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国際特許分類[D21H17/01]の内容

国際特許分類[D21H17/01]に分類される特許

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【課題】
工業的なプラントまたはプロセスから排出されるスラッジ、特に製紙工場から排出されるペーパースラッジを製紙用材料である塗工用顔料や製紙用填料として、再利用できる無機粒子の製造方法およびその設備を提供すること。
【解決手段】
本発明に係る無機粒子の製造方法は、スラッジ11を原料として筒型熱処理装置1の筒軸方向の端部に設置されるスラッジ供給口2から供給し、該スラッジ供給口に対して筒軸方向について反対側の端部に設置されるスラッジ排出口8から取り出す間に空気雰囲気下で間接的加熱方法により熱処理する熱処理工程を備える無機粒子の製造方法であって、その熱処理工程の際に未燃焼物搬送用空気流Aを該筒型熱処理装置から排出することにより未燃焼物を該未燃焼物搬送用空気流に載せて取り出し、スラッジから除去することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 廃材となった硬質ポリウレタンフォームを粉砕し、その粉砕物を紙面材の材料として再利用し、その紙面材を新たな硬質ポリウレタンフォームの両面に積層した断熱ボードを提供する。
【解決手段】 硬質ポリウレタンフォーム2の両面に少なくとも紙面材3a,3bを積層した断熱ボード1であって、この紙面材が硬質ポリウレタンフォーム廃材からなる粉砕物とパルプとを抄紙したものであり、紙面材中における前記粉砕物の含有量が固形分で45重量%以下、前記粉砕物は最大長50mm以下である。 また、前記紙面材3a,3bが、硬質ポリウレタンフォームの表面に面材が積層されているボード廃材からなる粉砕物とパルプとを抄紙したものであり、この紙面材中における前記粉砕物の含有量が固形分で45重量%以下、前記粉砕物は最大長10mm以下である。 (もっと読む)


【課題】 塗工紙製造過程で発生する損紙由来のブロークパルプは紙の品質の面からは使用する事は好ましくないが、廃棄すると膨大な廃棄物が発生し、また、紙資源の無駄使いにもなることから低品質でも使用しなければならないのが現状である。そのため、ブロークパルプ中の無機成分、特に炭酸カルシウムを改質して高品質な填料にすることが本発明の課題である。
【解決手段】 塗工紙の製造において発生する離解されたブロークパルプ中の無機物を改質する方法を開示する。パルプと炭酸カルシウムを含有する無機物の混合物からなるスラリーのスラリー濃度を0.01〜10重量%に調整し、該スラリーに二酸化炭素を含有するガスを吹き込むことで該無機物を該スラリーへ溶解させ、さらに該無機物を該スラリーに析出させることにより、ブロークパルプ中の炭酸カルシウムを含有する無機物を改質する。 (もっと読む)


【課題】低いコストで、短時間に効率的に白色度の高い無機粒子を製造することができる方法とする。
【解決手段】脱墨フロスSを主原料に、脱水工程、乾燥工程、焼成工程及び粉砕工程を有する。焼成工程は、工程内酸素濃度が0.05%以上である。焼成温度は、製造される無機粒子の白色度、硬度に大きな影響力を有し、焼成温度が510度未満では、未燃物の残量が多い。他方、750℃を超えると、脱墨フロスに含まれる炭酸カルシウムが熱分解するので、一次焼成520〜650℃、二次焼成500〜600℃で行う。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、DIP高配合に伴う持ち込み灰分が多いにもかかわらず、ブランケットパイリングが少なくオフセット印刷における作業性に優れ、および白色度、不透明度、印刷裏抜けなどの品質バランスが良好なオフセット印刷用新聞用紙を提供することにある。
【解決手段】新聞印刷用紙中に含有される灰分を、DIP持込灰分で1〜10重量%以下とし、フレッシュ填料で5〜30重量%以下とし、かつ該フレッシュ填料の炭酸カルシウム(CaO換算)と非晶質シリカの比率を、CaO/SiO2=5:5〜9:1とする。 (もっと読む)


【課題】古紙パルプ使用時における圧着用紙の機能低下を改善し、隠蔽性、接着性、剥離性、オフセット印刷適性を向上させた圧着葉書用紙を提供する。
【解決手段】原料パルプと填料とを主成分として含有する基材紙の表裏面の少なくとも一方の面に接着剤層を有し、前記填料の全部または一部が再生粒子であり、再生粒子はカルシウム、ケイ素、アルミニウムを含むことを特徴とする圧着用紙とする。マイクロトポグラフで測定される接着剤側表面の波長光学的接触率(24.4kg/cm2加圧、波長0.5μm)は8%以上である。 (もっと読む)


【課題】脱墨フロスを主原料に、焼成を均一に行うことができ、もって均一な無機粒子を製造することができる、無機粒子の製造方法とする。
【解決手段】脱墨フロスを主たる原料1とし、脱水工程2、乾燥工程3、焼成工程4および粉砕工程5をこの順に経て無機粒子を製造するにあたり、焼成工程4より得られる焼成灰Pを水中に懸濁し、50質量%以下のスラリーSを得るとともに、このスラリーS中に、焼成工程4で発生した排ガスGを吹き込むことにより、スラリーSのpHを10以下として、無機粒子Tを製造する。 (もっと読む)


【課題】資源を再利用して低コストで製造され、紙粉刷版汚れ、印刷白抜けが少なく、高耐水性でインク吸収性にも優れ、嵩高性を有し、不透明度に優れて裏抜けが少なく、例えばオフセット印刷に好適に使用し得る塗工紙を提供すること。
【解決手段】原紙の少なくとも片面に、顔料とバインダーとを主成分とする塗工剤により塗工層が形成され、バインダーがアニオン性、両性又はノニオン性であり、古紙処理工程から排出される脱墨フロスを主原料とし、該主原料を脱水工程、乾燥工程、焼成工程及び粉砕工程に供し、該焼成工程において焼成凝集させた、塗工紙表面のX線マイクロアナライザーによる元素分析において、その再生粒子凝集体の構成成分中に、酸化物換算で、CaとSiとAlとが20〜82:9〜40:8〜40の質量割合で含まれている再生粒子凝集体が、塗工剤用の顔料として塗工されたことを特徴とする塗工紙。
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【課題】繊維状組成物の水溶液に、水溶性機能材料と繊維状多孔物質とを配合して抄紙してなる機能紙及びその製造方法を提供する。
【解決手段】繊維状組成物の分散水溶液に、破砕又は粉砕処理した水溶性機能材料と繊維状多孔物質を配合し、撹拌することにより絡み合わせた後に手漉き又は機械漉きで湿式抄紙する。水溶性機能材料としては、例えば茶殻を用いて1〜40重量%配合し、繊維状多孔物質としては、例えば澱粉粕を用いて1〜40重量%配合する。茶殻の平均粒径は、澱粉粕に吸着し易くするため50〜300μmにすると好ましい。澱粉粕を配合することにより、茶殻を吸着して抄紙時の流出を抑え、抄紙に対する茶殻の付着量を増大させることで、抗菌機能を向上させた機能紙(茶殻配合紙)を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】古紙から、古紙(紙)の主要構成要素であるパルプ繊維、填料・顔料を共に回収して使用する、資源循環型の再生粒子内添新聞用紙を提供する。
【解決手段】原料パルプと填料とを主構成原料とし、前記原料パルプが、古紙パルプ50〜100質量%からなり、前記填料として、脱墨フロスを原料とし、脱水工程、乾燥工程、焼成工程及び粉砕工程を経て得られ得られ、粉砕工程後に粒子を凝集させる工程を付加することなく下記組成となるように調整した再生粒子凝集体が、内添用填料として少なくとも用いられ再生粒子内添新聞用紙である。
カルシウム、ケイ素及びアルミニウムを、酸化物換算で30〜82:9〜35:9〜35の質量割合で含有し、かつ、前記カルシウム、前記ケイ素及び前記アルミニウムの合計含有割合が90質量%以上である再生粒子凝集体が少なくとも用いられ、JIS P 8124に準拠した坪量が、37〜48g/m2である。 (もっと読む)


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