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国際特許分類[F01K21/02]の内容

国際特許分類[F01K21/02]に分類される特許

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【課題】熱エネルギーを利用して動力を得ることのできる蒸気機関を提供する。
【解決手段】シリンダ内にピストンを摺動自在に配置し、ピストンにクランクシャフトを連動連結して、ピストンの往復摺動にクランクシャフトの回転動作を連動させた蒸気機関であって、高熱体の熱を受熱可能としたシリンダを配置するとともに、シリンダとシリンダ内で往復摺動するピストンを熱交換機能を有する伝熱面部となして、これら伝熱面部を高熱体により加熱し、シリンダと上死点近傍にあるピストンで閉塞されるフラッシュ空間内にインジェクタを通して高圧かつ高温状態の過熱液となした作動流体を噴出することで、過熱液の飽和圧力よりも低圧である空間内において一定割合の過熱水を蒸気となすとともに、蒸気が膨張してピストンを発動させ、蒸気化しない過熱液は、液滴状にてフラッシュ空間を形成する伝熱面部の内面に衝突して沸騰されるとともに蒸気になり、蒸気が膨張してピストンを発動させることを特徴とすることとした。 (もっと読む)


【課題】エネルギー回収効率が向上し、伝熱部を小型化することが可能なエネルギー回収装置を提供する。
【解決手段】媒体2として飽和水3が上下方向に循環する循環流路5と、循環流路5の外部から供給される熱を媒体2に伝える伝熱部6と、循環流路5中の媒体2の流れを受けて回転する回転翼7が備えられた発電装置8とを有し、循環流路5は、伝熱部6を通過した媒体2が上向きに流れる上昇流路10と、上昇流路10を通過した媒体2が下向きに流れて伝熱部6へ供給される下降流路11とを有し、回転翼7は上昇流路10中に設けられ、媒体2は、伝熱部6からの熱によって飽和蒸気21を含む気液二相流に変化して上昇流路10を流れ、回転翼7に供給されて回転翼7を回転することにより気液二相流から飽和水3に復水する。 (もっと読む)


【課題】高出力を可能としつつ、排気ガスの熱を好適に回収可能な駆動システムを提供する。
【解決手段】第1内燃機関10と、第2内燃機関20と、第1クランク軸12及び第2駆動軸からの動力により回転する第1出力軸71A及び第2出力軸71Bと、第1内燃機関10に燃料を供給する燃料供給手段と、第1内燃機関10の排気ガスを第2内燃関に供給する排気ガス供給手段と、第2内燃機関20に水含有液体を供給する水含有液体供給手段と、燃料供給手段、排気ガス供給手段及び水含有液体供給手段を制御するECU80と、を備える駆動システム1であって、第2内燃機関20に掃気ガスを導入する掃気ガス導入手段を備え、ECU80は、第2内燃機関20の蒸気サイクルの終了後、掃気ガス導入手段によって、第2内燃機関20に掃気ガスを導入する掃気ステップを実行する。 (もっと読む)


【課題】出力を安定して供給することができ、しかも排気ガスの熱を好適に回収可能な駆動システムを提供する。
【解決手段】第1内燃機関10と、第2内燃機関20と、第1出力軸71Aおよび第2出力軸71Bと、第2トランスミッション30Bと、第2ワンウェイクラッチ60Bと、第1内燃機関10に燃料を供給する燃料供給手段と、第1内燃機関10の排気ガスを第2内燃機関20に供給する排気ガス供給手段と、第2内燃機関20に水含有液体を供給する水含有液体供給手段と、第2クランク軸22に設けられて力行駆動または回生駆動を行う第3モータジェネレータ110と、第3モータジェネレータ110との間で電力の授受を行うバッテリ103と、要求出力に応じて第3モータジェネレータ110を力行駆動または回生駆動するECU80と、を備える。 (もっと読む)


【課題】液体ピストン量の減少を抑制して熱効率を向上させる。
【解決手段】液相状態の作動媒体からなる液体ピストン15が流動可能に封入された管状の容器11と、作動媒体の蒸気を発生させる外部蒸発器20と、外部蒸発器20で発生した蒸気を容器11に吸気させる吸気手段12と、容器11に吸気された蒸気の膨張によって生じる液体ピストン15の変位を機械的エネルギに変換して出力する出力部14と、容器11から蒸気を排気させる排気手段13と、容器11の内部の液体ピストン15の量が適正量よりも低下した場合に容器11の内部に液相状態の作動媒体を供給する液体ピストン供給手段19とを備える。 (もっと読む)


【課題】凝縮部における壁温上昇を抑制する。
【解決手段】液体状態の作動媒体からなる液体ピストン20が流動可能に封入された管状の容器11と、容器11の端部と連通し、液体ピストン20の変位を機械的エネルギに変換して出力する出力部12と、容器11の壁面の一部を冷却する冷却手段14とを備え、容器11のうち出力部12と反対側の部位には、蒸気21が膨張する膨張部113が形成され、容器11のうち出力部12と膨張部113との間の部位には、蒸気21が凝縮する凝縮部112が形成され、凝縮部112は、容器11のうち冷却手段14が設けられた部位であり、凝縮部112の全容積Vcondが、液体ピストン15が下死点にあるときに凝縮部112に入っている蒸気21の容積Vinよりも大きくなっている。 (もっと読む)


【課題】 内燃機関から排出される熱エネルギーを動力エネルギーに変換するエネルギー変換装置の比出力および理論効率の両立を図る。
【解決手段】 内燃機関11から排出される排ガスの熱エネルギーで加熱される熱源壁面24aに水供給装置31から水を供給して水蒸気に相転移させ、熱源壁面24aを膨張室24の一部として含む膨張機17により水蒸気の膨張圧力を動力エネルギーとして取り出す際に、膨張室24内に排ガスタービン19から空気を供給するとともに、膨張機17から出力される動力エネルギー、水供給装置31による水の供給量および水供給装置31による水の供給時期を制御手段により制御するので、内燃機関11の出力を損なうことなく、比較的に簡単な構造で広範囲の温度域の熱エネルギーを高い効率で動力エネルギーに変換し、比出力および理論効率の両立を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】 気体供給システムを増設した全蒸気駆動式内燃機関を提供する。
【解決手段】 本発明で開示する気体供給システムを増設した全蒸気駆動式内燃機関は、機械動力システムと、燃焼システムと、気体供給システムとにより構成される。本発明は、従来技術の基礎上において、燃焼システム中に設置し、尚且つ、槓杆Aの延伸部を槓杆B上方に位置させて現有するコーディネーションカード(Coordination card)の作用を代替するもので、この種の連結しない構造によって、構造全体を簡素化し高い信頼性を有するものにするとともに、空気圧縮式弾性装置が現有する巨大バネを代替するため、使用寿命を延ばし、体積を縮小する。それと同時に、高圧気体ボトルとエアコンプレッサによって構成される気体供給システムの増設によって、主シリンダ内の燃焼をさらに安定化させる。本発明の改善によって、内燃機関全体の大量生産はさらに有利なものとなり、好ましい実用性と信頼性を備えたものとなる。
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【課題】熱輸送損失を低減する。
【解決手段】加熱部13と連通し、加熱部13に供給される液相状態の作動媒体が封入された液供給部19と、液供給部19内の液相状態の作動媒体が加熱部13に供給されるタイミングである液供給タイミングを調整する調整手段151、152a、152b、40とを備え、調整手段151、152a、152b、40は、液供給タイミングを、圧縮行程において液体ピストン20が加熱部13に向かって変位するタイミングよりも遅らせるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】熱輸送損失を低減する。
【解決手段】作動媒体12が液体状態で流動可能に封入された管状の容器11と、容器11の一端側部位に形成され、液体状態の作動媒体12の一部を加熱して気化させる加熱部11aと、容器11のうち加熱部11aよりも他端側部位に形成され、加熱部11aで気化した作動媒体12の蒸気を冷却して液化させる冷却部11bと、容器11の他端部と連通し、蒸気の体積変動によって生じる液体状態の作動媒体12の変位を機械的エネルギに変換して出力する出力部15とを備え、加熱部11aは、液体状態の作動媒体12を分断する液分断構造を有している。 (もっと読む)


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