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国際特許分類[D21H17/01]の内容

国際特許分類[D21H17/01]に分類される特許

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【課題】特に製紙用の填料または塗工用顔料として必要な特性を備えた再生粒子を、安定して製造する。
【解決手段】製紙スラッジの脱水物を含酸素状態で燃焼する燃焼工程を含み、さらに、その再生粒子を水中に懸濁してスラリーを得る際に、分散剤としてポリカルボン酸ソーダを再生粒子100重量部に対して、0.3〜2.0重量部(対固形分)添加する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】本発明は、フレキソ印刷インキ、特に水性フレキソインキの発色性に優れ、印刷均一性が良好な塗工ライナーの製造方法である。
【解決手段】少なくとも2層以上の多層抄きで構成される原紙の片面に顔料と接着剤を含有する塗工液を塗工する塗工ライナーの製造方法において、表層に使用されているパルプが針葉樹晒クラフトパルプ、広葉樹晒クラフトパルプおよびケント古紙パルプから選ばれた少なくとも1種を使用した該原紙に、顔料として製紙スラッジを燃焼処理して得られる再生顔料が顔料100質量部当たり30〜95質量部、かつタルクが顔料100質量部当たり5〜50質量部含有する塗工液をバー塗工方式で塗工することを特徴とする塗工ライナーの製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、塗工ライナー及びそのライナーを用いた段ボールシートに関する。特に、水性フレキソインキのインキ発色性の優れた美粧段ボールシート用のライナーとして用いることが出来、輸送時の衝撃や圧縮に強い段ボール箱用の塗工ライナーおよびそれを用いた段ボールシートを提供するものである。
【解決手段】少なくとも3層以上の多層抄きで構成される原紙の片面に顔料と接着剤とを含有する塗工層を設けてなる塗工ライナーにおいて、該原紙の中層、裏層のいずれかの層に使用されているパルプが段ボール古紙及び/又は針葉樹未晒クラフトパルプであって、且つ該塗工層中の顔料として製紙スラッジを燃焼処理して得られる再生顔料、及びタルクを含有し、該塗工ライナーの比破裂強さが2.0〜5.0kPa・m/gであることを特徴とする塗工ライナー。 (もっと読む)


【課題】水性グラビア印刷の網点再現性、均一性に優れ、加工適性にも優れた美粧段ボール用のライナーとして用いることが出来る塗工ライナー及びそのライナーを用いた段ボールシートを提供する。
【解決手段】少なくとも2層以上の多層抄きで構成される原紙の片面に顔料と接着剤とを含有する塗工層を設けてなる塗工ライナーにおいて、該塗工層中に顔料としてタルク及び製紙スラッジを燃焼処理して得られる再生顔料を含有し、且つ塗工後にカレンダーで平滑化処理し、該塗工面の王研式平滑度が50〜1000秒の範囲であることを特徴とする塗工ライナー。 (もっと読む)


【課題】フレキソ印刷インキ、特に水性フレキソインキに対して優れたインキ発色性と印刷仕上がりを持ち、且つ段ボールシート、段ボール箱加工時に塗工層の剥離が起こり難いライナーおよびそれを用いた段ボールシートを提供する。
【解決手段】少なくとも2層以上の多層抄きで構成される原紙の片面に顔料と接着剤とを含有する塗工層を設けてなる塗工ライナーにおいて、該塗工層中に顔料としてタルク及び製紙スラッジを燃焼処理して得られる再生顔料を含有し、接着剤としてスチレンーブタジエン共重合体ラテックスを含有しており、かつ該塗工層の耐磨耗強さが50回以上であることを特徴とする塗工ライナー。 (もっと読む)


【課題】特に製紙用の填料または塗工用顔料として必要な特性を備えた再生粒子を、安定して製造する。
【解決手段】古紙パルプを製造する古紙処理設備の脱墨工程においてパルプ繊維から分離された脱墨フロスを主原料として、前記主原料を脱水、乾燥、燃焼及び粉砕工程を経て、再生粒子を得る再生粒子の製造方法であって、前記燃焼工程が、第1燃焼工程と、第1燃焼炉にて燃焼された脱墨フロスを再度燃焼する、後の第2燃焼工程とを有する、少なくとも2段階の燃焼工程を有し、前記第1燃焼炉10として、前記主原料の供給から排出の移送方向について、主原料の温度を個別に制御可能な電気炉を使用し、主原料の温度が300℃以上〜500℃未満で燃焼処理を行う。 (もっと読む)


【課題】再生粒子を含有させて、白色度が高く、画像の印字濃度が高く鮮明な画像を得ることができ、また裏抜けも防止された非塗工タイプのインクジェット記録用紙とする。
【解決手段】古紙パルプを主原料とし、填料が内添された基紙からなる非塗工タイプのインクジェット記録用紙であって、前記填料として、脱墨フロスを主原料として、前記主原料を脱水、乾燥、燃焼及び粉砕工程を経て得られ、前記燃焼工程が、第1燃焼炉と第1燃焼炉にて燃焼された脱墨フロスを再度燃焼する、後の第2燃焼炉とを有する、少なくとも2段階の燃焼工程を有し、前記第1燃焼炉は300℃以上〜500℃未満で燃焼処理を行うことによって再生粒子を製造する工程により得られた再生粒子を少なくとも含む。 (もっと読む)


【課題】
多量の水や薬品の添加による洗浄等の必要がない環境負荷を小さくすることができる灰の処理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明は、製紙工場内で発生した有機酸と無機物を含む液を使って灰を湿式抽出することを特徴とする灰の処理方法である。前記液が、クラフトパルプ製造工程から発生した液であることが好ましい。また、前記液が、クラフトパルプ製造工程の酸処理段、酸洗浄段、オゾン漂白段、過酸化水素漂白段、酸素脱リグニン段、アルカリ抽出段、各段付随のパルプ洗浄段の少なくとも一つから排出される液であることがより好ましい。 (もっと読む)


【課題】特に製紙用の填料または塗工用顔料として必要な特性を備えた再生粒子を、安定して製造する。
【解決手段】製紙ラッジの脱水物を含酸素状態で燃焼する燃焼工程を含み、その再生粒子を水中に懸濁して、スラリーを得るとともに、前記スラリーを収容する容器50の底部に微細気泡を発生させる散気器60を複数設けて微細気泡を上方に吹き上げるように構成し、前記燃焼工程で発生した燃焼排ガスを、輸送管路53を通して前記反応容器50内の前記散気器60に導いて、各散気器群60から微細気泡を発生させつつ、撹拌羽根51Bにより、スラリーを撹拌してスラリーのpHの低下を図る。 (もっと読む)


【課題】製紙工場から排出される製紙スラッジから製紙用填料、塗工紙用顔料として有効利用できる高品質の白色無機粒子を効率よく、経済的且つ大規模に製造する方法を提供するにある。
【解決手段】製紙スラッジを筒型熱処理炉内で焼成して得る白色無機粒子の製造方法において、スラッジ成形粒子の大きさをタテ、ヨコ、高さがそれぞれ2〜30mm範囲内とし、かつスラッジ成形粒子を構成する各面の交接部分(接線部分)に形成される各内角が、90度を超える鈍角を有し、スラッジ成形粒子の外周全域に、直角または鋭角の尖鋭部分および角部分を有さないスラッジ成形粒子に造粒成形して焼成処理することで、スラッジ成形粒子のエッジ部分、さらにはスラッジ成形粒子自体の崩壊を防止して、焼成処理時に生じる微細な製紙スラッジ粒子の発生を抑制し、白色度の優れた、かつ前記品質に至るまでの生産効率にも優れた白色無機粒子を得ることが出来る。 (もっと読む)


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