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国際特許分類[F16D13/62]の内容

国際特許分類[F16D13/62]に分類される特許

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【課題】コアプレートの全体の平均厚さが薄くでき、かつ、パッククリアランスの低減が可能なこと。
【解決手段】セグメントピース12a,12bを貼り付ける部分の湿式摩擦材プレートの貼着面13a,13bの両面若しくは片面を所定の厚みまで薄くすることで、スプライン内歯11aの厚みに左右されることなく、湿式多板摩擦材構造100の総厚を低減させることができる。逆に、現状の寸法を維持するとなれば、湿式摩擦材プレートの厚みを厚くでき、耐熱性を向上し、熱容量が大きくすることができる。また、通常では、セグメントピース12a,12bの削減、即ち、コアプレート11の摩擦材の枚数削減による軽量化、高効率化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】ドラグトルクを低減することが可能な湿式摩擦板を提供する。
【解決手段】セパレータプレート20と対向するリング状の摩擦面10aに内周から外周まで径方向に延びる油溝13が周方向に間隔を空けて複数設けられたフリクションプレート10であって、摩擦面10aの隣り合う油溝13の間の部分であるセグメント部14に撥油処理が施された撥油部15が設けられ、撥油部15は内周から外周に向かうに従って周方向に拡がるように設けられている。 (もっと読む)


【課題】クラッチ装置において、更なる引き摺りトルクの低減を実現可能なクラッチ装置、同クラッチ装置の引き摺りトルク低減方法および同クラッチ装置に用いられるクラッチ摩擦板を提供する。
【解決手段】クラッチ装置100は、平板環状のクラッチプレート103とクラッチ摩擦板110とを交互に配置するとともに、クラッチプレート103とクラッチ摩擦板110との間にクラッチオイルを有している。クラッチ摩擦板100は、平板環状の芯金111の表面に、同芯金111の内周側から外周側に亘って互いに平行n複数の小溝113aからなる小溝群113と、同小溝群113に隣接して同芯金111の内周側から外周側に向かって幅広に形成された扇状溝114とを有している。クラッチ装置100は、クラッチ摩擦板110の回転時に、芯金111の内周側に存するクラッチオイルを小溝群113および扇状溝114を介して芯金111の内周側から外周側に導いている。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材の摩擦係数を大きくすること。
【解決手段】コルクを粉体化し、必要において当該粉体化した前記コルクを150〜200℃に加熱し、当該粉体化したコルクを他の湿式摩擦材の抄紙材料と共に混ぜ、これらの抄紙材料を抄造して抄紙体とし、その抄紙体にバインダとなる合成樹脂に含浸させた後加熱硬化させたものである。これにより前記コルク自体が高い摩擦係数μを有するばかりでなく、粉体として使用することで表面積が広くなり、相手材のセパレータプレートとの接触面積が広くなることで湿式摩擦材の摩擦表面の摩擦係数が高くなり、また、前記コルクの加熱によりコルク自体の摩擦係数を高め、さらに油の吸排出性を向上することができるから、摩擦係数μをより大きくした湿式摩擦材とすることができる。湿式摩擦材として使用した場合には、摩擦係数μをアップさせることができ、摩擦材の枚数削減による軽量化、高効率化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で、摩擦材で発生した摩擦熱が支持プレートを介して伝導することが抑制された摩擦部材、及び、その製造方法を提供する。
【解決手段】摩擦材10が支持プレート30に支持された摩擦部材1は、摩擦材と支持プレートとの間に介在させた黒鉛シート21を具備する。この摩擦部材1の製造方法は、焼結により摩擦材10となる未焼結体と、支持プレート30との間に黒鉛シート21を挟んで積層体とし、この積層体を加圧しながら焼成するものである。 (もっと読む)


【課題】相対回転差が高いクラッチ開放時、クラッチプレート間での引き摺りトルクの低減を図ること。
【解決手段】駆動力の伝達を断接する乾式多板クラッチ7を備える。このハイブリッド駆動力伝達装置において、乾式多板クラッチ7は、クラッチハブ3にスプライン嵌合されるドライブプレート71と、クラッチドラム6にスプライン嵌合されるドリブンプレート72と、気流変向放射溝791と、を備える。気流変向放射溝791は、ドリブンプレート72のプレート面に設けられ、プレート回転により外径方向に発生する遠心気流Eの向きを、隣接するクラッチプレート間の位置にて軸方向(軸方向気流H)に変える。 (もっと読む)


【課題】短時間の処理でμ−V特性が正勾配となる湿式摩擦材とする。
【解決手段】 400℃〜 700℃に加熱された相手材の平滑表面に摩擦材を圧接させながら摺動させる。繊維成分に含浸し硬化されたバインダー成分が熱によって軟化するとともに、摺動による剪断力と加圧力によって押し潰されると考えられ、繊維成分周囲が平滑化されるとともに平面部分が多くなる一方、空孔も十分に残存するため、摩擦係数が安定するとともに、少なくとも摩擦係合初期のμ−V特性が正勾配となる。 (もっと読む)


【課題】摩擦材の総面積の減少を抑えつつ更なる引き摺りトルクの低減を実現可能な湿式摩擦プレートを提供する。
【解決手段】クラッチ摩擦板200は、平板環状の芯金201上に摩擦材210および油溝220を備えて構成されている。芯金201におけるクラッチプレート103に対向する側面には、複数の小片状の摩擦材210が芯金201の周方向に沿って油溝220を介してそれぞれ設けられている。摩擦材210は、連続的に並んで配置される5つの摩擦材210を一組とする摩擦材群211ごとに配置される。摩擦材群211を構成する摩擦材210は、各外側周縁部213および各内側周縁部214が芯金201の回転中心Oからの距離L213,L214が連続的に変化する円弧状の連続変化形状213a,214aにそれぞれ形成されている。 (もっと読む)


【課題】湿式多板構造としてもATFの潤滑状態の影響が受け難く、引き摺りトルク低減が可能なこと。
【解決手段】従来の摩擦材の表面のみに樹脂を添加し、硬化することで摩擦材表面のみに存在する樹脂を多くなるようにしたものに相当し、成形時の表層のつぶれを抑制することで潤滑油の吸収性と内部の気孔率を同等にしたまま、必要以上に柔軟性が高くなることを防ぎ、引き摺りトルクの低減を図ったものである。特に、摩擦材の少なくとも摩擦面の表面の10μm以下を熱可塑性樹脂によって摩擦材全体の柔軟性よりも硬くしたものであるから、潤滑油の吸収性と内部の気孔率に影響を与えず、ATFを取り込み、取り込まれたATFは、従来と同様、摩擦面に有効に供給され、係合時に生ずる摩擦熱を効率よく排出できる。そして、前記摩擦材の摩擦面の表面の10μm以下を摩擦材全体の柔軟性よりも硬くしている。 (もっと読む)


【課題】潤滑油供給口から供給される潤滑油の供給位置及び供給量に左右されることなく、吸排出特性の良好な摩擦材の耐熱性を劣化させることがなく、引き摺りトルク低減が可能なこと。
【解決手段】回転軸となるハブ4の周囲に配設された芯金1とクラッチケース7等のケース体側に配設されたセパレータプレート3間に配設され、単数枚または複数枚を環状に配置した摩擦材2B及び摩擦材2Aを交互に複数回繰り返して組み付けられ、複数の前記摩擦材2Bと摩擦材2Aは、ハブ4に配設された潤滑油供給口5から供給されるATFの供給位置及び供給量に応じて、ATFの供給の少ない個所に接触トルク低減特性の良好な摩擦材2Bを配設し、また、前記潤滑油の供給の多い個所に接触トルク低減特性の良好な摩擦材2Bに比して吸排出特性の良好な摩擦材2Aを配設したものである。 (もっと読む)


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