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国際特許分類[C25C3/04]の内容

国際特許分類[C25C3/04]に分類される特許

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【課題】
原発1基で100万kWの電力を得るためには1日東京ドーム5杯分の海水を7℃上昇させて海洋放棄する。この大量の高温水が魚貝類や気象に与える影響は計り知れないし、豊富な蓄熱された媒体を利用しないのも非経済的である。そこで、冷却効果は維持しながら、廃水海水に蓄熱されたエネルギーを利用して、化石燃料の代替エネルギーと成る金属ナトリウムの製造を行うことが、本発明が解決しようとする課題である。
【解決手段】
冷却海水が貫流する復水器の中の細管を上部と下部の2系統に分け、上部細管中を流れる塩水の速度を遅くして海水への蓄熱量を多くして高温海水を作り蒸留水と濃縮塩水とを効率良く回収する。他方、下部細管では流れる海水の速度を早くして循環排水量を多くして効率の良い冷却を行い海洋放棄する。これにより復水器の役目と資源回収の役目を同時に満たすことができる。
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【課題】溶融塩電解槽の電解操業休止期間中に要するコストの大幅削減を可能とする溶融塩電解方法を提供する。
【解決手段】電解操業途中にその操業を一時休止するにあたり、まず操業を中断して、電解槽内の溶融塩を溶融状態で60重量%以上抜き取る。次いで、電解槽内に残留した溶融塩を凝固させ凝固塩1’とした後に電解槽を保管する。しかる後に再度金属化合物を含有した溶融塩を前記電解槽内に投入し、電解操業を再開する。溶融塩を凝固させた後、又は当該溶融塩を凝固させる前、若しくは当該溶融塩を凝固させる途中から槽内空間にガス供給管19から乾燥ガスを注入して、槽内空間を乾燥ガスで置換する。微加圧状態継続のため、電解槽内を乾燥ガスで置換した後も操業再開までの間の一定期間、乾燥ガスを槽内に補充する。乾燥ガスは露点が−30℃以下である乾燥空気又は窒素ガス、更には比重が空気より大である不活性ガスである (もっと読む)


【課題】金属酸化物または他の化合物からの金属の直接的製造方法を提供する。
【解決手段】M2Yのメルト中で電気分解により固体金属または半金属化合物(M1X)から物質(X)を除去する方法であって、電極表面でM2沈着よりもXの反応が起こり、Xが電解質M2Y中に溶解するような条件下で電気分解を行なうことを包含する方法。物質Xは、表面(即ち、M1X)から除去されるか、又は拡散によりケア材料から抽出される。溶融塩の温度は、金属M1の溶融温度以下から選択される。電位は、電解質の分解電位以下で選択される。 (もっと読む)


【課題】 マルチポーラ型電解槽で問題となる溶融塩の電極乗り越え流に起因するカレントリークを、電流量の変化に影響されることなく少なくして、電流効率の安定的な向上を可能とする。
【解決手段】 陽極6と陰極7との間に2枚以上の複極8を有し、電解操業中にこれらの複極を乗り越えて陽極側から陰極側へ溶融塩が流動するマルチポーラ型の溶融塩電解槽において、陰極7に隣接する最外側の複極8の厚さ(陰極側複極厚Tc)を、陽極6に隣接する最内側の複極8の厚さ(陽極側複極厚Ta)より大とする。好ましくは、陰極側複極厚Tc/陽極側複極厚Ta=複極厚係数Kとして、1.05≦K≦4を満足させる。 (もっと読む)


【課題】スラグ中の易解離性酸化物の濃度及び輸送特性を測定するための電流現場測定装置及び測定方法を提供する。
【解決手段】濃度及び輸送特性を測定する電位差測定装置10はスラグの熱力学的特性についての情報を提供する。装置10は移動性金属種及び約10-5cm2/secよりも大きい拡散度を有する陰イオン性種を含む溶融電解質14を保持するための容器12、陰極16及び陽極20からなる。ここで、陰極16は溶融電解質14と電気的接触状態にあり、陰極及び溶融電解質は電解質中の陰イオン種を輸送することができるイオン膜22によって陽極から分離されている。また、陰極16と陽極20との間で電位を発生させるための電源を含むことにより金属抽出装置として用いられる。 (もっと読む)


固体金属化合物等の固体原料の還元のための方法において、電解装置の中で、原料の一部分が、2つ以上の電解槽(50、60、70、80)のそれぞれの中に配置される。溶融塩は、各槽の中に電解質として提供される。溶融塩は、塩が槽のそれぞれを通って流動するように、溶融塩容器(10)から循環させられる。原料は、各槽の中の電極にわたって電位を印加することによって、各槽の中で還元され、その電位は、原料の還元を引き起こすのに十分である。また、本発明は、本方法を実装するための装置も提供する。 (もっと読む)


【課題】溶融塩電解槽で製造された溶融マグネシウム、あるいは四塩化チタンと溶融マグネシウムの反応で副生した溶融塩化マグネシウムを抜き出して次工程へ移送する間の大気との接触を回避する方法および装置の提供。
【解決手段】溶融塩化マグネシウムあるいは溶融マグネシウムを、溶体受入容器11に抜き出す。また、溶体受入容器11から溶体を抜き出す溶体抜き出し装置Mには、溶体抜出ノズル30と、溶体抜き出しノズル30の先端部には溶融金属等を受け入れる溶体移送容器15との接続部をシールするために接続フランジ31と接続管32とが備えられ、接続管32の下端部は、溶体移送容器15に設けた溶体受入ノズル37と嵌合して接続し、接続部を覆うシールカバー33が配設されている。 (もっと読む)


目的とする純金属 M 又は純金属合金 MxNy を製造する方法で、その方法はグラファイトで作られているアノード、あるいは、目的としている金属の金属酸化物と炭素とのコンポジットで作られているアノードを使用して、アルカリ金属ハライド又はアルカリ土類金属ハライド AX 又は AX2 の溶融塩電解質を電気分解し、カソードの所でアルカリ金属又はアルカリ土類金属 A を放出せしめ、且つ、アノードの所で発生期の塩素ガスを放出せしめ、それにより、目的とする金属のハロゲン化物 MXn 及び/又は NXn を生成せしめ、カソードで得られたアルカリ金属又はアルカリ土類金属 A でもって、金属ハライド MXn 及び/又はNXn を、別々にあるいは一緒にのいずれかで、金属熱還元せしめて、目的としている金属 M 又は金属合金 MxNy を粒子の形態で製造することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】生産・貯蔵・輸送時におけるエネルギーロスを低減し、システム全体の効率を向上させる海洋工場を提供する。
【解決手段】 洋上に係留した双胴船1に、風力発電手段2及び海流発電手段3又は太陽熱エネルギー集熱手段4と、海水を淡水化する手段5と、淡水化の廃液としての灌水を電気透析する手段9と、太陽熱あるいは電熱または溶融塩電気分解により発生する熱で濃縮する煎ごう手段10と、灌水に溶存するナトリウム、マグネシウムなどの塩化物を溶融塩電気分解手段11と、陸地で船積みされた卑金属酸化物を溶融塩電気分解で生成した塩素と真水の電気分解で得られた水素との反応で生成した塩化水素と卑金属酸化物とを反応させて塩化物を作り、これを溶融塩電気分解することにより廃ガス塩素の有効利用を行う。そして流体エネルギーから得られた電力により、マンガンクラストあるいは海底熱水鉱床中の泥状硫化物を採鉱し港に輸送する総合工場である。 (もっと読む)


【課題】 金属Mgの製造に用いられる溶融塩電解方法において、電解操業初期における電流効率の低下を抑制する。
【解決手段】 電解槽を構築した後、その電解槽内に溶融塩を投入する前に、槽内の雰囲気ガス温度を100〜400℃に保持するガス加熱乾燥を実施する。電解槽内に溶融状態の溶融塩を投入した後、通電を行わずに溶融塩を溶融状態に保持する浴保持乾燥を実施する。 (もっと読む)


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