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国際特許分類[C22F1/06]の内容

国際特許分類[C22F1/06]に分類される特許

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【課題】塑性加工材の素材に適した広幅材や長尺材、種々の大きさの塑性加工材を生産性良く製造可能なマグネシウム合金材を提供する。
【解決手段】このマグネシウム合金材は、マグネシウム合金からなる複数の合金片(代表的には合金板材)が接合されてなり、各合金片の室温での引張強さ:165MPa以上、室温でのビッカース硬度Hv:55以上であり、上記マグネシウム合金から構成される接合領域のビッカース硬度Hvが合金片のビッカース硬度Hvと同等以上である。接合領域が合金片と同等以上の硬度を有することで、マグネシウム合金材において接合領域が機械的弱点となり難く、このマグネシウム合金材は、一様な組成で形成された広幅材、長尺材と同様に取り扱え、塑性加工材の素材に好適に利用できる。合金片は、双ロール連続鋳造法により製造した鋳造材に複数パスの圧延を施した圧延材、接合には、摩擦撹拌接合が好適に利用できる。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れるマグネシウム合金板材を提供する。
【解決手段】A1を7.3質量%〜16質量%含有するマグネシウム合金からなるマグネシウム合金板材であり、この板材全体のAlの含有量をx質量%とするとき、Alの含有量が0.8x質量%以上1.2x質量%以下の領域が50面積%以上、Alの含有量が1.4x質量%以上の領域が17.5面積%以下、かつAlの含有量が4.2質量%以下の領域が実質的に存在しない。このマグネシウム合金板材は、Al濃度のばらつきが小さく、Alの含有量が極端に少ない領域が少ないことで、局所的な腐食の発生や、この腐食の進行を効果的に防止できる。従って、このマグネシウム合金板材は、全体のAlの含有量が同じであるダイカスト材に比較して耐食性に優れる。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れるマグネシウム合金材を提供する。
【解決手段】A1を7.3質量%〜16質量%含有するマグネシウム合金からなるマグネシウム合金材、代表的には長尺な板材を巻き取ったコイル材である。このマグネシウム合金材全体のAlの含有量をx質量%とするとき、Alの含有量が0.8x質量%以上1.2x質量%以下の領域が50面積%以上、Alの含有量が1.4x質量%以上の領域が17.5面積%以下、かつAlの含有量が4.2質量%以下の領域が実質的に存在しない。このマグネシウム合金材は、Al濃度のばらつきが小さく、Alの含有量が極端に少ない領域が少ないことで、局所的な腐食の発生や、この腐食の進行を効果的に防止できる。従って、このマグネシウム合金材は、全体のAlの含有量が同じであるダイカスト材に比較して耐食性に優れる。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れるマグネシウム合金材を提供する。
【解決手段】A1を7.3質量%〜16質量%含有するマグネシウム合金からなるマグネシウム合金材、代表的にはダイカスト材に溶体化処理を施してなるものである。このマグネシウム合金材の表面側領域は、その断面においてAlやMgを含む金属間化合物の合計面積が3面積%以下である。また、このマグネシウム合金材全体のAlの含有量をx質量%とするとき、Alの含有量が0.8x質量%以上1.2x質量%以下の領域が50面積%以上、Alの含有量が1.4x質量%以上の領域が17.5面積%以下、かつAlの含有量が4.2質量%以下の領域が実質的に存在しない。このマグネシウム合金材は、Al濃度のばらつきが小さく、Alの含有量が極端に少ない領域が少ないことで、局所的な腐食の発生や進行を効果的に防止でき、全体のAlの含有量が同じであるダイカスト材に比較して耐食性に優れる。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】本発明は、溶湯表面に安定した保護被膜を形成することで大気中あるいは一般の不活性雰囲気下でも溶解や鋳造が可能となり、発火抵抗性に極めて優れていてチップの自然発火を抑制できるのみならず、優れた強度と軟性を併せ持つマグネシウム合金に関する。本発明に係るマグネシウム合金は、7.0重量%〜11.0重量%のAlと、0.05重量%〜2.0重量%のCaと、0.05重量%〜2.0重量%のYと、0重量%超過6重量%以下のZnと、残部としてのMg、及びその他不可避な不純物とを含み、前記CaとYとの合計含量は、前記マグネシウム合金の全重量に対して0.1重量%以上2.5重量%未満であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】制振性に優れ、高強度な制振用マグネシウム合金、及び制振材を提供する。
【解決手段】このマグネシウム合金は、Znを0.01質量%以上6質量%以下含有し、残部がMg及び不可避的不純物からなり、Y,La,及びZrのいずれの元素も実質的に含有しない。特定の元素を含有すると共に、特定の元素を実質的に含有しないことで、このマグネシウム合金は、内部摩擦が小さく制振性に優れる上に、ビッカース硬さが高く高硬度であり、強度にも優れる。Siを0.01質量%以上4質量%以下含有すると、更に、制振性を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】平坦性及び塑性加工性に優れるマグネシウム(Mg)合金コイル材、及びその製造方法、このコイル材を用いたマグネシウム合金部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Mg合金からなる板状材が円筒状に巻き取られたコイル材であり、その内径が1000mm以下である。このコイル材は、曲げ半径が小さい曲げが加えられた状態でありながら平坦性に優れる。上記板状材の残留応力が30MPa超であり、圧延時に導入された歪みが十分に存在して、塑性加工性に優れる。このコイル材は、Mg合金からなる連続鋳造材に圧延を施した圧延板に矯正加工を施し、得られた加工板を円筒状に巻き取ることで製造される。矯正加工は、圧延板に30MPa〜150MPaの張力を加えた状態で冷間で行う。冷間加工により巻き癖がつき難く、上記歪みが十分に存在し、かつ張力を加えることで割れなどがなく、平坦性・表面性状・塑性加工性に優れるコイル材が得られる。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金に匹敵する常温成形性を有し、優れた強度を示すマグネシウム合金板材、その作製方法及びその部材を提供する。
【解決手段】Zn添加量を、2.61〜6.20mass%に限定し、Caを0.01〜0.9mass%添加し、もしくはCaとSrを、Ca濃度を0.01〜0.9mass%に限定した上で、CaとSrの総量が0.01〜1.5mass%になるように添加し、必要に応じて、0.01〜0.7mass%のZr及び/又はMnを添加した合金を、試料表面温度150〜450℃以下で圧延し、焼鈍を行うことにより、エリクセン値7.0以上、TD方向の降伏応力90MPa以上の易成形性マグネシウム合金板材、及びその部材を作製する。
【効果】デジタルカメラ・ノートパソコン・PDA等の家電製品プレス成形体に安価なマグネシウム合金を積極的に適用することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】表面性状に優れるマグネシウム合金鋳造板およびその製造方法ならびにマグネシウム合金板を提供する。
【解決手段】質量%で、Mn:0.1〜0.4%、Al:0.5〜2.7%を含有し、さらにSr、Ca、REの1種以上を含有し、かつ、Al、Mn、Ca、Sr、REの合計質量%が1.0〜3.2%の範囲内にあり、残部がMgおよび不可避不純物からなる組成を有し、EPMA面分析におけるセル境界上のAl検出量の値が40以下であるマグネシウム合金鋳造板とし、このマグネシウム合金鋳造板を製造する際、上記成分のマグネシウム合金溶湯から溶湯直接圧延により厚み2.5〜10mmの帯状板に圧延し、このマグネシウム合金鋳造板を熱間圧延または熱間および温間圧延してマグネシウム合金板とする。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れるマグネシウム合金板を提供する。
【解決手段】マグネシウム合金板は、板中に添加元素(例えば、Al)及びMgを含む金属間化合物(代表例、Mg17Al12)の粒子が分散して存在しており、板表面のXRD分析における金属間化合物の主回折面(4,1,1)回折強度をMg合金相のc面(0,0,2)回折強度で除した比率が0.040以上である。この比率は、0.055以上であることがより好ましく、0.060以上であることが更により好ましい。このマグネシウム合金板は、優れた耐食性を有し、塩水噴霧試験96時間後の腐食減量が0.25mg/cm2以下を実現することができる。 (もっと読む)


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