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国際特許分類[F02C3/34]の内容

国際特許分類[F02C3/34]に分類される特許

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CO2が、主要な温室効果ガスであると明らかになっているので、その捕捉および貯蔵は地球温暖化を抑制するのに必須である。CO2を捕捉して圧縮するように設計された発電装置と、後付け対応発電装置と、従来型の発電装置をCO2捕捉装置に後付けする効率的な方法との競争力により、CO2捕捉システム(12)の早期利用が可能になるはずである。本発明の目的は、従来型の部分へのCO2捕捉システム(12)の影響が最低限の化石燃料発電装置ならびにこのような発電装置を運転する方法を提供することである。さらに、CO2捕捉装置の後付けに対応する発電装置、および既存の装置を、CO2捕捉を伴う発電装置へと改造する方法、ならびにこの種の装置を運転する方法が、本発明の目的である。本発明の主要な態様の1つは、CO2捕捉システム(12)を運転するのに必要な蒸気および電力を供給することができる発電装置部分を追加することと、従来型の発電装置部分および追加の発電装置部分の煙道ガス流からCO2を除去する能力を有するCO2捕捉システム(12)を提供することである。
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CO2は、主要な温室効果ガスとして看做されているので、その回収と貯蔵が、地球の温暖化を制御するために重要である。CO2を回収して、圧縮するように設計された発電設備、発電設備に後で取り付けてCO2回収式設備とする有効な手法を有する後で取り付ける準備を整えた発電設備の競争力を向上することによって、CO2回収システム(12)の早期の活用が可能となる。本発明の課題は、CO2回収システム(12)の動作用の蒸気を抽出している時も、CO2回収システム(12)が動作しておらず、蒸気を抽出していない時でも、高い効率の動作を可能とする、動作上の柔軟性を向上させた化石燃料燃焼式発電設備(1,2)を提示することである。更に、そのような形式の設備(1,2)の動作方法も本発明の課題である。別の課題は、将来の時点にCO2回収システム(12)を後で取り付ける準備を整えた、蒸気を抽出する、或いは抽出しない形での高い効率の動作を可能とする蒸気サイクルを既に配備した発電設備(1,2)を提示することである。本発明の一つの主要な特徴は、一方がCO2回収動作と独立して連続動作し、他方がCO2回収動作の間少なくとも部分的に停止できる二つの蒸気タービン機器(14,15)による水蒸気サイクルを配備することである。
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【課題】ガスタービン排出ガス中の二酸化炭素含有量を増加させる。
【解決手段】システム(1000)は、空気を圧縮する第1の圧縮機(810)と、第1の圧縮機(810)の下流に配設され、第1の圧縮機(810)からの圧縮空気と共に炭化水素燃料を燃焼して、排出ガス流を生成するタービン(420)と、タービン(420)の下流に配設され、排出ガス流を圧縮し、圧縮された排出ガス流をタービン(420)へと再循環させる第2の圧縮機(410)とを備える。 (もっと読む)


【課題】排ガス再循環式発電システムの提供。
【解決手段】発電システム(10)の一部をなすガスタービンシステム(15)は、燃料流(13)を燃焼させる燃焼室(20)、酸化剤流(14)を受けて燃焼室(20)に加圧酸化剤(18)を供給する圧縮機(16)、燃焼室(20)から吐出流(22)を受けて二酸化炭素を含む排気流(30)と電気エネルギーを発生するエキスパンダ(24)を含む。システム(10)はさらに、改造可能な排ガス再循環システム(54)を含み、該システム(54)は、排気流(30)を第1分割流(34)と第2分割流(36)に分けるスプリッタ(32)、第1分割流(34)を受けて第1冷却分割流(40)を生じる排熱回収ボイラ(38)、第1冷却分割流(40)と第2分割流(36)を受けて再循環流(52)を生じる浄化システム(50)を含み、該再循環流は新鮮な酸化剤(12)と混合され供給酸化剤流(14)を生じる。 (もっと読む)


本発明は、水素濃度の高い燃料ガスを用いて、低いNOx排出量で確実にガスタービン設備を運転するための方法と、圧縮機入口への再ガス再循環し、燃料ガスを希釈するための装置を具備するガスタービン設備とに関する。
この目的のために、冷却された排ガス(24)を再循環することによって燃焼用空気中の酸素濃度が低減され、燃料ガス(5および10)が、圧縮された排ガス(28および29)で希釈される。燃焼用空気中の酸素の減少によって、排ガス(13)中の残留酸素が最少となり、従って、この排ガスを燃料ガスの希釈のために用いることができる。さらに、排ガスの再循環によって、燃焼生成物として発生した水が帰還することで、燃焼用空気の水分含量が上昇する。燃料ガス中の酸素の減少、燃料ガス中の高い水分含量および燃料ガスの希釈によって、水素濃度の高い燃料ガスの火炎伝播速度が低減され、従って、逆火に対してロバスト性を有する、低排出で確実な燃焼が可能となる。
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【課題】流れ再循環を備えた圧縮システムの操作線制御を提供する。
【解決手段】ガスタービンエンジン(100)の操作線(14)を制御するためのシステムは、流入ガス流を加圧する圧縮システム(160)と、ガスが絞りオリフィスに流入する前に圧縮システム内のブリード位置(120)からガスを抽出する抽気システム(140)と、抽気システムによって抽出したガスの少なくとも一部分を圧縮システムの又は該圧縮システムの上流のフィード位置(118)内に再導入する再循環システム(145)と、圧縮システムの操作線が変更されて該圧縮システムの失速マージンが増大するように再循環ガスを制御する制御システム(200)とを含む。 (もっと読む)


【課題】 現在のガスタービンエンジンでは、仕事を終えた排気ガスは熱量を持ったまま大気中に放出されているが、この不都合を解決すること。
【解決手段】 仕事を終えた排気ガスを1の排気ガス用圧縮機で圧縮し、2の空気圧縮機で圧縮された空気と共に4の燃焼室へ送られる。このエンジン作動において、排気ガスの熱量回収の課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】 吸気フィルタの高湿度環境下でのフィルタ差圧上昇を改善することができる、ガスタービン吸気装置およびその運転方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 圧縮機の入口側に吸気室2が設けられ、該吸気室2内に吸気フィルタ4が設置されるガスタービン吸気装置1において、前記吸気フィルタ4の上流側に、吸入空気の湿度を低下させる湿度低下装置5が設けられる。 (もっと読む)


本発明は、酸化剤と、炭化水素を含んだ燃料との混合物を燃やす発電機によって放出されるフューム内に存在するCO2の比率を抑えるための方法に関し、それは、燃焼フュームを膨張させること、酸化剤と、フュームとを含むガス混合物を圧縮すること、圧縮された混合物の第1の部分内に存在するCO2の少なくとも一部分を取り除くこと、および燃焼を行うために圧縮された混合物の第2の部分をリサイクルすることにある。本発明はまた、この方法を実施するための装置に関する。
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