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国際特許分類[C23C8/50]の内容

国際特許分類[C23C8/50]に分類される特許

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【課題】必ずしも鋼中に高濃度のCおよび合金元素を含有させることなく、冷間加工性および最終部品強度を兼備し、さらには高温使用環境における強度にも優れた部品が得られる機械構造用鉄系材料を製造するための方法について提案する。
【解決手段】鉄系素材の少なくとも一部に700℃以上の温度にて窒化処理を施し、該窒化処理部分にN:3at%以上8at%未満を含有させた後、500℃以下Ms点以上の温度域まで1℃/s以上の速度で冷却し、その後Ms点以上500℃以下の温度域に10min以上保持してHV650以上の硬質相を、前記窒化処理部分に形成する。 (もっと読む)


【課題】高合金工具鋼からなる被処理材を窒化処理した後の断面硬さ分布の予測システム及びこれを組み込んだ窒化処理装置の提供。
【解決手段】予測システムは、被処理材の合金組成の外部入力を受けて、所定の窒化物生成元素の各々について、標準被処理材の基準合金組成との質量%差を求め、標準被処理材を所定の窒化処理条件で窒化処理した後の断面の窒素分布である標準断面窒素分布を補正断面窒素分布に補正し窒化物量分布を計算する(補正計算部S1)と、補正断面窒素分布についての窒化物量分布から断面硬さ分布を求める(硬さ変換部S2)と、を含む。 (もっと読む)


【課題】
鋼中に高濃度のCおよび合金元素を必ずしも含有させることなく、冷間加工性と最終部品強度を兼備し、更には高温使用環境における強度特性にも優れた機械部品が得られる機械構造用鉄系材料の提供。
【解決手段】
C:0.1mass%以上1.5mass%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鉄形材料を窒化して、その一部または全体に、N:(8−[C])at%以上(11−[C])at%以下を含有し(ただし、[C]は材料中のC含有量(at%))、硬さがHv700以上の硬質相を有する鉄系材料とする。 (もっと読む)


【課題】薄板状軸受部材の窒化処理方法として、薄板状軸受部材に反りやシミなどが生じる不良品の発生率を効果的に低減できる方法を提供する。
【解決手段】複数の薄板状軸受部材を、互いに接触せず、板面が水平面以外の面に沿った配置となり、所定範囲で可動な状態に支持する治具を用意する。この治具に複数の薄板状軸受部材を保持した状態で、脱脂工程、バリ取り工程、清浄化工程、570〜650℃での窒化工程、冷却工程、洗浄工程、乾燥工程をこの順に行う。窒化工程後の冷却工程を、大気圧下で、シアンイオン濃度が0.02mol/ l以上で、温度が50〜60℃に保持されたシアン化合物水溶液に浸漬することで行う。 (もっと読む)


【課題】ギヤ歯面等の複雑な形状物(例えば機械構造部品)に対しても均一に窒素化合物層を残存させることを担保すると共に微細マルテンサイトの形成を担保することにより、高周波焼き入れ後に当該複雑な形状物に対して、優れた面圧強度、耐摩耗性、曲げ疲労強度等の機械的強度を付与可能な手段の提供。
【解決手段】鉄鋼材料に対して窒化処理と高周波焼入れ処理との組み合わせ複合熱処理を施す方法において、窒化処理後の高周波焼入れ処理前に、窒化処理により鉄鋼に形成された窒素化合物層上のその表層側に厚みとして0.1〜5μmの酸化層を600℃以下で生成させる処理工程を更に含むことに加え、硬度HV550以上かつ1μm以上の窒素化合物層を鉄鋼材料の表層に残存させる条件にて高周波焼入れ処理を実施することを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】拡散剤である拡散元素の拡散量が十分でなく、かつ処理剤の寿命も短く、処理浴が経時変化して硬化層形成にバラツキを生じる等の従来の鉄合金材料の表面処理方法における問題点を解決すること。
【解決手段】鉄合金材料(被処理材)の表面に、予備窒化処理を実施後、拡散処理を実施して表面硬化層を形成する表面処理方法。鉄合金材料の表面に、窒化処理を実施した後、本窒化した被処理材を、400〜700℃の溶融塩中に加熱保持し、周期表第4〜6周期の4〜7族元素などの一種または二種以上の元素の窒化物あるいは炭窒化物からなる表面硬化層を被処理材に形成する。 (もっと読む)


【課題】
鋼中に高濃度のCおよび合金元素を必ずしも含有させることなく、冷間加工性と強度を兼備し、更には高温使用環境における強度特性にも優れた機械部品が製造可能な、機械構造用材料を提供する。
【解決手段】
Feおよび不可避的不純物からなる鉄形材料を窒化して、その一部または全体に、N:8at%以上11at%以下含有し、硬さがHv700以上の硬質相を有する鉄系材料とする。 (もっと読む)


【課題】圧強度、耐摩耗性、曲げ疲労強度等の機械的強度により優れた機械構造用部品の表面硬化処理技術を提供する。
【解決手段】鉄鋼部材の表面に硬質窒化物層が形成され、さらにその上層として、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、W、Mo及びAlからなる群の中から選択される少なくとも1種の元素を含有するセラミック前駆体層を形成し、焼き入れ処理を施すことにより、金属酸化物を含む無機化合物層が形成されたことを特徴とする焼入れ鉄鋼部材。 (もっと読む)


【課題】傷がよく生じなくて耐摩耗性及び耐食性に優れて、色相が美麗で装飾性に優れるだけでなく、使用後素材および部品を再処理することが可能で再使用することができ、省資源が可能で製造費用を低減することができる高耐食性及び高硬度のカラーオーステナイト系ステンレス鋼材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】オーステナイト系ステンレス鋼で製造された素材や部品を窒化熱処理及び表面加工工程を経た後、酸化処理を実施して優れた耐食性、高い表面硬度及び多様なカラーを有する高耐食性及び高硬度のカラーオーステナイト系ステンレス鋼材。 (もっと読む)


本開示は、改良された磨耗表面を有するピンジョイントアセンブリのためのピンジョイントコンポーネントに対する。特には、スラストリング、へり、およびその他の近接する磨耗コンポーネントと接合するピンジョイントコンポーネントの部分に対する。ピンジョイントコンポーネントは、素材をピンジョイントコンポーネントの磨耗表面から除去し、被覆素材に置き換えることで形成される第1の処理領域を備える。この操作の前に、第2の処理領域が、第1の処理領域と異なるピンジョイントコンポーネントの部分から素材を除去し、その上に窒化処理を施すことにより形成される。
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