説明

国際特許分類[C23C8/48]の内容

国際特許分類[C23C8/48]の下位に属する分類

国際特許分類[C23C8/48]に分類される特許

1 - 9 / 9


【課題】低粘度油潤滑などの過酷な条件下でも耐摩耗性、寸法安定性に優れた保持器を備えるスラストころ軸受を提供する。
【解決手段】スラストころ軸受10は、570℃〜630℃の塩浴窒化処理によって、レイヤー状の化合物層34が形成されると共に、オーステナイト層を介することなく化合物層34と拡散層35が連続して形成された保持器13を備える。 (もっと読む)


【課題】高弾性材料と金属材料によりトルク伝達面を構成した建設機械の軸継手において、使用時間の経過に伴うトルク伝達面の磨耗量を減少させることが可能なものを提供する。
【解決手段】金属側のトルク伝達面5bまたは8gに、二硫化モリブデン、グラファイト、フッ化カルシウムまたは二酸化ケイ素でなる固体潤滑被膜を設ける。また、より好ましくは、金属側トルク伝達面5bまたは8gに、塩浴窒化、ガス軟窒化、窒化、焼入れ焼戻し、高周波焼入れ、浸炭焼入れまたは浸炭窒化による表面硬化層を形成し、表面硬化層上に固体潤滑被膜を設ける。また、より好ましくは、表面硬化層をリン酸マンガン処理やサンドブラスト等により粗面化してその後に固体潤滑被膜を設ける。 (もっと読む)


【課題】硬さが50HRC以上となるように熱処理を行なった後に窒化処理を施して表面硬化させる転造ダイスの製造方法において、転造加工歯の欠損を抑制しつつショットピーニングで白層を適切に除去できるようにする。
【解決手段】表面硬さが1150HV以上となるように窒化処理を行なった後、粒径が20〜90μmの球状で比重が13.8以上、硬さが1400HV以上の超硬合金ショットを用いて、0.2〜0.8MPaの範囲内の投射圧、1秒〜120秒の範囲内の投射時間でショットピーニングが施されることにより、転造加工歯16の欠損を抑制しつつ、窒化処理で生じた白層が適切に除去されるとともに、表面硬さが1300HV以上、圧縮残留応力が600MPa以上とされるため、優れた耐摩耗性や耐疲労強度が得られ、白層が除去されることと相まって耐久性が向上するとともに、転造速度を速くして高能率加工を行なうことが可能となる。 (もっと読む)


【課題】精度が良く、耐摩耗性に優れ、寿命の長いハニカム体成形用金型の製造方法を提供すること。
【解決手段】材料を供給するための供給穴と、供給穴に連通し材料をハニカム形状に成形するための多角形格子状のスリット溝3とを有するハニカム体成形用金型1を製造する方法である。金型の穴成形面11に供給穴を形成する穴加工工程と、金型の穴成形面11の反対側の面である溝成形面12にスリット溝3を形成する溝加工工程と、金型を焼き入れ処理した後、焼き戻し処理する熱処理工程と、金型の表面硬度を高める表面硬化処理工程とを有する。表面硬化処理工程では、金型の材質の相変態温度以下であり、かつ、焼き戻し処理の処理温度以下の温度で窒化処理を行い、金型の表面に窒化層を形成することにより、金型の表面硬度を800〜1000HVとする。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れた高耐食性部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼製の基材と、基材の表面の少なくとも一部に被覆された中間層と、中間層の表面の少なくとも一部に被覆された非晶質炭素膜と、を備える高耐食性部材は、少なくとも基材の表面の温度が450℃以下の低温で、中間層および非晶質炭素膜が形成されてなる。
表層部が窒化処理されたステンレス鋼製の基材と、基材の表層部の表面の少なくとも一部に被覆された非晶質炭素膜と、を備える高耐食性部材は、少なくとも基材の表面の温度が450℃以下の低温で、窒化処理および非晶質炭素膜の形成が行われてなる。
上記の高耐食性部材は、製造工程において、ステンレス鋼製の基材の表面が、高温(>450℃)に曝されない。そのため、基材の耐食性は、元のステンレス鋼の耐食性と同等に保たれる。 (もっと読む)


非シアン系塩を利用して行う金属の塩浴窒化方法及びその方法で製造された金属に係り、塩浴中に塩を入れる段階、非シアン系塩を溶融させて一定温度に維持させる段階、及び溶融された非シアン系塩内で金属を窒化させる段階を含むところにその技術的な特徴がある。これにより、従来の環境汚染問題及び処理費用問題を解決し、併せて、金属の窒化深さを従来の窒化方法で窒化処理された鋼より2倍ないし6倍に増大させることができ、金属の内部まで窒化させることができ、金属の硬度及び引張り強度を向上させ、軽量高強度の自動車部品及び各種構造材などさまざまな分野に適用可能である。
(もっと読む)


通常の表面処理法または表面コーティング法を利用して、被覆体をもつ基材にチタンおよび窒化物を拡散する方法である。この方法では、被覆体をもつ基材を用意し、
二酸化ナトリウム、およびシアン酸ナトリウムおよびシアン酸カリウムからなる群から選択した塩を有する塩浴を用意し、
チタン化合物の電解によって形成した金属チタンを上記塩浴に分散し、
約430℃〜約670℃の範囲にある温度に塩浴を加熱し、そして
約10分間〜約24時間の範囲にある時間被覆処理基材を塩浴に浸漬することからなる。あるいは、被覆体をもたない基材にチタンおよび窒化物を拡散してもよい。処理した基材は、さらに、通常の表面処理法または表面コーティング法を利用して処理してもよい。 (もっと読む)


明細書に記載する、通常、鉄を基礎とする金属構造の表面に拡散表面層の形成をすることが可能な方法及び装置であって、第1流動床加熱炉(10’)での第1段階(80)において、窒化又は炭窒化した内側ゾーン及び多孔率がかなり自由な白層(84)を形成するために窒素が拡散されて、金属構造(86)の表面(85)から内側に延びるように拡散ゾーン(83)が形成され、構造(86)の表面(85)の任意の表面酸化物の形成を防止するか除去するために第1段階(80)で形成された構造を処理し、第1段階(80)とは別の第2段階(81)において、不活性雰囲気下で動作すると共に不活性ガス又は複数の不活性ガスによって流動化した流動床加熱炉(10)内に処理した構造(86)を保持し、流動床加熱炉(10)内の構造(86)はハロゲン化物ガス及び微粒子金属又は金属合金の存在下で処理される。 (もっと読む)


【課題】窒化層が保有する高い硬度と優れた耐摩耗性を発揮させる複合層被覆部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】複合層被覆部材10は、金属製基材11と、この金属製基材11の表面に形成された表面のAl濃度が12〜28質量%のAl拡散層12と、このAl拡散層12に含まれるアルミニウムを窒化させて形成されたAlN層13とを備えてなる。Al拡散層12は、粉末法により形成され、AlN層13は、Al拡散層12を窒化処理することにより形成される。 (もっと読む)


1 - 9 / 9