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国際特許分類[C23C12/00]の内容

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【課題】エンジン部品の表面に耐磨耗性に優れた合金層をコーティングし、部品寿命を向上させる表面硬化方法を提案する。
【解決手段】内燃機関用鋳鉄製シリンダヘッドのバルブシート部の表面硬化方法において、乾燥させた内燃機関用鋳鉄製シリンダヘッド15のバルブシート部19の塗膜の上に、黒鉛粉末をシンナー等の溶剤で希釈した吸収剤10を塗布被覆し、レーザあるいは電子ビームの照射時に、MC系炭化物を焼結し、金属粉末の鋳鉄母材への拡散を促進させることにより、前記バルブシート部19に合金層21を形成する。 (もっと読む)


【課題】{200}面がより高集積化されており、さらに、高い電気抵抗が付与されたFe系金属板を効率的に製造する方法を提供する。
【解決手段】α−γ変態成分系のFe系金属よりなり、加工組織を有する母材金属板を準備し、その片面あるいは両面にフェライト生成元素を付着する工程と、フェライト生成元素の付着した母材金属板を、キューリー温度以下では磁場を印加させながら母材のA点まで加熱して、母材金属板内のフェライト生成元素を拡散させ、合金化させる工程と、母材金属板をA点以上1300℃以下の温度に加熱、保持して、フェライト生成元素の拡散によって合金化されたα−Fe相の{200}面集積度を増加させるとともに{222}面集積度を低下させる工程とよりなる、Fe系金属板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】{110}面または{222}面がより高集積化されており、さらに、高い磁気特性や加工性が付与されたFe系金属板を効率的に製造する方法を提供する。
【解決手段】C:0.8%未満を含有し、α−γ変態成分系のFe系金属よりなる鋳片を熱間圧延し、さらに、圧下率が20%以上95%以下で冷間圧延して、母材金属板を製造し、該母材金属板の表面にα生成元素を付着し、この母材金属板を母材金属のA3点まで加熱して、母材金属板内にα生成元素を拡散させ、合金化させ、母材金属板をA3点以上1300℃以下の温度に加熱、保持して、α生成元素の拡散によって合金化されたα−Fe相の{110}または{222}面集積度をさらに増加させ、その後母材金属板をA3点未満の温度へ冷却し、母材金属板の{110}または{222}面集積度が30%〜95%となるようにするFe系金属板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】拡散剤である拡散元素の拡散量が十分でなく、かつ処理剤の寿命も短く、処理浴が経時変化して硬化層形成にバラツキを生じる等の従来の鉄合金材料の表面処理方法における問題点を解決すること。
【解決手段】鉄合金材料(被処理材)の表面に、予備窒化処理を実施後、拡散処理を実施して表面硬化層を形成する表面処理方法。鉄合金材料の表面に、窒化処理を実施した後、本窒化した被処理材を、400〜700℃の溶融塩中に加熱保持し、周期表第4〜6周期の4〜7族元素などの一種または二種以上の元素の窒化物あるいは炭窒化物からなる表面硬化層を被処理材に形成する。 (もっと読む)


【課題】安価な酸化鉄を原料として得ることが可能な、ベアリングボールとして好適な中空鋼ボール、およびその製造方法、ならびにそれを用いたベアリングボールを提供する。
【解決手段】有機物質からなる球形の芯材の表面に酸化鉄を塗布した後、これを加熱して芯材を消失させかつ酸化鉄を還元し、得られた中空鉄ボールに浸炭処理を施してCを0.1〜2.0質量%含有する中空鋼ボールを製造する。 (もっと読む)


【課題】被処理物の表面に金属化合物層を短時間で安定的に形成できるとともに、溶融塩処理法の大きな欠点である生産性の悪さを改善し、しかも装置のメンテナンスも容易になる金属の表面処理方法を提供する。
【解決手段】溶融塩10中に金属製のワーク9を存在させてワーク9の表面に金属化合物層を形成させる金属の表面処理方法であって、加熱溶融により上記溶融塩10となる固体状の処理剤8とワーク9を容器7に収容する工程と、上記容器7に収容された処理剤8とワーク9を加熱する工程とを備え、上記固体状の処理剤8がワーク9の周囲を包囲するよう容器7に収容された状態で、上記処理剤8とワーク9を大気から遮断して加熱し、上記大気から遮断された加熱によって処理剤8が溶融した液状の溶融塩10にワーク9を接触させて反応を生じさせることにより、ワーク9の表面に金属化合物層を形成する。 (もっと読む)


【課題】鉄(Fe)、チタン(Ti)およびリン(P)からなる鉄含有リン化チタン層を有し、基材の少なくとも一部の表面に形成されて優れた耐食性または導電性を発現する耐食導電性皮膜を提供する。
【解決手段】純チタン(JIS1種)からなるチタン基板(チタン系基材)を、リン酸ナトリウム(Na3PO4)、無水ホウ酸(B2O3)およびリン酸三カルシウム(Ca3(PO4)2)の混合塩からなる溶融塩(処理材)に浸漬処理の後、そのチタン基板を1000℃の窒素ガス(N2>99.999%)の気流中に2時間おいてガス窒化処理を行ない(窒化工程)得た耐食導電性皮膜。 (もっと読む)


【課題】鋼材表面に密着性の高いクロム窒化物を主体とする窒素化合物層を形成させることによって、優れた耐摩耗性や耐熱性を有することになる鋼材の表面処理方法を提供する。
【解決手段】溶融塩中に鋼材を浸漬する鋼材の表面処理方法であって、窒化された鋼材をクロムを含む溶融塩に浸漬中、上記溶融塩の液面近傍に上記液面を大気と遮断するための不活性ガス層を形成し、表層部にクロム窒化物を形成させる。これにより、溶融塩中の成分と酸素分や水分との反応を実質的に防止し、溶融塩中の拡散成分の安定化を図り、被処理品の表面部に優れた性質を有する処理層である化合物層を形成させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】Ti−Al系合金の耐高温酸化性を量産に適した方法で向上させるための表面処理方法およびTi−Al系合金を提供する。
【解決手段】Alを15原子%以上55原子%以下含有するTi−Al系合金基材をフッ素源ガスを含むガス雰囲気中に加熱保持してその表面に0.1μm以上10μm以下の厚さのフッ素濃化層を形成させ、かつそのフッ素濃化層中のFの最高濃度を2原子%以上35原子%以下とすることで、高温酸化雰囲気に曝された際にTi−Al系合金基材表面が酸素透過性の極めて低いAl皮膜で覆われることにより、優れた耐高温酸化性を示す。軽量で高温強度の高いTi−Al系合金の最大の欠点である耐高温酸化性の低さを向上させることが量産に適した方法で実施できることによって、例えば過吸気用タービンホイールやエンジンバルブ、ガスタービンのタービンブレード等へ好適に利用できる。 (もっと読む)


【課題】オーステナイト系ステンレス鋼を基材とする装飾部材において、高い表面硬度を有し、しかも優れた表面平滑性、耐傷性、および耐食性を有する装飾部材とその製造方法を提供すること。
【解決手段】基材であるオーステナイト系ステンレス鋼の表面上層が貴金属の合金層、表面下層が基材と窒素が拡散した合金層にすることにより達成することを見出し、その構成を実現するための表面処理方法として、基材表面に貴金属薄膜を形成する工程と、次に貴金属薄膜を形成した基材を雰囲気炉中に配置し不動態化膜を還元する工程と、さらに窒素を拡散させる工程により目的のオーステナイト系ステンレス鋼装飾部材を提供するものである。 (もっと読む)


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