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国際特許分類[F16C19/06]の内容

国際特許分類[F16C19/06]に分類される特許

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【課題】固体潤滑転がり軸受の内部の潤滑状態を長期間にわたって良好に維持し、軸受寿命を延長する。
【解決手段】内外輪1、2間でボール(転動体)を保持する保持器4のポケット4aの一つに、固体潤滑剤のみ、または固体潤滑剤とバインダーとで半球状に形成された2個1組の潤滑部材5を、互いの平面部どうしが対向する姿勢で収納し、これらの各潤滑部材5の平面部どうしの間に、保持器4と係合した状態で各潤滑部材5の球面をそれぞれ内輪転走面1aおよび外輪転走面2aに押し付けて滑り接触させる板ばね6を挿入することにより、各転走面1a、2aに剥離しにくい固体潤滑剤の移着膜がむらなく形成されるようにした。その結果、内輪転走面1aおよび外輪転走面2aとボールとの間の潤滑状態が長期間にわたって良好に維持され、軸受寿命の延長を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】 部品点数や組立工数を増加させることなく、コスト低減が図れ、潤滑油が軸受内部に過剰に流入することを確実に抑制する。
【解決手段】 互いに相対回転する内輪2および外輪3と、内輪2と外輪3との間に介在する複数の玉4と、内輪2と外輪3との間に配され、玉4を円周方向等間隔に保持する保持器5とを備え、その保持器5は、軸方向に向き合う二枚の環状体10の対向面に玉4を収容する半球状のポケット12を周方向の複数箇所に形成し、対向面を衝合させて二枚の環状体10を結合させた転がり軸受であって、環状体10の軸方向端部の内径側および外径側に、径方向に延びる鍔部18を設けると共に、内輪2あるいは外輪3の鍔部18と対応する部位に、鍔部18とでラビリンス19が形成される凹溝20,21を形成する。 (もっと読む)


【課題】微量潤滑を施してトルクを低減しながら、長期に渡って良好な潤滑性能が得られる転がり軸受を提供する。
【解決手段】内輪および外輪の軌道面とボール3の転動面に、これらの合計表面積1m2 当たり1.0g以上10g以下となる量の潤滑剤を塗布する。保持器4のポケット部41を、保持器4の内周側の転動体保持面41aと、外周側の傾斜面41bとで構成する。転動体保持面41aは、ポケット部41の中心を通る、保持器4の周面に対する法線Hを軸とした円周面である。傾斜面41bは、法線Hと平行な転動体保持面41aを示す線Laに対して45°以下の所定角度θで広がり、保持器4の外周面に至る面である。 (もっと読む)


【課題】玉軸受のトルクを低減すること。
【解決手段】樹脂製の玉軸受用保持器は、ボール1を保持する複数のポケット2を周方向に備える。ポケット2は、軸方向一端側と径方向両側で開口している。ポケット2における周方向両側の面4を平面とした。 (もっと読む)


【課題】潤滑剤の撹拌抵抗を低減できて、トルクを低減できると共に、ポケットの内面の焼付きも抑制できる玉軸受用保持器及び玉軸受を提供すること。
【解決手段】ポケット55の内面77に、突出部70を形成する。突出部70に、環状の玉支持部37を有する凹部31と、凹部31の環状の縁部につながる環状のメニスカス生成可能部91と、メニスカス生成可能部91につながる環状のメニスカス生成阻止部92とを形成する。玉支持部37に支持されている玉3の中心Pを通過すると共に、メニスカス生成可能部91とメニスカス生成阻止部92との接続部88に接する直線を、玉支持部37の中心軸の回りに回転したときに生成される円錐面99が、その円錐面99を含むその円錐面99の内部に突出部70を収容可能であるようにする。 (もっと読む)


【課題】潤滑剤の撹拌抵抗を低減できて、トルクを低減できると共に、ポケットの内面の焼付きも抑制できる玉軸受用保持器及び玉軸受を提供すること。
【解決手段】ポケット55の内面77に、突出部70を形成する。突出部70に、環状の玉支持部37を有する凹部31と、凹部31の環状の縁部につながる環状のメニスカス生成可能部91と、メニスカス生成可能部91につながり突出部70の側面を構成する環状のメニスカス生成阻止部92とを形成する。玉支持部37に支持されている玉3の中心Pを通過すると共に、メニスカス生成可能部91とメニスカス生成阻止部92との接続部88に接する直線を、玉支持部37の中心軸の回りに回転したときに生成される円錐面99が、その円錐面99を含むその円錐面99の内部に突出部70を収容可能であるようにする。 (もっと読む)


【課題】グリース(潤滑剤)の封入を容易とし、かつ大幅な低トルク化を達成でき、また、必要最小限の油量で潤滑し、攪拌抵抗による発熱を抑えることができて高速回転に対応可能な軸受用保持器およびこのような軸受用保持器を用いた転がり軸受を提供する。
【解決手段】軸受用保持器は、周方向に沿って所定ピッチで複数のポケット1が形成された周壁2と、径方向端面に連設される一対の端部壁部3,4とを備えている。一方の端部壁部3とこの端部壁部3に連設される第1周壁半割体5とで第1分割体を形成する、他方の端部壁部4とこの端部壁部4に連設される第2周壁半割体6とで第2分割体を形成する。第1周壁半割体5と第2周壁半割体6との合わせ面11,21を軸方向に対して所定角度で傾斜する傾斜面とする。合わせ面11,21同士を重ね合わせた状態で、第1分割体5と第2分割体6とが一体化される。 (もっと読む)


【課題】センサホルダを取り付けた軌道輪がクリープを発生するような箇所に回転センサ付軸受を組み込んだ場合でも、配線の切断を防止する。
【解決手段】環状のセンサホルダ5の凸部18を含む軸方向一端部15を、固定部材9に嵌合する一方の軌道輪2に対して、シール溝等の周溝7を利用して嵌め込むことにより、軸回り方向に滑り自在に取り付け可能とし、この取り付け状態でセンサホルダ5と固定部材9とを固定具19で連結することにより、センサホルダ5が、軌道輪2に生じたクリープに応じて軌道輪2に対して滑るが、固定部材9に対して回転しないようにした。 (もっと読む)


【課題】予圧ばねの取り扱いを容易にするとともに、転がり玉軸受に予圧を適切にかけることができる転がり玉軸受の予圧装置を提供する。
【解決手段】コイル状ばねによる転がり玉軸受の定圧予圧構造100において、中空の弾性部材と、前記弾性部材の両側の開口のそれぞれに挿入する2つのホルダー103とを備え、前記ホルダーが、前記弾性部材の開口に挿入したときに該挿入した開口の端部に当接して該弾性部材の弾性方向への延びを係止する鍔部106と、前記弾性部材の反対側の開口から挿入した他のホルダーと係合して該他のホルダーとの離間を係止する爪部104、105とを有し、前記弾性部材の両側から挿入した前記ホルダー同士が前記爪部によって係合して、予圧に必要な荷重を得られる長さに保持するとともに、前記弾性部材は前記ホルダーから露出して予圧装置を構成し、前記転がり玉軸受が該転がり玉軸受の外輪でのみ前記予圧装置と接触することとした。 (もっと読む)


【課題】大幅な低トルク化を達成できる密封型転がり軸受を提供する。
【解決手段】密封型転がり軸受は、内輪1と、外輪2と、内輪1と外輪2との間に介装される転動体3と、転動体3を保持する保持器4とを備える。軸方向の両端開口部がシール部材5にてそれぞれ密封されて、軸受空間内にグリースが封入される。保持器4の外径面25に、グリース溜り溝26を設けた。 (もっと読む)


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