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国際特許分類[C30B29/58]の内容

国際特許分類[C30B29/58]に分類される特許

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【課題】親水性化合物といろいろな塩との組み合わせを沈澱剤として対象たんぱく質の沈澱曲線を作成し、その沈澱曲線からたんぱく質の結晶化を誘導する沈澱剤濃度の範囲を予測することで結晶化条件探索を合理化する。
【解決手段】塩類と親水性化合物の中からそれぞれ3種類1種を選択し、塩により静電的につり合った状態にあるたんぱく質の親水性化合物濃度に対する沈澱曲線を作成し、その沈澱曲線から選択した3種類以外の塩についてもたんぱく質の結晶化に適した親水性化合物濃度を予測する。さらに、塩の中から1種を、親水性高分子の中から2種、もしくは、3種を選択し、添加される塩により静電的につり合った状態にある対象たんぱく質のそれぞれの親水性化合物の濃度に対する沈澱曲線を作成し、作成した2本、もしくは、3本の沈澱曲線から別の親水性化合物についてもたんぱく質の結晶化に適した濃度を予測する。 (もっと読む)


【課題】液−液拡散法を用いて微量のサンプルでタンパク質等を結晶化することができ、容易に結晶を取り出してタンパク質溶液や沈殿剤の充填を行うことが可能な結晶作製器具を提供する。
【解決手段】結晶作製器具は,PDMS製の流路プレート10と,ポリエチレンテレフタレート製の第1カバーシート12及び第2カバーシート14を備えている。流路プレート10は細長い流路20cを備えていて,この流路20cは,その長手方向に延びるひとつの面が流路プレート10の底面40に露出している。流路20cの両端にはタンパク質溶液導入口24と沈殿剤導入口22が連通している。流路20cの途中にはゲル導入口26と空気抜き穴28が連通している。流路20cから結晶48を取り出すには,第2カバーシート14をカッターナイフで切り取って,流路20cを露出させる。 (もっと読む)


本発明は、タンパク質のような標的分子の結晶化を促進するマイクロ流体デバイスに関する。このデバイスは、上面及び反対側の底面を有し、かつ少なくとも一つの液体流路を有する固体構造を備える。液体流路は、標的分子溶液流入口(24)と、そして少なくとも2つの沈殿剤流入口(26)と、を含む。標的分子溶液流入口は、これらの沈殿剤流入口の各沈殿剤流入口と液体流路を介して液体連通する。液体流路は、標的分子溶液流入口に隣接する分岐流路セクション(27)と、該当する沈殿剤流入口に隣接する結晶化流路セクション(29)と、そして分岐流路セクション(27)と結晶化流路セクション群(29)の各結晶化流路セクションとの間に配置される流動遮断流路セクション(28)と、を含む。液体流路は、分岐流路セクション(27)において1〜X個に分岐し、Xは結晶化流路セクションの数であり、そして流動遮断流路セクション(28)は、該当する前記分岐流路セクションと結晶化流路セクションとの間の液体連通を遮断する機能を有する流動遮断機構(28a)を含む。
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【課題】従来の結晶の製造方法(結晶化方法)に見られる欠点を解消して、簡便に、再現性良く、汎用的に、巨大分子結晶を製造できる新規な方法及びその製造装置を提供すること。さらに、前記の方法により巨大分子結晶を提供すること。
【解決手段】巨大分子及び非電解質ポリマーを含む溶液に紫外光を照射することにより、巨大分子結晶の核形成及び/又は結晶成長をさせる工程を含むことを特徴とする巨大分子結晶の製造方法。巨大分子の溶液に多光子励起が可能な強度の可視光を照射することにより、巨大分子結晶の核形成及び/又は結晶成長をさせる工程を含むことを特徴とする巨大分子結晶の製造方法。 (もっと読む)


本発明は、活性有機化合物の結晶粒子を製造する方法に関する。この方法は、湿式粉砕プロセスによって微細な種を生成する工程と、微細な種を結晶化プロセスに付す工程とを含む。得られる結晶粒子は約100μm未満の平均粒径を有する。本発明はまた、本発明の方法によって製造される結晶粒子及び薬学的に許容可能な担体を含む医薬組成物も提供する。
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【課題】タンパク質の濃度が低い低濃度条件のタンパク質溶液を用いてタンパク質を結晶化することを可能にして、結晶化条件を探索・スクリーニングすることができるようにする。
【解決手段】タンパク質溶液の液滴からタンパク質結晶を生成するタンパク質結晶生成方法において、前記タンパク質溶液の液滴の蒸気拡散速度を速めることで結晶核を形成する工程(A)を含むことを特徴とするタンパク質結晶生成方法であり、タンパク質溶液の液滴に含まれる溶媒の吸着剤を用いることで、前記蒸気拡散速度を速めるようにしたものである。 (もっと読む)


【課題】蛋白質に代表される生体高分子の結晶核の形成及び結晶化の成功率と作業効率を高められる結晶成長方法及び装置を提供する。
【解決手段】蛋白質の単結晶を蒸気拡散法等によって結晶成長させる装置において、蛋白質を含有する溶液1を結晶化装置AまたはBの溶液保持部に立体的に保持し、通電用配線18に電流を通し、蛋白質溶液を局所的に加温と非加温を繰り返すことによって、その個所の過飽和度を変動させ、低過飽和度溶液中でも結晶核の形成を促進する。 (もっと読む)


【課題】微小重力の宇宙環境で結晶を作製すると結晶成長に伴って発生する対流が抑制されるため高品質の結晶が得られることが多い。地上では、溶液から結晶が析出する場合に発生する対流を抑制する手段はほとんどない。本発明は溶液から結晶が析出する際に発生する対流を抑制する方法および装置を提供する。
【解決手段】説明図3に示すように、溶液から結晶が析出する場合、結晶の周辺で発生する対流を、垂直上むき方向に磁束密度が減少または増加する勾配磁場を溶液および結晶にかけることで抑制することを特徴とする対流の抑制方法および装置。 (もっと読む)


【課題】結晶化過程、特に結晶成長過程を経時的にモニターする方法、当該モニター方法を利用することを特徴とする結晶の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の化合物の結晶化過程のモニター方法は、近赤外(NIR)スペクトルを用いて行うものであり、具体的には、化合物を融点以上に加熱して溶融状態とした後から一定の温度で保存して結晶化に至るまでの間、化合物の分子構造を構成する官能基の吸光度がどのように変化するかを、近赤外分光計を用いて追跡することにより行われ、該モニター方法により得られる知見を用いて、粒度または結晶形が制御された結晶を製造することにより行われる。 (もっと読む)


【課題】X線解析用の試料として使用可能な品質と大きさのタンパク質結晶を、少量のタンパク質溶液を用いて、高い結晶化成功率と短い結晶成長時間で生成するマイクロ流体デバイスおよびタンパク質結晶化装置を提供する。
【解決手段】過飽和タンパク質溶液31と沈殿剤溶液32を、マイクロ流路の周囲に電極17を備えたマイクロ流体デバイスへ導入し、交流電界を、ある特定の周波数を単独で、あるいは異なる複数の周波数を重畳して印加しながらタンパク質を結晶化する。 (もっと読む)


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