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国際特許分類[F02C9/34]の内容

国際特許分類[F02C9/34]に分類される特許

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【課題】
燃料組成に水素を含む燃料を燃焼するガスタービン燃焼器において、ガスタービン燃焼器の構造物の過熱を避け、燃焼安定性と低NOx燃焼性能を維持し得る、ガスタービン燃焼器を提供する。
【解決手段】
燃焼室の上流側に位置し複数の空気孔55−1,55−2,55−3を有する空気孔プレート54と、空気孔に対して同軸に配置され、空気孔に対して燃料組成に水素を含む燃料を供給する複数の燃料ノズル56からなる多孔同軸噴流バーナを複数個備えて、各多孔同軸噴流バーナの燃焼室側表面が外周側から中央部に向けて燃焼室側に突き出すような傾斜を持ち、かつバーナの中央部が燃焼室から遠ざかるように凹面形状に傾斜を持って窪んでいる構造を有し、バーナ中央部近傍に生じる淀み領域49に向けて循環する循環ガス43をバーナから遠ざけるように燃焼室下流側に押し戻す構造、例えば、バーナ中央部に冷却空気孔を有する。 (もっと読む)


【課題】系統擾乱時やランバック時の過渡状態においても火炎の安定性を維持できるガスタービン及びガスタービンの燃焼制御方法を提供する。
【解決手段】ガスタービンは、拡散燃焼用燃料を燃焼させて拡散火炎を形成するとともに、予混合燃焼用燃料を燃焼させて予混合火炎を形成する燃焼器と、燃焼器に燃焼用空気としての圧縮空気を供給する圧縮機と、燃焼器によって生成された燃焼ガスによって駆動されるタービンと、タービンによって駆動される発電機と、拡散燃焼用燃料の流量の全燃料流量に対する割合を示す拡散燃料比を決定する燃焼コントローラ40とを備える。燃焼コントローラ40は、系統擾乱時又はランバック時において、少なくとも発電機出力の計測値に基づいて決定された燃焼負荷指令値に応じて求めた第1拡散燃料比と、全燃料流量指令値に応じて求めた第2拡散燃料比とのうち大きい方を選択し、前記拡散燃料比として決定する。 (もっと読む)


【課題】ラジアルスワーラを軸心方向に複数分割することにより、バーナから燃焼室へ噴射される予混合気の径方向濃度分布を容易に制御することができる燃焼装置、およびこの燃焼装置の制御方法を提供する。
【解決手段】内側に燃焼室を形成する燃焼筒(12)と、前記燃焼筒の頂部に配置されて、前記燃焼室に環状に燃料と空気との予混合気を噴射する予混合通路(42a)、および該予混合通路に燃料と空気を径方向内方に導入するラジアルスワーラ(50)を有するメインバーナ(42)とを備える燃焼装置(2)において、前記ラジアルスワーラ(50)に、分割板(56)によって軸心方向に分割された複数のスワーラ段(50b)を設け、前記分割板(56)の径方向長さ(L1)を、前記予混合通路(42a)の上流部を形成する径方向に沿った直線部の長さ(L2)よりも短く設定する。 (もっと読む)


【課題】吸気冷却装置の作動によって燃料配分比の適正条件がシフトしても、火炎の安定性を維持しうるガスタービン及びガスタービンの燃焼制御方法を提供する。
【解決手段】ガスタービン1は、拡散燃焼用燃料を燃焼させて拡散火炎を形成するとともに、予混合燃焼用燃料を燃焼させて予混合火炎を形成する燃焼器4と、燃焼器4に燃焼用空気としての圧縮空気を供給する圧縮機2と、圧縮機2に吸入される外気を冷却する吸気冷却装置10と、燃焼器4からの燃焼ガスによって駆動されるタービン6とを備える。燃焼コントローラ40は、吸気冷却装置10の作動時に、拡散燃焼用燃料の全燃料流量に対する割合を示す拡散燃料比を増大させる。 (もっと読む)


【課題】バーナの局所燃空比が化学量論比を跨いで上昇することによって発生するNOx量を低減させることができる燃焼器、ガスタービン及び燃焼器の燃料制御方法を提供する。
【解決手段】メインバーナと、バーナを有するパイロットバーナと、バーナの燃料流量を制御する制御装置とを備え、制御装置は、化学量論比を跨いでパイロットバーナの燃空比を上昇させる際に、バーナの各局所燃空比を、設定の高NOx局所燃空比範囲よりも低い局所燃空比領域である燃料希薄側の低NOx局所燃空比領域、又は高NOx局所燃空比範囲よりも高い局所燃空比領域である燃料過濃側の低NOx局所燃空比領域に振り分ける化学量論比回避手順を実行することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ガスタービン燃焼器内の燃焼負荷率の変化に対応し燃焼の安定化を図り、窒素酸化物の発生を抑制可能なガスタービン燃焼器、ガスタービンおよびガスタービン燃焼器の制御方法を提案する。
【解決手段】ガスタービン燃焼器6は、燃料弁燃料制御弁11a、11b、11cから流れ込む燃料と空気とを混合して予混合気にする予混合室を有する複数の予混合燃焼バーナと、燃焼ガスGの燃焼温度算出値に対応する予混合室毎の燃料の分配量基準値および予混合室に流れ込む空気の状態量に対応する分配量補正値を予め記憶するとともに、ガスタービン7の状態量から燃焼ガスGの燃焼温度を算出しかつ予混合室に流れ込む空気の状態量を測定してこの算出結果と測定結果とから分配量基準値を分配量補正値で補正して燃料弁燃料制御弁11a、11b、11c毎の燃料の分配量を制御する燃料制御装置12と、を備える。 (もっと読む)


【課題】燃焼器における希薄−希薄始動は、燃料ノズルの間の予混合燃料の量が均衡が取れていないことに起因して、予混合燃料火炎付近の局所的ライナ壁温度を高める可能性があるため、適正なシステムを提供する。
【解決手段】流体を燃焼器アセンブリに送るためのノズル402は、中心線を含む本体406と、中心線に沿って本体を貫通する通路414、416、418と、通路414、416、418の下流側端に結合したノズル先端500とを含み、ノズル先端500は、中心から外表面まで延びる半径を有する。ノズル先端500は、下流面と、その下流面内に画成された開口424、502を各々が含む複数の出口通路とを含み、各開口424、502は、接線、半径及び中心線に対して規定されるそれぞれのX軸、Y軸及びZ軸を含み、複数の出口通路の各々は、それぞれのX−Z平面におけるそれぞれのZ軸に対して30°よりも大きい排出角度をなす。 (もっと読む)


【課題】大気圧の上昇に伴う燃焼器の不安定燃焼を防止することを目的とする。
【解決手段】ガスタービン制御装置44は、取り入れた空気を圧縮して圧縮空気を生成する圧縮機20と、圧縮機20から導入された圧縮空気を用いてパイロット燃料とメイン燃料とを燃焼させることで燃焼ガスを発生させる燃焼器22と、該燃焼ガスにより駆動するタービン24と、を備えたガスタービン12を制御する。そして、ガスタービン制御装置44は、大気圧測定部50によって測定された大気圧が基準値以上の場合に、パイロット燃料の比率を増加させるパイロット比増加制御を実行する。 (もっと読む)


【課題】 エンジン運転条件の全般に亘って効果的なNOx放出低減性能を示すガスタービン燃焼器を提供する。
【解決手段】 環状燃焼室を有するガスタービンエンジン用の燃焼器が、前部隔壁の円周方向の広がりを取り囲むように延在する周リング内に配置された複数の主燃料噴射・空気旋回翼アセンブリと、複数のパイロット燃料噴射・空気旋回翼アセンブリと、を含む。複数のパイロット燃料噴射・空気旋回翼アセンブリは、主燃料噴射・空気旋回翼アセンブリの周リング内に散在するように配置される。燃焼器に供給される燃料は、ガスタービンエンジンの出力要求のレベルに応じて、複数の主燃料噴射・空気旋回翼アセンブリと、複数のパイロット燃料噴射・空気旋回翼アセンブリと、の間で、選択的に分配される。 (もっと読む)


【課題】NOxの排出が高くなる燃焼領域及び燃焼安定性が低下する燃焼領域を回避し、低負荷燃焼から高負荷燃焼にわたってNOxの排出量が少なく、且つ燃焼振動や失火の発生なしに高い燃焼効率で安定燃焼できる燃焼装置、及び該燃焼装置の燃焼制御方法を提供する。
【解決手段】燃焼室と、燃料と酸素を予め所定の割合で混合した混合気を燃焼室に噴射して燃焼する第1のバーナと、負荷の変動に応じた量の燃料を燃焼室に噴射して燃焼する第2のバーナと、燃焼室における燃焼が安定燃焼領域、又は不安定燃焼領域、若しくは安定燃焼領域と不安定燃焼領域の境界領域にあるかを判断する判断手段と、判断手段で燃焼室における燃焼が不安定燃焼領域にあると判断された場合、混合気に含まれる燃料を増やすことによって当量比を大きくして、燃焼室における燃焼を前記境界領域に制御する制御手段を備えている。 (もっと読む)


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