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国際特許分類[F01L3/04]の内容

国際特許分類[F01L3/04]に分類される特許

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【課題】傘部の外周面にも断熱効果の良好な酸化層が存在していることで昇温し難いエンジンバルブを提供する。
【解決手段】耐熱鋼等の耐熱合金を素材とし、軸部2の一端に熱間鍛造により成形された傘部3を連続して有するエンジンバルブ1であって、傘部3の外周縁にバリが生じないように鍛造され、傘部外周面3dを機械加工することなく成形されることで、傘部3の外周面3dの表層部に基材1aが酸化した酸化層1bを有することを特徴とする。傘部3の外周面3dは、湾曲形状となっている。 (もっと読む)


【課題】高温割れを伴わないシート肉盛工程を備えたポペットバルブの製造方法の提供。
【解決手段】ヘッドのシート肉盛用溝に肉盛材料を溶着する肉盛工程を備えた大型ポペットバルブの製造方法で、バルブの母材を高Ni基材で構成し、肉盛工程では、ヘッド端面側を冷却しつつ、肉盛材料を溶着する。高Ni基材は、溶着熱でガンマ・プライム相の析出量が増えて結晶粒が成長するため、割れ感受性が増加し、大型バルブでは、溶着面積が大きく、母材3と肉盛部2間の境界に生じる熱応力(凝固収縮力)も大きいため、肉盛部2に沿った母材熱影響部3a内で高温割れ発生が懸念されるが、肉盛工程中、ヘッド端面側が冷や金20で冷却されて、母材熱影響部3aでは固相と液相が混在する時間が短縮され、ガンマ・プライム相の析出量と凝固収縮力が低減されて、高温割れが発生しない。 (もっと読む)


【課題】 排気弁スピンドルにおいて、外側面の高強度を得ること、及び、特に基礎部分への遷移区域の近傍で、強靭な構造を持つ外側面内のマイクロ構造を得ること。
【解決手段】 内燃エンジン特に2ストローククロスヘッドエンジンのための排気弁スピンドル1は、合金鋼の基礎部分4を有する弁ヘッド3と、燃焼室に向かう弁スピンドルの表面を形成する外側面5とを有する。外側面5は、ニッケルベース、クロムベース又はコバルトベースである高温腐食抵抗合金の微粒子種材料から形成され、微粒子種材料は、粘着性の層に結合される。少なくとも基礎部分4への遷移区域において、外側面5の微粒子材料内の粒子は、外側面及び基礎部分を鍛造することにより生じるせん断歪によって卵形状又は細長い形状へと変形され、鍛造された外側面5は少なくとも98.0%の密度を有する。 (もっと読む)


【課題】弁座と該弁座と着脱する弁傘部表面に長時間使用に耐えうる薄膜を形成して前記弁傘部の磨耗を低減させる内燃機関の排気弁若しくは給気弁の磨耗抑制方法を提供する。
【解決手段】内燃機関のクランク軸により回転駆動されるカムによって往復駆動する弁棒の端部に位置する弁傘部と、該弁傘部の外周に有する摺動面に着脱する弁座とを備え、前記弁傘部の摺動面に含炭素薄膜を形成し、該薄膜が形成される弁傘部を弁座と着脱させてガス通路を開閉する内燃機関の排気弁若しくは給気弁の磨耗抑制方法において、
前記弁傘部の摺動面に前記ガス通路の燃焼空間温度より低い着火温度を有する高粘性液体を塗布する工程と、該摺動面に塗布される高粘性液体が本運転前の試運転により燃焼残渣物となって弁傘部の摺動面に付着する残渣物付着工程とを有し、前記弁傘部の摺動面に燃焼残渣物を付着させる。 (もっと読む)


【課題】高温のガスに曝される弁体、例えば内燃機関の吸排気弁のような可動式の弁体において、そのガス封止部における熱分布が、より均一なものになるとともに、容易に製造できるようにする。
【解決手段】一例として内燃機関の排気バルブである弁体のガス封止部(傘部)の表面において、高温ガスに曝されその影響を所定以上に強く受ける範囲に、最大でバルブシートとの密接領域の所まで、ガス封止部の基材上に、即ち第1材料で形成されている傘部の上面及び下面に、相対的に熱伝導性の高い第2材料からなる皮膜(層)を熱溶射法によって形成する。 (もっと読む)


【課題】基材上に塗布された薄膜の表面にレーザー光を照射することで薄膜を加熱して焼成する場合に、目標とする物性の薄膜を形成する。
【解決手段】母材30の壁面30a上に薄膜材料42を含む溶液を薄膜状に塗布する薄膜塗布工程においては、薄膜20のレーザー光透過率が厚さ方向位置に応じて変化するようにレーザー光吸収塗料が混入された溶液を母材30の壁面30a上に塗布する。焼成用加熱工程においては、この塗布された溶液による薄膜20の表面20aにレーザー光65を照射することで、薄膜20を加熱して焼成する。 (もっと読む)


【課題】薄膜の焼成時に発生するガスが薄膜内に残存して薄膜の強度が設計強度よりも低下するのを防ぐ。
【解決手段】ガス抜用加熱工程では、有機珪素化合物22内に粒子21が多数混入された薄膜20を加熱して、各粒子21内の樹脂21dを熱分解させてガス化させるとともに、有機珪素化合物22の熱分解により発生するガス22aを薄膜20から抜く。焼成用加熱工程では、ガス抜用加熱工程後の薄膜20をガス抜用加熱工程よりも高い温度で加熱して、セラミック材料の層21bを緻密化させるとともに、熱分解後の珪素化合物22bを焼成する。 (もっと読む)


【課題】冷間で加工誘起変態を生じさせることにより基材の表面に硬質皮膜を形成すること。
【解決手段】基材13の表面に固相状態の金属粉末を圧縮性の気体を媒体として噴射ノズル12により吹き付けて硬質の金属皮膜14を形成する。金属粉末を加工誘起変態が生じる音速以上の高速で基材13に叩きつけることにより、金属粉末より高い硬さの金属皮膜14を基材13の表面に形成する。金属粉末は、平均粒子直径が5〜100μmで、Feを主原料とするオーステナイト相を有する金属から構成する。 (もっと読む)


【課題】簡単でコストの低い手段により、大型機械の構成部分、特に2サイクル大型ディーゼル機関のピストンヘッドまたは排出バルブディスクの、割り当てられた表面に表面溶着によって塗布される保護コーティングを備えるための方法を、経済的でそれでもなお慎重な方法の実施が可能となるように改善する。
【解決手段】大型機械の構成部分、特に2サイクル大型ディーゼル機関のピストンヘッドまたは排出バルブディスクの、割り当てられた表面(2または14)に表面溶着によって塗布される保護コーティング(4)を備えるための方法において、保護コーティング(4)を備えようとする大型機械構成部分を表面溶着過程中に冷却することによって、経済的で同時に慎重な方法の実施が達成される。 (もっと読む)


【課題】吸気温の上昇を抑えることで燃焼効率の向上に寄与しうる吸気バルブであって、重量増加を抑えることができ、しかも吸気の促進によっても燃焼効率を向上させることができる吸気バルブを提供する。
【解決手段】バルブ本体10は、軸部11と、軸部11の一端に設けられ、燃焼室に面する傘表面及び吸気通路に面する傘裏面14を有する傘部12とからなり、バルブシートに密着するバルブフェース15を傘裏面14の外周縁部に有する。バルブフェース15以外の傘裏面14には、耐熱性樹脂よりなる裏側断熱層20が形成されている。裏側断熱層20は、吸気通路から燃焼室への吸気流を整えて吸気を促進する整流路24を有する。 (もっと読む)


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