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国際特許分類[F04C2/344]の内容

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国際特許分類[F04C2/344]に分類される特許

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【課題】気体圧縮機において、2段階の圧縮空間を有し、ベーンが1段階目の空間に位置するときと2段階目の圧縮空間に位置するときとで、背圧を適切に調整する。
【解決手段】ロータ50とシリンダ40との間に形成された、容積の互いに異なる2つの圧縮用の空間S1,S2のうち相対的に容積の大きい第1空間S1で圧縮された冷媒ガスGを相対的に容積の小さい第2空間S2に供給するように、第1空間S1と第2空間S2とを通じさせる中間通路S3と、第2空間S2で圧縮された冷媒ガスGの圧力(高圧P2)に依存した中圧P4の冷凍機油Rをベーン58の背圧として供給する背圧通路の一部を構成するサライ溝25と、サライ溝25と中間通路S3とを通じさせる減圧通路27a,27b(減圧部)とを備える。 (もっと読む)


【課題】起動時にポンプ吐出圧が吸込側に逃げることが抑えられるベーンポンプを提供する。
【解決手段】流体圧供給源として用いられるベーンポンプ1であって、ロータ2が回転するのに伴って収縮するポンプ室7から吐出される作動流体を導く複数の吐出ポート32、34と、この吐出ポート32、34から導かれる作動流体を合流させる吐出通路35と、一つの吐出ポート32から吐出通路35に吐出される作動流体の流れに対して開弁する逆止弁60と、を備える構成とした。 (もっと読む)


【課題】ロータのベーンリングが設けられる側と反対側とにそれぞれ生じる流体圧力分布を均等にするベーンポンプを提供する。
【解決手段】流体圧供給源として用いられるベーンポンプ1であって、ベーン3の基端部に対峙するベーンリング61と、スリット5の一端5aが開口してベーンリング61が収容されるベーンリング収容室60と、スリット5の他端5bが開口してロータ2をベーンリング61側に押す方向に流体圧力を作用させるベーンリング反対側圧力室20と、を備える。 (もっと読む)


【課題】空気が含まれる作動流体に対する吸込性能が維持されるベーンポンプを提供すること。
【解決手段】流体圧供給源として用いられるベーンポンプ1であって、ベーン室7が吐出領域から吸込領域へと遷移する遷移領域にて、作動流体に含まれる空気をベーン室7から逃がすベーン室ドレン通路12と、を備え、このベーン室ドレン通路12は、ベーン室7を画成するロータ外周部20とロータ端面2cとに開口する複数のロータ側ドレン通路13と、ロータ端面2cが摺接する部位に開口するケーシング側ドレン通路15と、ロータ2の回転に伴ってロータ側ドレン通路13とケーシング側ドレン通路15とが互いに対峙して連通する前にロータ側ドレン通路13とケーシング側ドレン通路15とを連通する先行連通路40とによって構成されるものとした。 (もっと読む)


【課題】ポンプの小型化に供する可変容量形オイルポンプを提供する。
【解決手段】この可変容量形オイルポンプ10は、カムリング17の作動により吐出量を可変にするベーンタイプの可変容量形オイルポンプであって、吐出領域側のカムリング17の外周域に、それぞれ吐出圧が導入され、カムリング17に対して偏心量を減少させる方向へ吐出圧を作用させる第1受圧面33を有する第1圧力室31及びカムリング17に対して偏心量を増大させる方向へ吐出圧を作用させる第2受圧面34を有する第2圧力室32を、互いにピボット部17aを挟んで対向するように配置して、前記両圧力室31,32の内圧のバランスによってカムリング17の偏心量を制御するように構成した。 (もっと読む)


【課題】圧送媒質中の不溶空気の割合が高い場合でも圧力の脈動等の問題を発生せず、圧送媒質中の発泡により圧送媒質の弾性が高い場合でも圧力補償が可能なポンプを提供すること。
【解決手段】 本発明は回転駆動ポンプエレメントが内設されたポンプチャンバと、ポンプチャンバに開口する少なくとも一個の吸込み接続部及び少なくとも一個の吐出し接続部と、ポンプエレメントの回転位置に応じて吸込み又は吐出し接続部と連結される容積可変の回転する送り出し隔室とを有するポンプに関する。吐出し接続部にある圧送媒質圧力が第1の接続部を介して送入さる油圧中間容積で、ポンプエレメントの回転位置に応じて吐出し接続部にある圧送媒質が第2の接続部を介して送入され、さもなければ、第2の接続部を介して、吐出し接続部と直結しない送り出し隔室と連結される前記油圧中間収容部が設けられる。 (もっと読む)


【課題】 相隣るベーンにより区画されるポンプ室内のサージ圧を緩和するためのひげ溝を備えている複数の吐出ポートを有するベーンポンプにおいて、各吐出ポートの吐出圧力が互いに相違するとき、各吐出ポート内の油圧の脈動の位相を互いに同期化し、異音の発生を抑えること。
【解決手段】 ベーンポンプ10において、各吐出ポート51M、51Sの吐出圧力が互いに相違するとき、高吐出圧力側の吐出ポート51Mに設けられるひげ溝V1の延在長Aが、低吐出圧力側の吐出ポート51Sに設けられるひげ溝V2の延在長Bより長く設定されてなるもの。 (もっと読む)


【課題】 ロータの側面に接するプレートに形成された背圧溝に導かれる吐出圧力が、該プレートを貫通しているロータの回転軸のための中心孔へリークすることを抑制すること。
【解決手段】 ロータ22の側面に接するプレート32に形成されて高圧力室54に連通する背圧溝57が、ロータ22が1回転するときに、カムリング30のカム面30Aに摺接してベーン溝23内を摺動するベーン24の基端Eiが描く環状軌跡に倣うように形成されてなるもの。 (もっと読む)


【課題】固定容量域でのベーン離間と可変容量域でのポンプ室の圧力ピークとを抑制し、騒音発生を充分に防止できる構造の可変容量型ベーンポンプを提供する。
【解決手段】このベーンポンプでは、カムリング15の内周面の形状として、ロータの回転中心Orに対するカムリング15の偏心量の最大偏心状態で吸入ポート22の終端部から吐出ポート21の始端部までの第1シール区間の始まりからその中間点の領域、及び吐出ポート21の終端部から吸入ポート22の始端部までの第2シール区間の中間点からその終わりまでの領域を動半径(回転中心Orとの距離)がロータの回転に伴って徐々に短くなるように形成し、更に、最小偏心状態で第1シール区間の中間点からその終わりの領域の少なくとも一部、及び第2シール区間の始まりからその中間点までの領域の少なくとも一部を動半径がロータの回転に伴って略一定又は徐々に長くなるように形成している。 (もっと読む)


【課題】高速回転時にもキャビテーションによる悪影響を極力抑制し得る可変容量形ポンプを提供する。
【解決手段】制御油室30側から第1ランド部L1上の吸入ポート21側へと向かって斜行する直線状の細溝であってその内端部41bが第1ランド部L1上に閉じ込められるポンプ室PRxに開口するような導入溝41を設け、当該導入溝41の外端部41aをカムリング15の軸方向端面をもって開閉させることで制御油室30内の油圧をポンプ室PRxへ導入可能にする導入通路40を構成した。これにより、キャビテーションの発生時には、制御油室30内の油圧をもってポンプ室PRx内に生じた気泡を緩やかに消滅させることが可能となる結果、高速回転時であってもキャビテーションによる騒音等の悪影響を極力抑制し得る。 (もっと読む)


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