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国際特許分類[F01C1/356]の内容

国際特許分類[F01C1/356]に分類される特許

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【課題】副吸入通路の切換機構を簡素化し、部品点数の低減を図ると共に、省スペース化を図る。
【解決手段】膨張機(40)は、膨張室(52)の主吸入通路(46)と、主吸入通路(46)の膨張室(52)の開口位置よりピストン(51)の回転方向に進んだ位置に開口する膨張室(52)の副吸入通路(70)と備えている。副吸入通路(70)には、副吸入通路(70)に連通する1次側室(87)の1次側圧力と冷媒回路(11)の所定圧の冷媒が導入される2次側室(88)の2次側圧力との差圧に基づいて副吸入通路(70)を開閉し、膨張室(52)への高圧冷媒の供給および遮断を行う切換弁(80)が設けられている。さらに、副吸入通路(70)には、切換弁(80)より上流側に位置し、切換弁(80)が副吸入通路(70)の開閉動作を行うように副吸入通路(70)を開閉する制御弁(75)が設けられている。 (もっと読む)


【課題】回転式流体機構において、流体機構の外径を小さくする。
【解決手段】回転式流体機構(1)は、筒状のケーシング(2)と、ケーシング(2)内に収容される駆動機構(10)と、駆動機構(10)に回転駆動されるピストン(21)と、ケーシング(2)の内周面に固定される固定部材(23,42)を有し且つ内部にピストン(21)が収容されるシリンダ(20a)とを含み、流体を圧縮又は膨張する流体機構(20)とを備える。固定部材(23,42)は、筒状に形成されケーシング(2)の内周面に固定される筒状部材(26,46)と、外周縁部が筒状部材(26,46)に内嵌し、外周縁部から内方へ窪む窪み部(27c,47c)が筒状部材(26,46)との間で油戻し孔(20b)を区画する内側部材(27,47)と、を有する。 (もっと読む)


【課題】膨張機構で高圧冷媒のエネルギーを動力として最大限、回収しつつ、該膨張機構の冷媒の吸入量を可変とする構成の冷凍装置を得る。
【解決手段】膨張機構(50)は、押しのけ容積が互いに相違する2つのロータリ機構部(70,80)を備える。これらのロータリ機構部は直列に接続されていて、押しのけ容積の小さいロータリ機構部のシリンダ(71)には、2つの吸入ポート(55,56)が形成されている。該吸入ポート(55,56)に接続される導入管(24,27)には、前絞り弁(60)及び開閉弁(61)が設けられている。上記膨張機構(50)をバイパスするバイパス管(65)にはバイパス弁(66)が設けられている。これらの弁(60,61,66)を制御することで、上記膨張機構(50)の冷媒循環量と圧縮機構(40)の冷媒循環量とのバランスをとる。 (もっと読む)


【課題】シンプルな構造を有する動力回収式の冷凍サイクル装置を提供する。
【解決手段】冷凍サイクル装置100は、圧縮機2、放熱器3、容積型流体機械4、蒸発器7及びインジェクション流路10fを備えている。容積型流体機械4は、(i)冷媒を吸入する行程と、(ii)吸入した冷媒を膨張及び過膨張させる行程と、(iii)インジェクションポート30を通じて作動室に冷媒を供給し、供給した冷媒を過膨張した冷媒に混合する行程と、(iv)行程(ii)で冷媒から回収した動力を用い、混合された冷媒を再圧縮する行程と、(v)再圧縮された冷媒を作動室から吐出する行程と、を実行する。インジェクションポート30は、行程(ii)で過度な過膨張が生じることを防止できる位置に設けられている。 (もっと読む)


【課題】減圧された冷媒が膨張機に吸入される構成において、エネルギー回収量が減少する条件でも冷凍サイクル装置のCOPを向上させることができるようにする。
【解決手段】冷凍サイクル装置1Aは、圧縮機21、放熱器22、第1減圧機23、膨張機26、および蒸発器27を含む冷媒回路4を備えている。放熱器下流路4bまたは中間圧流路4cから分岐する第1バイパス路5は蒸発器上流路4dにつながっており、第1バイパス路6がつながる位置よりも上流側で蒸発器上流路4dから分岐する第2バイパス路6は冷媒回路4の放熱器上流路4aにつながっている。さらに、冷凍サイクル装置1Aは、第1バイパス路5に設けられた第2減圧機51と、膨張機26から吐出された冷媒を蒸発器上流路4dを通じて蒸発器27に導くか第2バイパス路6を通じて放熱器上流路4aに導くかを切り替える切替手段とを備えている。 (もっと読む)


【課題】吸入制御部材の第1閉塞部材への押付力を低減させることができるロータリ式膨張機を提供する
【解決手段】ロータリ式膨張機4Aは、作動室43を閉塞する第1閉塞部材46および第2閉塞部材49を備えている。第1閉塞部材46には、作動室43と反対側を向く受圧面46bから作動室43に延びるように吸入孔4aが設けられている。吸入孔4aは、シャフト81Aの回転に伴って受圧面46b上を摺動する吸入制御部材48によって開閉される。吸入制御部材48の摺動面48dと第1閉塞部材46の受圧面46bの一方には、他方で覆われて吸入制御部材48および第1閉塞部材46で囲まれる圧力室を形成するとともに膨張前の作動流体で満たされる吸入空間40と連通する凹部40aが設けられている。 (もっと読む)


本技術は、概して回転容積型システムと関連する使用および製造方法とに関する。本システムを使用して、圧縮可能な流体を圧縮しかつ/または膨張させることができる。いくつかの実施形態では、回転容積型システムは、第1ポートおよび第2ポートを備えた圧力調整チャンバを有するチャンバハウジングと、第1ポートを介してチャンバと流体連通する第1通路と、第2ポートを介してチャンバと流体連通する第2通路とを有する。本システムは、チャンバハウジング内に配置されかつチャンバハウジングに対して回転軸を中心に回転可能なシャフトと、2つ以下のローブを備えたロータとをさらに含むことができる。ロータを、シャフトによって支持しかつシャフトに対して回転可能とすることができ、流れがチャンバを介して第1通路から第2通路に提供される第1モードで交互に動作可能とすることができる。 (もっと読む)


【課題】軸受での摺動損失が低減された2段ロータリ膨張機を提供する。
【解決手段】2段ロータリ膨張機は、2つのシリンダ15および16を備えている。第1シリンダ15の第1溝には、第1ベーンが配置されている。第2シリンダ16には、第1溝の位置からシャフト13の回転方向と反対の回転方向に所定角度進んだ位置において第2溝16aが形成されている。第2溝16aに第2ベーン22が配置されている。シャフト13の周方向に関する第1ベーンの位置を第1基準位置、同じく第2ベーンの位置を第2基準位置、シャフト13の回転方向と反対の回転方向に沿った第1基準位置から第2基準位置までの所定角度をφと定義する(ただし、0°<φ<90°)。軸受17の軸受面には、第1基準位置から見てシャフト13の回転方向に90°〜(180°−φ)の範囲に凹部が設けられている。 (もっと読む)


【課題】軸受での摺動損失が低減されたスイング型膨張機を提供する。
【解決手段】スイング型膨張機100は、シリンダ15、シャフト13、ピストン19、ベーン21および軸受17を備えている。ピストン19は、シリンダ15内で回転するようにシャフト13に取り付けられている。ベーン21はピストン19と一体に形成されているとともに、シリンダ15に形成された溝15dに揺動可能に保持され、かつシリンダ15とピストン19との間の空間を吸入空間25aと吐出空間25bとに仕切っている。シャフト13の周方向に関するベーン21の位置を基準位置と定義する。軸受17の軸受面には、基準位置から見てシャフト13の回転方向に90°〜180°の範囲に凹部130が設けられている。 (もっと読む)


【課題】アキシャルギャップ型モータを備えた流体機械において、各摺動部へ供給される冷凍機油が不足してしまうことを回避する。
【解決手段】流体機械は、該アキシャルギャップ型モータ(30)の軸方向の上方に上部空間(S1)を区画して下方に下部空間(S2)を区画するケーシング(11)と、下部空間(S2)に配置され、アキシャルギャップ型モータ(30)に駆動されて冷媒を圧縮又は膨張する流体機構部(50)と、ケーシング(11)の内周と回転軸(20)の外周との間に形成され、流体機構部(50)から上記下部空間(S2)へ流出した冷媒を上部空間(S1)へ送るための冷媒流路(C)とを備える。回転軸(20)には、上部空間(S1)と下部空間(S2)とを連通させる連通路(90)が形成される。 (もっと読む)


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