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国際特許分類[C21D11/00]の内容

国際特許分類[C21D11/00]に分類される特許

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【課題】 炉内の被加熱物体の温度をシミュレーションするための計算パラメータを適切に修正することにより、被加熱物体の温度を所望の温度にするための炉の燃焼制御を従来よりも高精度に行うことができるようにする。
【解決手段】 バーナー火炎や燃焼ガスに基づく迷光雑音輝度を実用上無視しえる程度に低減すると共に、予熱帯12の天井面12aからの外乱光に基づく迷光雑音輝度の影響を見積もって、スラブ21自体より発せられる自発光輝度Ib(Ts)を求め、求めた自発光輝度Ib(Ts)に基づいて、スラブ21の表面温度Tsを算出する。そして、数値シミュレーションモデル(熱伝導方程式)における「スラブ21の表面温度に関連するパラメータ(総括熱吸収率φCG)」を、算出したスラブ21の表面温度Tsを用いて修正して、加熱炉10の燃焼制御を行う。 (もっと読む)


【課題】予め候補として設定した複数の制御ゲインの中から最適な制御ゲインを選択して、板温調節部の効率の良い操作量変更量を決定することができ、処理炉出口板温の制御精度を向上させることが可能な、連続熱処理炉における板温制御方法及び装置、コンピュータプログラム並びにコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供すること。
【解決手段】算出された処理炉体出口板温を目標板温に設定するゲイン毎に板温調節部の操作量変更量を算出するステップと、算出された操作量変更量と、処理炉体内における熱収支モデルとから、処理炉体出口における板温の変動を、ゲイン毎に予測算出するステップと、予測算出された処理炉体出口板温と目標板温との温度差と、操作量変更量に基づいて、ゲイン毎に算出された操作量変更量の中から最適な操作量変更量を決定するステップとを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】前材と後材との接合部において点火・消火動作が確実に行われるようにする。
【解決手段】出口板温の目標値を含む生産情報、及び前記検出された実績値に基づいて加熱炉に設定すべき全燃料流量を算出するとともに、現在から将来にわたる板厚、板幅、通板速度とから、現在から将来にわたる板温を予測して、現在加熱炉を通板中の前材の次に加熱する板状体である後材の将来予測板温と、その目標板温とから後材で必要になる燃料流量を予め算出し、前記算出された燃料流量で板状体を加熱する際に、前記点火・消火動作が必要か否かを判定し、点火・消火動作が必要な場合には前記前材と後材とを接合する部分が前記加熱ゾーンを通過するときに点火・消火を行うようにする。 (もっと読む)


【課題】徐冷帯及びこれに続く急冷帯からなる冷却帯において、徐冷帯の冷却能力限界が通板速度を制限する場合、即ち徐冷帯において設定した出側温度に徐冷ができずに急冷帯への入側温度が高くなる場合の鋼板の冷却において、急冷帯に配設された前段の冷却装置の一部を徐冷用として使用することにより、通板速度を上げることを可能にし、生産効率を向上させる。
【解決手段】徐冷帯と急冷帯が各々複数段の冷却装置で構成される冷却帯を配する鋼板連続熱処理設備にて、加熱された鋼板を徐冷帯で徐冷し次いで急冷帯で急冷する鋼板冷却方法であって、徐冷帯だけでは目標の徐冷帯出側板温に冷却できない場合に、急冷帯の前段の冷却装置の一部を徐冷用として使用し、その出側を仮想の徐冷帯出側として板温を制御する鋼板冷却方法。 (もっと読む)


【課題】複数の鋼板を連続して、ブロワにより冷却する冷却帯と、前記冷却帯の後段で前記鋼板を加熱するインダクションヒータとを備えた連続処理ラインにおいて、板温の制御精度を向上させる。
【解決手段】通板条件の変更の有無を判定し、通板条件の変更があると判定された場合に、通板条件の変更前のIH入側板温を演算し、通板条件の変更後のIH入側目標板温を演算し、演算されたIH入側目標板温をIH103への指令値として出力し、演算されたIH入側板温と、演算されたIH入側目標板温とに基づいて、ブロワの回転数指令値を求めて出力する(フィードフォワード制御)。一方、通板条件の変更がないと判定された場合に、IH入側板温を演算し、演算されたIH入側板温と、前回の通板条件変更時に演算されたIH入側目標板温とに基づいて、ブロワの回転数指令値を求めて出力する(フィードバック制御)。 (もっと読む)


【課題】加熱矯正を要する厚鋼板が発生しても、熱処理炉の運用に支障をきたさない、熱処理炉の運用方法を提供する。
【解決手段】高温加熱用熱処理炉と低温加熱用熱処理炉を併用して、厚鋼板を加熱矯正する熱処理を行う際の、厚鋼板の熱処理炉決定方法であって、熱処理炉装入予定在庫量を判定する工程と、加熱矯正温度変更可能種別の選別工程と、加熱矯正温度の変更可能温度を決定する工程と、該変更可能温度と高温加熱用熱処理炉の設定温度との対比工程と、加熱矯正指示温度を変更する工程とからなることを特徴とする厚鋼板の熱処理炉決定方法。 (もっと読む)


【課題】コントローラのパラメータの調整が容易であって、温度の均一制御を図ることができる温度調節器を提供する。
【解決手段】制御対象16の検出温度の差を、温度制御手段の出力側に、フィードバックするフィードバック手段としての干渉化器18を設け、検出温度の差に対応する制御対象16の温度差に起因する高温側から低温側への熱流の流れと同じ方向に、高温側に対応する温度制御手段と低温側に対応する温度制御手段との間で、操作量の流れが生じるようにフィードバックし、これによって、干渉を強めて制御対象16の温度の均一化を促進するようにしている。 (もっと読む)


【課題】 燃焼装置が設けられた複数の燃焼ゾーンに被加熱物を順々に導いて加熱する連続加熱炉において、NOxの発生量を少なくしながら、効率のよい加熱処理が行えるようにする。
【解決手段】 燃焼装置20a〜20dが設けられた複数の燃焼ゾーン10a〜10dに被加熱物1を順々に導いて加熱する連続加熱炉において、炉10内において発生した燃焼排ガスを少なくとも1つの燃焼ゾーンにおける燃焼装置に供給する燃焼排ガス供給手段40を設けると共に、この排ガス供給手段により上記の燃焼装置に供給する燃焼排ガスを制御する制御手段44a〜44dを設けた。 (もっと読む)


【課題】金属ストリップを連続処理設備にて処理する以前の時点で測定された形状指標に基づいて、当該ストリップの蛇行量と生産障害につながる危険率を推定し、予め操業オペレータに提示することで、必要以上に処理能力を損なうことなく可及的に高い生産性を可能にする。
【解決手段】伸び率差等の金属ストリップ形状指標を測定して、幅方向座標の関数で重み付けを行い、更にその左右差を評価する演算を実行して重み付き形状指標左右差を算出する(ステップS203)。重み付き形状指標左右差の統計量から蛇行量を推定するモデルを作成し(ステップS206)、このモデルを用いてストリップが生産障害を発生させる危険率を推定し(ステップS207)、操業オペレータに提示する(ステップS210)。 (もっと読む)


【課題】清浄水を用いる必要が無く、不純物を含む安価な工業用水を用いることができる鋼材の表面温度測定方法及びその装置を提供する。
【解決手段】表面温度測定装置100は、被測温鋼材S表面と対向する位置に配置された放射温度計1と、被測温鋼材Sと放射温度計1との間に光導波路としての水柱Wを形成するための水柱形成手段2と、放射温度計1で検出する放射光Lの波長帯域に対する前記水の透過率を測定する透過率測定手段3と、透過率測定手段3で測定した透過率を用いて放射温度計1の出力値を補正することにより測温値を算出する演算手段4とを備える。透過率測定手段3は、光源34と、放射温度計1の検出波長帯域と同等に設定された検出波長帯域を有する光検出器35とを具備し、光源34から放出された放射光を前記水を介して光検出器35で受光することにより透過率を測定する。 (もっと読む)


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