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国際特許分類[E04B1/36]の内容

国際特許分類[E04B1/36]に分類される特許

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【課題】空気ばねを、上部構造を免震支持するための鉛直免震装置として利用する場合に、鉛直免震装置としての必要時にのみ有効に空気ばねを機能させる。
【解決手段】互いに分離した上部構造1と下部構造2が鉛直方向に対向する空間に、上部構造1の鉛直荷重を負担し得る油圧シリンダ3、4と鉛直空気ばね5を並列状態で設置する。平常時に油圧シリンダ3、4が上部構造1の鉛直荷重を負担した状態を維持し、地震の発生時に油圧シリンダ3、4の負担を解除し、油圧シリンダ3、4に代わって鉛直空気ばね5上部構造1の鉛直荷重を負担する状態に移行させる。
圧力の上昇時に油圧シリンダ3、4を収縮させる側の収縮側油圧室3b、4bに接続された流路3d、4dが切換バルブ14にそれを開放の向きに押す側に接続し、圧力の上昇時に油圧シリンダ3、4を伸長させる側の伸長側油圧室3a、4aに接続された流路3c、4cが切換バルブ14にそれを閉鎖の向きに押す側に接続する。 (もっと読む)


【課題】大幅なコストアップを抑制しつつ、小地震時から大地震時まで免震性能を有効に発揮することができる免震装置を提供すること。
【解決手段】積層ゴム16を水平面で切った断面に主エネルギ減衰体20のみを有する第1の積層ゴム部16Aが形成されている。また、積層ゴム16を水平面で切った断面に主エネルギ減衰体20と4本の下側エネルギ減衰体22Aの双方を含む積層ゴム部分と、主エネルギ減衰体20と4本の上側エネルギ減衰体22Bの双方を含む積層ゴム部分との第2の積層ゴム部16Bが形成されている。したがって、積層ゴム16を水平面で切った断面においてエネルギ減衰体の面積は、第1の積層ゴム部16Aと第2の積層ゴム部16Bとにより、鉛直方向において2段階に変化している。 (もっと読む)


【課題】水平力が作用した際に滑らかに挙動しつつ、しかも上部構造体が軽量で、断面積が小さな柱の下端部にすべり材が設置されても、上部構造体と下部構造体の支承部分が鉛直荷重に充分に耐え得る免震建物を提供する。
【解決手段】上部構造体2にすべり材12を設け下部構造体3にすべり板23を設けたすべり支承型の免震装置4を備えた免震建物1において、下部構造体3は、剛体からなる耐圧盤5と、耐圧盤5の上面に設けられた弾性体からなる変形層21と、変形層21の上面に設けられた剛体からなる台座部22と、を有する。すべり材12は、上部構造体2の柱10の下端部に設置され、すべり板23は、台座部22上に設置されている。 (もっと読む)


【課題】空気ばねを常時の内圧の負担から解放し、強制的な空気の漏れと強度低下を回避する形態で使用する。
【解決手段】互いに分離した上部構造1と下部構造2が鉛直方向に対向する空間に、下部構造2に対する上部構造1の水平方向の相対移動を許容する水平免震装置3を設置し、上部構造1と下部構造2が水平方向に対向する2方向の空間に、下部構造2に対する上部構造1の水平方向の相対移動を制限する空気ばね4を設置する。
上部構造1と下部構造2との間に介在する各空気ばね4に、外気を取り込む吸込み口10が接続された連通管6を接続する。
連通管6に空気ばね4内部の空気の漏れを阻止する逆止弁11を接続する。 (もっと読む)


【課題】積層ゴムの性能低下又は損傷を防ぐと共に、積層ゴムの性能を最大限に利用することができる免震装置、及びこの免震装置を有する建築物を提供する。
【解決手段】相対移動する下部構造物12と上部構造物14との間に、積層ゴム20と滑り装置22を有する免震装置16が設けられている。そして、滑り装置22の滑り変形が開始される滑り出し荷重を、積層ゴム20に所定のせん断歪を生じさせるせん断力と等しくしている。よって、積層ゴム20に所定のせん断歪を生じさせるせん断力よりも大きな水平力が積層ゴム20に作用するのを防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】単純な構成で、上部構造体と滑り板との間に発生する摩擦力を調整できる免震構造を提供することを目的とする。
【解決手段】滑り板26には、第1領域26Aと、当該第1領域26Aと摩擦係数が異なる第2領域26Bと、が設けられている。第1領域26Aには全ての支承部22が載置され、第2領域26Bには、相対移動された支承部22の何れかが載置可能とされている。 (もっと読む)


【課題】建物を浮上させる気体を漏らすことがなく、また建物の加重の偏りがあっても、建物を傾かないように略水平に浮上させ、かつ施工も簡易な気体圧で建物を浮上させ、建物を免震する建物の免震装置及び免震住宅を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、上記課題を解決するため、地盤に施工される基盤と前記基盤に重なり上に建物を固定する建物基礎との間に設置される1以上の環状の柔軟なパイプと、前記地盤又は建物の揺れの感知により前記パイプ、並びに前記パイプと前記基盤と建物基礎とで囲まれた隙間に気体を送るエアタンクとからなり、地盤又は建物の揺れ発生時、前記建物基礎を略水平に浮上させ、建物の揺れを免震することを特徴とする建物の免震装置の構成とした。さらにそれを備える免震住宅の構成とした。 (もっと読む)


【課題】上部構造体と下部構造体との相対移動を抑制できる免震構造を提供することを目的とする。
【解決手段】滑り面24の周縁には、滑り板34よりも摩擦係数が大きい摩擦材26が設けられている。従って、支承部22が上勾配部24Bを乗り越えたとしても、摩擦材26よって下部構造体14と上部構造体16との相対移動が抑制される。従って、上部構造体16とその周囲に設けられた部材との衝突を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】上部構造体の転倒を防止することを目的とする。
【解決手段】基礎部18には、相対移動した上部構造体16を支持可能な予備支承部24が設けられている。即ち、常時、上部構造体16は支承部22の上に載置されており、予備支承部24には上部構造体が載置されていない。ここで、予備支承部24で上部構造体16を支持可能としたことにより、上部構造体16と下部構造体14とが相対移動したときに、上部構造体16を支持する支持点数の不足を防止することができる。従って、上部構造体16の転倒が防止され、上部構造体16の破損、損傷を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】 従来の免震装置では、免震装置の築造に多大なコストと施工期間を要すると共に、劣化する恐れがあり、また、耐震強度向上手法では、建物が破壊されなくても、内部の設備や人の安全等の問題は別途の対策を必要とする課題があり、また、橋梁等では支柱間の構造物が落下する等の課題があった。
【解決手段】 上部剛構造体Aの下端部に地震や風による横揺れを許容する柔構造の下部柔構造体Bを一体に設け、該下部柔構造体の側面に該下部柔構造体の下端部に対する上端部の横揺れを許容する横揺れ許容隙間Dを設け、更には、前記上部剛構造体Aに水平安定構造体C,Gを設けることも可能な免震構造システム。 (もっと読む)


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