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国際特許分類[F16C33/60]の内容

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【課題】部品点数を増やさず、保持器を用いて合わせ内輪の非分離化を図った多点接触玉軸受を提供する。
【解決手段】相対回転可能に対向配置された内外輪2,4、内外輪に形成された軌道溝2a,4a間で転動する複数の玉6、周方向に配された複数のポケット82に玉を1つずつ挿入した状態で軌道溝間を回転する保持器8を備え、外輪は軌道溝で各玉と1点もしくは2点で接触し、内輪は分離可能な2つの環状体22,24を組み付けて構成され、環状体には、各玉とそれぞれ1点で接触する軌道溝22a,24aが形成された多点接触玉軸受であって、保持器には、ポケットへ挿入された玉をその自重では内径側へ脱落させない脱落防止部86を設けるとともに、両側内周縁に縮径方向へ突出する複数の爪部88を設け、内輪には、両側外周縁を縮径させてなる凹部2b(溝22bや段差24b)を設けており、爪部を凹部と係合させることで、2つの環状体を組み付ける。 (もっと読む)


【課題】外輪部材を構成する外輪分割体の分割面の近傍で発生する転動体の振動、異音、損傷等を、より抑制することができる分割形転がり軸受を提供する。
【解決手段】複数の転動体を介してシャフト回転軸回りにシャフトを回転可能に支持する外輪部材が円周方向に2分割された2つの外輪分割体によって構成された分割形転がり軸受において、2つの外輪分割体21、31のそれぞれの内周面は、両端部である分割位置SPの近傍のそれぞれにおいて、シャフト回転軸ZSからの距離が分割位置SPに向かって徐々に大きくなるそれぞれの逃げ面Mnと、逃げ面Mnと逃げ面Mnとの間であるとともにシャフト回転軸ZSからの距離が一定である軌道面22、32と、を有している。そして逃げ面Mnの形状をグラフにて表現した場合に当該グラフの2次微分が、特異点なく滑らかに連続するように逃げ面の形状(α)が設定されている。 (もっと読む)


【課題】使用箇所への組み付け前の状態で、1対の内輪2a、2bが外輪1の内径側から抜け出る方向に変位する事を防止できる構造を実現する。
【解決手段】前記両内輪2a、2bのうち、一方の内輪2aの軸方向片端部に、その外径寸法がこの一方の内輪2aの軸方向中間部の外径寸法よりも小さくなった雄側円筒部28を形成する。これと共に、他方の内輪2bの軸方向片端部に、その内径寸法がこの他方の内輪2bの軸方向中間部の内径寸法よりも大きくなった雌側円筒部29を形成する。そして、この雌側円筒部29の内径側に前記雄側円筒部28を圧入する事により、これら雄側、雌側両円筒部28、29同士を締り嵌めで嵌合させる。 (もっと読む)


【課題】円錐ころと案内鍔との間に適正な潤滑膜を形成し、潤滑性能を高めて耐久性の向上を図った車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】円錐ころ4の大端面4aが凸球面に形成され、これに円形の盗み部7が形成されると共に、円錐ころ4を案内する大鍔部3bが内側転走面3aの大径側に一体に形成され、大鍔部3bと大端面4aが点接触される車輪用軸受装置において、内輪3の外径面8から傾斜角αからなる直線状の面取り部8aと、これに外接する曲率半径r1のダラシ部9が形成され、盗み部7の外周端が、ダラシ部9の境界近傍まで延ばされると共に、大鍔部3bの根元部に研削盗み10が形成され、この縁部から径方向に向って曲率半径r2のダラシ部11が形成され、さらに、大端面4aに面取り部4bが形成され、これと大端面4aとの角部が、研削盗み10の縁部よりも内径側になるように設定されていている。 (もっと読む)


【課題】負荷容量と軸受剛性を増大させると共に、保持器の耐久性を向上させて長寿命化を図った車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】保持器5の両端に環状部7、8と、これらの環状部7、8に挟まれ、円周方向に柱部10とポケット9とが交互に設けられ、柱部10の外周面が、円錐ころ4のピッチ円直径よりも径方向外方に位置し、大径側環状部7の外径が円錐ころ4の外接円の直径より僅かに小径に形成され、外方部材2と内輪3間に形成される環状空間内で、最大ころ本数が収容されると共に、小径側環状部8におけるポケット9のころ接触部最小径が、円錐ころ4の重心のピッチ円直径よりも小径に設定されている車輪用軸受装置において、保持器5の外径側の表面と、ポケット9の内表面に無数の円形ディンプルからなる凹部11が形成され、こられの凹部11が、保持器5の端面やポケット9の縁部の近傍で止められている。 (もっと読む)


【課題】1つの円環状の部材から1組の外輪を製造することができる転がり軸受装置の外輪の製造法を提供する。
【解決手段】転がり軸受装置の外輪の製造法であって、転がり軸受装置に構成されるころが転動可能な軌道面の半径を有する半円の環状部材の周方向の両端を直線部位42iでつないだ長円環状部材143として形成する第1の工程と、直線部位42iを切断して周方向に二分割の半円の環状部材とする第2の工程と、二分割に構成された半円の環状部材を組合わせて真円の環状部材に組合わせる第3の工程と、からなる転がり軸受装置の外輪の製造法。 (もっと読む)


【課題】外輪のハウジング内での回転を防止可能な針状ころ軸受を提供する。
【解決手段】針状ころ軸受は、軸受の軸線方向に延びる分割線によって分割された複数の外輪部材12を有する外輪と、外輪の軌道面上に転動自在に配置される複数の針状ころと、外輪部材12の外径面上に突出し、天壁12cを有する位置決め突起部12aとを備える。 (もっと読む)


【課題】安価に製造が可能な従来の鋳造により素材成形される鋳鉄製の回転軸を用い、この回転軸を支承する分割転がり軸受装置の転動体が転動しても回転軸の軸受部位の剥離、磨耗を抑制する軌道状態とすることができる分割転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】鋳鉄鋳造製カムシャフト10を支承する分割転がり軸受装置であって、分割転がり軸受装置の内側軌道面が構成されカムシャフト10より高硬度の材質で構成されると共に周方向一部を構成する部分内輪47と、分割転がり軸受装置の外側軌道面が構成され環状に形成されて周方向の少なくとも一部が分割されて構成される分割外輪42と部分内輪47と分割外輪42との間には複数のころ45と、ころ45を保持する分割保持器46と、が構成されている。 (もっと読む)


【課題】外輪部材を構成する両外輪分割体の相互の分割面の間に発生する段差が原因となる振動、異音、損傷等を緩和することができる分割形転がり軸受を提供する。
【解決手段】外輪部材20が円周方向に2分割された両外輪分割体21、31によって構成される。両外輪分割体21、31の分割軌道面22、32には、両外輪分割体21、31の分割面23、33で合致されて湾曲状又は円弧状をなす第1の逃げ面25、35が形成される。第1の逃げ面25、35と分割軌道面22、32との間には、第1の逃げ面25、35に連接する側が深く分割軌道面に近づくにしたがって浅くなる湾曲面又は円弧面をなす第2の逃げ面26、36が形成されている。 (もっと読む)


【課題】割り面同士のずれを目視によって容易に確認することが可能な分割外輪を提供する。
【解決手段】分割外輪11は、軸受外輪31を周方向に分割した円弧形状であり、周方向両端に割り面が形成される複数の外輪分割体12を備える。そして、複数の外輪分割体12には、分割により形成された一方の割り面18と他方の割り面18とを接続して軸受外輪の形態に配列した状態において、これら割り面同士がずれを伴うことなく合わさっていることを確認可能な標識26がインクで着色されている。標識26は打刻であってもよい。 (もっと読む)


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