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国際特許分類[C25B13/08]の内容

国際特許分類[C25B13/08]に分類される特許

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【課題】一定品質かつ高プロトン伝導度の固体電解質フイルムを大量に生産する。
【解決手段】固体電解質の前駆体を含むドープを調整する。流延ダイから走行する流延バンドにドープを流延する。流延膜が流延バンド上に形成する。流延膜を流延バンドから前駆体フイルム65として剥がす。前駆体フイルム65は第1液300に浸漬され、プロトン置換が行われる。プロトン置換により、前駆体フイルム65は水素置換フイルム68となる。水素置換フイルム68を第2液301に浸漬したまま、電極120と電極121との間に電圧を印加することにより水素置換フイルム68に通電することができる。通電処理後の水素置換フイルム68を水洗する。乾燥室85で、水素置換フイルム68を乾燥し、フイルム72を得る。 (もっと読む)


【課題】 電解槽等での膜の破損や変形が起こりにくい、寸法安定性に優れる芳香族炭化水素系の高分子電解質膜を提供する。
【解決手段】 芳香族炭化水素系の高分子電解質膜であって、熱機械分析装置を用い窒素気流下25℃で30分間乾燥した後、5℃/分の速度で350℃まで加熱したときの寸法変化率曲線において、150〜200℃における傾きで表される線膨張係数が−55〜50μm・m−1・℃−1の範囲である高分子電解質膜であり、線膨張係数が、−50〜10μm・m−1・℃−1の範囲で、高分子電解質が、ポリアリーレンエーテル構造及び/又はポリアリーレンスルフィド構造を含む高分子電解質膜であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、イオン伝導性、寸法安定性にすぐれ、特に加工性が良好な特性を示すイオン伝導膜を提供可能な新規高分子材料を得ること。
【解決手段】分子鎖内に下記の一般式(1)及び一般式(2)で示される構成単位を有するスルホン酸基含有ポリアリーレンエーテル系化合物。
【化1】


【化2】


(ただし、Xは水素又は1価のカチオン種、Yはスルホン基又はケトン基、Zはスルホン基、ケトン、直接結合のいずれか、Vは水素又はフッ素、m、nは2以上の整数から選ばれる任意の数を示す。Vがフッ素の場合、Zは酸素であってもよい。) (もっと読む)


【解決手段】(A)高分子の主鎖骨格が、
−(Rf−O)q
(Rfはパーフルオロアルキレン基、qは1〜500。)
で示される1分子中にアルケニル基を2個以上含有するアルケニル基含有パーフルオロポリエーテル、
(B)エポキシ基を持つオルガノオキシシランと酸化によりスルホン酸基に変換可能な硫黄原子含有基を持つオルガノオキシシランに対し、同時に酸化と加水分解を行い、上記硫黄原子含有基をスルホン酸基に変換させて得られたスルホン酸基含有シロキサンを含窒素化合物で中和した、イオン導電性を有する珪素−酸素架橋構造体、
(C)パーオキサイドからなる架橋剤
を含有する高分子電解質膜用パーフルオロポリエーテルゴム組成物。
【効果】本発明の組成物により、イオン導電性に優れ、製造が容易で低コストであり、強度に優れ、耐熱性が高いゴム弾性を有するイオン導電性高分子電解質膜が得られる。 (もっと読む)


【課題】耐熱性が高く、より高い温度域での動作に対応しうる燃料電池に適用できるイオン伝導体、これを用いた電解質及びエネルギーデバイスを提供すること。
【解決手段】カチオンとアニオンとを含んで成り、アニオンは分子構造内に硫黄原子及び酸素原子を少なくとも1つずつ有し、アニオンに対するカチオンの当量比は0.5より大きく1.2より小さいイオン伝導体である。アニオンに対する上記カチオンの当量比を0.6以上1.1以下とする。カチオンとアニオンとを含んで成るイオン液体である。アニオンがHSO4−やSO42−を含む。
上記イオン伝導体を含んで成る電解質である。
上記電解質を適用したエネルギーデバイスである。燃料電池に用いる。 (もっと読む)


【課題】電解効率の向上に有効な電解用隔膜を提供する。
【解決手段】電解液11を収容する電解槽10の陽極と陰極の間に配設され、電気分解によりそれぞれの電極13で生成した気体を分離状態に保持する電解用隔膜12であって、前記電解用隔膜12が繊度1500〜2500デニールのマルチフィラメント糸を緯糸に用い、カバーファクター(CF)が3600〜4500で製織された織布を電解用隔膜として提供する。使用する織布は、ポリフェニレンスルフィド繊維糸を含み、厚さが0.6〜1.1mmであるものが好ましい。 (もっと読む)


強化構造体およびアイオノマーを含む電解質膜を提供する。この強化構造体は、PMIキャピラリー・フロー・ポロメーターにより定められた直径が0.3μm〜2.5μmである複数の細孔を有し、膨潤による線膨張がX−Y平面のあらゆる方向について0.5%未満である。さらに、このような電解質膜の製造方法を提供する。この電解質膜は、高分子交換燃料電池やダイレクトメタノール型燃料電池等の低温燃料電池および電解セルの電解質膜に用いるのに特に好適である。 (もっと読む)


本発明は、陰極区画が、触媒化親水性多孔質層を通して膜と接している酸素拡散陰極を含み、陽極区画が、膜から間隔を置いた塩素発生用触媒性被覆を有する1つの陽極を含む、陽イオン交換膜で2つの区画に細分された電解槽に関する。本発明の槽は、ブライン供給材料の希釈および酸素流の湿潤化を必要とすることなく、酸素含有量の少ない塩素および適当な濃度の苛性生成物を生成する。 (もっと読む)


【課題】従来技術では達成できなかった高濃度過硫酸の電解合成を可能にする方法及び装置を提供する。
【解決手段】導電性ダイヤモンド陽極を使用し、補強が施されたフッ素樹脂系陽イオン交換膜又は親水化処理を行った多孔質フッ素系樹脂膜である隔膜により陰極室から区画した電解槽の陽極室に収容された96%以上の濃硫酸を電解して、高濃度過硫酸を合成する。原料が高濃度であるため、生成する過硫酸も高濃度になる。更に電解液中少量の水しか存在しないため、水電解による酸素やオゾン生成の副反応が減少して高電流密度で過硫酸を製造できる。 (もっと読む)


重合体成分及び大環状化合物を含んでなり、該大環状化合物が、一種以上のイオン伝導性基で官能化されているイオン伝導性メンブランを開示する。このメンブランは、燃料電池に使用するのに好適である。
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