉内雰囲気温度を予測して計算する予測計算手段と、前記予測計算手段の計算結果に基づいて前記ロールの板接触部及び板非接触部、ストリップ及び炉内雰囲気を加熱装置により加熱する加熱制御手段とを設け、過時効帯における将来の温度推移を予測して、ロール幅方向温度差について評価し、定常・非定常に関係なくロール幅方向温度差が生じないようにする。 (もっと読む)


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