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国際特許分類[D21C3/22]の内容

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【課題】リグニン以外の樹脂不純物を含む非木材の植物繊維を用いた非木材パルプの製造方法であって、当該樹脂不純物が十分に除去される製造方法を提供する。
【解決手段】リグニン以外の樹脂不純物を含む非木材の植物繊維を用いた非木材パルプの製造方法であって、煮熟および叩解した前記植物繊維を、無機酸塩、有機酸塩および水酸化物からなる群から選択される少なくとも一つを含み、かつpHが4.8以上の第1浸漬液に浸漬させた状態で、当該第1浸漬液に周波数20〜50kHzの超音波を伝導させる第1洗浄工程を有する。 (もっと読む)


本発明は、紙前駆物質を機械的にパルプ化するプロセスを増強させる物質組成物および方法を提供する。物質組成物は、少量の還元剤と、アルカリ源とを含む。パルプ材料、例えば、木材チップに、機械式パルピング前またはパルピング中に添加されると、組成物は動作のエネルギーコストを減少させる。さらに、組成物はそうするだけでなく、パルプの明るさを減少させず、組成物はまた、その後の漂白プロセスの有効性を増強させることができる。 (もっと読む)


【課題】従来の化学パルプの製造法において、SP蒸解法は、木質原料の選定問題、蒸解薬品の回収による環境問題、二酸化硫黄ガスの大気汚染問題があり、また、KP蒸解法も硫黄化合物による大気汚染および漂白排水のCOD、BOD、色度等の水質汚染問題が存在するため蒸解工程と漂白工程での使用薬品を平易して、更に、蒸解工程と漂白工程の廃液・排水を統合し、濃縮・燃焼によりエネルギーの回収を行い、クローズド化可能な化学パルプの製造方法を提供する。
【解決手段】蒸解と漂白の両工程で同じ薬品を採用し、核薬品は二酸化塩素あるいは過酸化水素、過酢酸、過蟻酸等又は前記過酸化物の発生剤のいずれか一つが前記蒸解工程及び漂白工程で積極的に脱リグニン化に有効である。 (もっと読む)


【課題】連続蒸解釜を用いて、針葉樹リグノセルロース物質の蒸解収率および蒸解性を向上する針葉樹リグノセルロース物質の蒸解方法の提供。
【解決手段】針葉樹リグノセルロース物質を浸透ゾーン(A)、蒸解ゾーン(B)を順に有し、蒸解ゾーンに少なくとも2つのストレーナーが設けられた蒸解装置で、該各ゾーン毎に、蒸解液を少なくとも1ヶ所添加し、かつ該ストレーナーから黒液を抽出する連続蒸解法であり、蒸解ゾーンの最高温度は165度未満であり、前記浸透ゾーンに、広葉樹リグノセルロース物質を蒸解して得られた黒液または蒸解抽出液を、対チップ10〜300質量%添加する針葉樹リグノセルロース物質の蒸解方法。 (もっと読む)


【課題】バガス等の非木材植物原料は通常約2/3量のラインド(皮)と約1/3量のピス(髄質)からなり、パルプの白色度向上と、ろ水性のコントロールの可能、収率の飛躍的向上と、低公害生産システム化のために大量にピスを含む植物原料から印刷用紙用の高収率パルプを製造する方法を提供する。
【解決手段】大量にピスを含む植物原料(全バガス)を予めピスとラインドに分別し、分別されたピスとラインドはそれぞれにPA蒸解薬液(過酸化水素のアルカリ溶液)で軽度の処理をし、機械的に解繊して中質及び下級印刷用紙の主原料として使用可能な、高白色度で適度のろ水性を持つ高収率ピスパルプと高収率ラインドパルプを低公害で製造する。 (もっと読む)


本発明の目的は、わら類原色紙製品を提供することにある。前記原色紙製品の白度が25−60%ISOで、前記わら類紙パルプが未漂白ストロー・パルプである。前記原色紙製品とは原色のトイレットペーパー、原色のティッシュペーパー、原色の拭き紙、原色のコピー用紙、原色の弁当箱、原色の包装紙と原色の印刷用紙を含むものである。前記紙製品は強さが高く、かつ、有害物質の検出試験で、ダイオキシンと吸着可能の有機ハロゲン化物が検出されていない。 (もっと読む)


【課題】工程を簡略化でき、廃液の処理を少なくする。
【解決手段】少なくとも塩基性物質とアルミニウム化合物が含有された薬液3に木材チップ1を投入し、木材チップ1の蒸解時に、薬液3にケイ素化合物を加えて加熱し、ゼオライト4を合成し、ゼオライト4が定着されたパルプを製造する。 (もっと読む)


【課題】漂白度や他のパルプ特性が向上する機械パルプ製造方法の提供。
【解決手段】チップの薬剤による前調質のために蒸解缶のような非圧縮槽を用い、次いで繊維化装置で繊維束にし、次いで洗浄し、最後に高コンシステンシー薬剤処理を行う。蒸解缶は、従来の木材チップからの化学パルプ製造時に使用されるものでよく、薬剤の抽出のために使用されるスクリーンの存在の有無は問わない。この蒸解缶は満液式でも気相式(蒸解缶内に蒸気スペースを含む)でもよく、連続式または回分式のいずれにても運転される。この蒸解缶は、スクリュー機構を使用せずに内容物の抜き出しが可能である。蒸解缶で処理されたチップは、次いで繊維に分離され、チップは粗い繊維束に変化するので、これを洗浄し、脱水する。洗浄され、脱水されたパルプは、次いでアルカリ性過酸化物薬剤で処理される。 (もっと読む)


【課題】排水処理の必要な薬品等を用いることなく、省エネルギーで環境にもやさしい、木質系バイオマスからリグニンを分離する方法を提供する。
【解決手段】粉砕した木質系バイオマスを水中に分散させ、この懸濁液に超音波を照射することにより、バイオマス中のリグニンを水に溶解させ抽出する。この方法により、木質系バイオマスの中から水溶性のリグニンを容易に分離することができるとともに、非水溶性であるセルロースおよびヘミセルロースを、短時間で効率的に精製することが可能となる。 (もっと読む)


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