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国際特許分類[C30B29/58]の内容

国際特許分類[C30B29/58]に分類される特許

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【課題】確度の高い蛋白質結晶化条件に効率よく到達して蛋白質結晶を作製することができる蛋白質溶液の処理装置および蛋白質結晶の作製方法を提供する。
【解決手段】刺激付与工程(STA)において、蛋白質溶液を含む混合液3を収納した複数の容器2のうちの特定の容器2内の混合液3への結晶化促進のための刺激付与を開始した後、他の容器2内の混合液3への刺激付与を所定の時間間隔を置いて順次開始し、特定の容器2について結晶化に関連して生じる変化が検出されたならば、全ての容器2内の混合液3への刺激付与を停止し、刺激付与時間の異なる混合液3を結晶化条件選別のためのサンプルとして準備する。これらのサンプルを保管工程(STB)において所定条件下で保管し、混合液3中に生成された結晶核を成長させて、観察工程(STC)にて結晶化促進度合いを観察することにより、結晶化促進のための至適な刺激付与時間を見いだすことができる。 (もっと読む)


【課題】 分子デバイスを含む、有機材料の機能を利用する有機材料含有デバイスの構築に適した取り扱いが容易な基板を提供する。
【解決手段】 水素原子およびアミノ基が化学吸着した半導体表面を有する基板とする。このアミノ基は、例えばSi−N結合により固定されている。アミノ基は多くの官能基と化学反応しうる基であり、生体分子との親和性にも優れている。この表面は、大気中での取り扱いも容易である。アミノ基と有機分子とを反応させれば、有機分子と半導体表面とが化学的に一体に結合する。アミノ基は、例えば水素原子で終端された半導体表面にアンモニア等の窒素含有反応種を接触させ、この反応種に由来する窒素原子を含むアミノ基を半導体表面に化学吸着させて導入すればよい。 (もっと読む)


【課題】 創薬において重要であるインフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)ペニシリン結合タンパク質(PBP)3トランスペプチダーゼドメインの結晶、及び、立体構造情報を提供することを目的とする。
【解決手段】 インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)ペニシリン結合タンパク質(PBP)3のトランスペプチダーゼドメインを調製し、高品質の結晶、及び、その製造方法を提供する。 (もっと読む)


ナノ体積マイクロキャピラリー結晶化システムは、従来の凍結保護用の結晶取り出し、もしくは内部で成長するタンパク質結晶のその場X線回折研究を可能にする結晶カードにおける、結晶化条件のナノリットル体積スクリーニングを可能にする。本システムは、結晶化反応混液の調合を結晶化実験の準備と統合させる。本システムは、結晶化相空間を効率的に利用するための結晶化実験における勾配スクリーニング、或いは1つの包括的ハイブリッド結晶化トライアルを実行するためのスパースマトリックスおよび勾配スクリーニングの組み合わせのいずれかを研究者が選択することを可能にする。
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【課題】微量試料で迅速かつ経済的に多種類の結晶化条件で結晶化を行うことができ、かつ微量試料であっても2ヶ月以上の長期間にわたって結晶析出を観察することのできる結晶の観察方法を提供する。
【解決手段】複数の結晶化区画32及び該結晶化区画32それぞれを区分する凹部34が設けられたマイクロプレート24と、結晶化区画32に対応する位置に、蛋白質結晶化剤を含有する複数の結晶化剤保持部16を有するマイクロアレイ18とを備えた蛋白質結晶化装置を用いて、マイクロアレイ18を支持体20に収納し、該支持体20とマイクロプレート24とを重ね合わせる組み立て工程と、前記組み立て工程の後に、前記凹部に水を充填する水充填工程と、前記水充填工程の後に、析出した結晶をマイクロプレート越しに観察する観察工程とを含む結晶の観察方法。 (もっと読む)


【課題】IGF−1の結晶とその生産方法、さらにIGF−1間接アゴニストを同定する方法を提供する。
【解決手段】IGF−1を含む水溶液を、沈殿剤を含むリザーバ液と混合し、生成した混合物を結晶化、場合によっては再結晶化を行い分離する、IGF−1の結晶化方法。さらに、結合タンパク質IGFBP−1又はIGFBP−3のIGF−1に対する結合の阻害レベルのスタンダードとして、界面活性剤を使用し、また構造に基づく薬剤設計のため、間接アゴニストの候補が結合するIGF−1の結合ポケットの座標を使用して、IGF−1間接アゴニストを同定する方法。 (もっと読む)


【課題】分注処理の所要時間を短縮し得る分注装置を提供する。
【解決手段】この分注装置1は、分注する結晶化プレート100の複数のウェル104に対応するように配される複数のカバーガラス200を載置する載置部66を有し、その載置部66に載置される複数のカバーガラス200を保持しつつ反転させて結晶化プレート100の上面に被せるカバーガラス反転機構67を備えている。そして、このカバーガラス反転機構67は、複数のカバーガラス200を真空吸着して保持する複数の吸着パッド57を有し、この複数の吸着パッド57は、格子状に配列された各ウェル104に対応する位置毎に配設されている。 (もっと読む)


【課題】液滴と背景との輝度差が小さい場合であっても、液滴部分の画像の抽出を容易とし、また、液滴の拡大画像を効率的に取得し得る結晶観察装置を提供する。
【解決手段】この結晶観察装置は、結晶化プレート12のウェル13内の液滴の表面を照らす照明装置14と結晶化プレート12との間に遮光板20を配している。そして、この遮光板20は、液滴の表面に明るい部分およびそれよりも暗い部分をつくるように配置される。ここで、液滴は、その中央部が周縁部よりも厚い平凸のレンズをなしている。そのため、遮光板20によって、液滴表面の照度の低い部分に、液滴のレンズ効果で屈折してできた照度の高い部分を投影させ、これにより、液滴の輪郭を明瞭にする。 (もっと読む)


【課題】小型で使い勝手のよい蛋白質結晶化装置を提供する。
【解決手段】結晶化プレートに所望の分注作業をするための蛋白質結晶化装置は、処理室4を有する筐体と、その筐体に設けられて処理室内に位置する作業位置および処理室外に張り出す張出し位置の相互にスライド移動可能な基台8と、その基台上に設けられて分注作業に必要なシール装置や分注材料等が配置される分注処理部50と、処理室4内での分注処理部50よりも上部に設けられて結晶化プレートのウェルに分注等の必要な処理をするための分注ヘッド40を有するとともに、その分注ヘッド40を必要な位置に移動可能な分注ヘッド駆動装置10と、基台8よりも下部に設けられて分注ヘッド駆動装置10およびシール装置等をそれぞれ制御可能な制御装置と、基台8よりも下部に設けられたゴミ箱9とを備えている。 (もっと読む)


【課題】簡便な方法であって、また穏やかな条件で、溶液中に結晶核を発生させ、結晶を生成する方法を提供する。
【解決手段】結晶化対象の溶質が溶解している溶液(クリシン過飽和溶液21)に対し、連続波レーザー光24を集光させて照射し、溶質の結晶を生成させる。連続波レーザー光24の波長は355〜1200nmであり、かつ強度は1MW/cm〜1GW/cmである。また、溶液(クリシン過飽和溶液21)は過飽和溶液であり、溶質はタンパク質または有機物である。 (もっと読む)


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