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国際特許分類[C22C38/22]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理 (53,456) | 合金 (38,126) | 鉄合金,例.合金鋼 (19,815) | クロムを含有するもの (6,130) | モリブデンまたはタングステンを共に含有するもの (146)

国際特許分類[C22C38/22]に分類される特許

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【課題】本発明は、大きな加工ひずみを伴う加工であっても、微細粒組織の粒径を拡大させないニッケルフリー高窒素ステンレス製材料の圧延・抽伸加工方法、微細粒組織の粒径が小さなニッケルフリー高窒素ステンレス製シームレス細管及びその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】結晶粒径が30μm以下の微細粒組織からなるニッケルフリー高窒素ステンレス製材料を、900℃以上1000℃以下の温度で焼鈍してから、室温まで空冷する中間焼鈍工程S11と、前記材料を薄板化又は縮径しながら、伸長させる圧延・抽伸加工工程S12と、1200℃以上1400℃以下の温度に加熱してから、室温まで空冷する最終固溶化処理工程S13と、を有するニッケルフリー高窒素ステンレス製材料の圧延・抽伸加工方法を用いることによって前記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】焼入装置の製作コストを抑制することが可能なリング状部材の熱処理方法およびリング状部材の製造方法を提供する。
【解決手段】リング状部材の熱処理方法は、鋼からなるリング状の成形体10の転走面11に面するように配置され、成形体10を誘導加熱するコイル21を、成形体10の周方向に沿って相対的に回転させることにより、成形体10に、上記鋼がオーステナイト化した環状の加熱領域を形成する工程と、加熱領域全体をM点以下の温度に同時に冷却する工程とを備えている。そして、加熱領域を形成する工程では、転走面11の各領域がA点温度を超える状態と、A点温度未満であって過冷オーステナイト状態が維持される温度の状態とを複数回繰り返すように加熱される。 (もっと読む)


【課題】鉄基混合粉、およびそれを用いた靭性に優れた高強度鉄基焼結体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Cr:0.1〜0.9%、Mo:0.1〜0.9%、Mn:0.1〜0.3%のうちから選ばれた1種また2種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる予合金鋼粉を鉄基粉末とし、該鉄基粉末に合金用粉末として、質量%で、N:2〜15%を含有する組成のマンガン粉末または質量%でN:2〜15%、Fe:40%以下を含む組成のフェロマンガン粉末を、質量%でMn換算で、0.5〜3%となるように混合して粉末冶金用鉄基混合粉とする。なお、さらに合金用粉末として、Cu粉、Ni粉を混合してもよい。この粉末冶金用鉄基混合粉に、黒鉛粉を、鉄基粉末と合金粉末と黒鉛粉との合計量に対する質量%でC換算で、0.1〜1.0%混合したのち、成形体とし、該成形体に焼結処理を行って鉄基焼結体とする。 (もっと読む)


【課題】塩分を含む水と接触する環境下や湿潤と乾燥が繰り返される環境下に置かれても発錆しないような優れた耐食性を有する転動装置を提供する。
【解決手段】リニアガイド装置を構成する案内レール1,スライダ2,及び転動体3のうち少なくとも一つが、炭素の含有量が0.1質量%以上0.35質量%以下、クロムの含有量が12.8質量%以上、モリブデンの含有量が0.45質量%以上5.0質量%以下、窒素の含有量が0.1質量%以上0.5質量%以下であるマルテンサイト系ステンレス鋼で構成されている。このマルテンサイト系ステンレス鋼の孔食指数は、19.1以上とされている。この孔食指数は、マルテンサイト系ステンレス鋼中のクロムの含有量を%Cr、モリブデンの含有量を%Mo、窒素の含有量を%Nとすると、%Cr+3.3×%Mo+16×%Nなる式で算出される数値である。 (もっと読む)


【課題】生産性に優れたCr含有高炭素鋼材の均熱焼鈍処理方法を提供する。
【解決手段】連続鋳造法により鋳造したCr含有高炭素鋼材の鋳片を、一旦室温まで冷却したのち、加熱炉に装入し、加熱炉の炉温制御で、室温から変態温度域の温度までを、60℃/h以下の加熱速度で加熱し、ついで、該変態温度域の温度で2h以上等温保持し、ついで該変態温度域の温度から均熱温度までの温度域を、60℃/h以上でかつ、前記前段加熱における加熱速度に比べ20℃/h以上大きい加熱速度で加熱する。これにより、多大の設備投資を行うことなく、Cr含有高炭素鋼材の鋳片の均熱焼鈍処理時間を大幅に短縮でき、巨大な炭化物を実質的に無害化し、さらに、鋳片割れ、表面割れなどの疵や、とくに製品(鋼材)における疵発生が軽減または防止でき、鋳片の手入れ等の簡素化が図れるとともに、歩留りが向上し、さらに生産性が向上する。 (もっと読む)


【課題】生産性に優れたCr含有高炭素鋼材の均熱焼鈍処理方法を提供する。
【解決手段】連続鋳造法により鋳造したCr含有高炭素鋼材の鋳片を、室温まで冷却することなく、鋳片の外表面温度TSと中心部温度TCを、Ar1b温度以下でかつ450℃以上として、炉温BTがAc1b温度以上でかつAc1e温度以下の変態温度域の温度に保持された加熱炉に装入し、該炉温BTでH時間以上等温保持したのち、炉温制御で、S℃/h以上の加熱速度で、好ましくは1200〜1250℃の均熱温度まで加熱し、好ましくは1〜20h保持する。√((BT−Ac1b)×(Ac1e−BT)×(TC−TS)×S/H)≦700‥‥(1)の関係を満足するように調整する。これにより、多大の設備投資を行うことなく、鋳片の均熱焼鈍処理時間を大幅に短縮でき、巨大な炭化物を実質的に無害化し、鋳片割れ、表面割れなどの疵が防止でき、鋳片の手入れ等の簡素化が図れる。 (もっと読む)


【課題】生産性に優れたCr含有高炭素鋼材の均熱焼鈍処理方法を提供する。
【解決手段】連続鋳造終了後の鋳片を室温まで冷却することなく、該鋳片の外表面温度および中心部温度をともに450℃以上でかつ冷却に伴う熱膨張が収縮から膨張に転じる温度以下に調整し、炉温を、鋳片の加熱に伴う熱膨張が膨張から収縮に転じる温度(Ac1b温度)以上でかつ加熱に伴う熱膨張が収縮から膨張に転じる温度(Ac1e温度)以下の範囲の温度に保持した加熱炉に装入し、該Ac1b温度〜Ac1e温度の範囲の温度で2h以上保持した後、炉温制御で60℃/h以上の加熱速度で、所定の均熱温度まで昇温し、該温度で所定時間保持する。なお、鋳片の外表面温度と中心部温度との差は、150℃以下に調整することが好ましい。これにより、多大の設備投資を行うことなく、Cr含有高炭素鋼材の均熱焼鈍処理時間を大幅に短縮でき、巨大な炭化物を実質的に無害化し、さらに、鋳片割れ、表面割れ等の疵発生を軽減または防止でき、生産性が顕著に向上する。 (もっと読む)


【課題】逆V偏析の濃度を低くできるようにした鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】組成成分として、C:0.4〜1.0質量%、Si:0.8質量%以下、Mn:0.2〜1.2質量%、Al:0.25質量%以下、Mo:0.4質量%以下、S:0.04質量%以下、P:0.03質量%以下、Cr:1.5質量%以下、をそれぞれ含有し、残部はFe及び不可避不純物である鋼材を製造するに際し、溶鋼3を鋳型1に注入して鋼塊を鋳造する工程、を含み、鋼塊を鋳造する工程では、鋳型1への溶鋼3の注入が完了し、溶鋼3の凝固シェル4の厚さdが50mmを超えた時点から、鋳型1に注入された溶鋼3のうちの少なくとも90%以上が凝固するまでの間、溶鋼3を電磁攪拌で攪拌する。 (もっと読む)


【課題】ロッド本体部の強度に優れ、軽量化に適したコンロッドの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明によるコンロッドの製造方法は、0.1wt%以上0.45wt%以下の炭素を含む鋼から形成されたワークピースを用意する準備工程S1と、ワークピースに対して0.8%以上のカーボンポテンシャルを有する雰囲気下での複数回の浸炭処理を含む熱処理を行う熱処理工程S3およびS4と、ロッド本体部表面の少なくとも一部における最大谷深さが所定の値よりも小さくなるようにワークピースの表面を平滑化する表面平滑化工程S5とを包含し、表面平滑化工程S5は、バレル研磨工程を含む。 (もっと読む)


【課題】優れた靱性を有し且つ潤滑剤に水や固体異物が混入するような環境下で使用されても長寿命であるとともに安価な転がり軸受を提供する。
【解決手段】円筒ころ軸受10の外輪2は、炭素の含有量が0.6質量%以上である高炭素鋼で構成されており、高周波焼入れ処理を含む熱処理により焼入れが施されてなる硬化層が、軌道面2aを含む外輪2の表面に形成されているとともに、焼入れが施されていない非焼入れ部が芯部に形成されている。また、軌道面2aの表面硬さがHv651以上であり、前記芯部の硬さがHv500以下である。さらに、軌道面2aの残留オーステナイト量が12体積%以上40体積%以下である。さらに、軌道面2aの有効硬化層深さY0が0.07×Dw<Y0<0.07×Dw+5なる式を満足する。さらに、極値統計法により推定した非金属介在物の最大径が35μm以下である。 (もっと読む)


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