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国際特許分類[F16H15/38]の内容

国際特許分類[F16H15/38]に分類される特許

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【課題】トラニオンやヨークの加工コストを増加させることなく、トラニオンとヨークとの接触による摩擦および摩耗を防止できるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】トラニオン15の支持梁部16aには、パワーローラ11側に円筒状凸面16bが設けられている。パワーローラ11のスラスト玉軸受24の外輪28には、円筒状凸面16bと当接される円筒状凹面28aが設けられている。パワーローラ11は、外輪28とともに円筒状凸面16b周りに回転移動することで、入力軸1方向に変位可能とされている。トラニオン15の両端面15b,15bには、円筒状凸面16bの中心線と交差する部分に孔101が設けられている。孔101には接触部材102が圧入固定されている。接触部材102がヨーク23A,23Bと接触することにより、トラニオン15の摩耗が防止され、ヨーク23A,23Bとの摩擦が低減される。 (もっと読む)


【課題】組み立て作業を効率化できるとともにケーシングの剛性の低下を防止できる無段変速装置の組み立て方法を提供する。
【解決手段】前記トロイダル型無段変速機の主要部と前記遊星歯車式変速機の少なくとも一部を第1モジュールA、第2モジュールB、第3モジュールCから構成する。そして、第2モジュールBは、長い入力軸2を備える。第1モジュールAをケーシング41の底面の開口部41dからケーシング41に収納する。第2モジュールBをケーシング41の前面の開口部41bからケーシング41に収納する。また、第3モジュールCをケーシングの後面の開口部41cからケーシング41に収納する。これらモジュールA,B,Cをケーシング41内で組み付ける。 (もっと読む)


【課題】潤滑油の流量を少なくしてもローラを効率よく冷却できて、ポンプロスの小さいトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】ローラ11は、カバー51によって覆われている。このカバー51は、ローラ11の側面に対向する側壁51aを有する。この側壁51aの内面には、同心円状に3つの溝部55を設けている。 (もっと読む)


【課題】ヨークの加工コストを増加させることなく、各トラニオンの枢軸の軸方向移動の同期をより正確にできるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】トラニオン15の上側の枢軸14にワイヤプーリ14aを固定する。トラニオン15の枢軸14が形成される端面と、ワイヤプーリ14aとの間に、上側のヨーク23Aが挟まれた状態となっている。ヨーク23Aのトラニオン15とワイヤプーリ14aとに挟まれた部分には、上下の側面にそれぞれ開口する円柱状の貫通孔101が形成されている。当該貫通孔101には、円柱状の凸部形成部材102が圧入されている。凸部形成部材102の上下端部は、それぞれヨーク23Aの上側面もしくは下側面から突出し、この突出部分から上下の凸部105,106が形成されている。上下の凸部105,106は、それぞれ、ワイヤプーリ14aもしくはトラニオン15に接触している。 (もっと読む)


【課題】押圧力の最適値が変動し易い高速走行時に、運転状況に応じて最適の押圧力を得られる構造で、低速走行時にも優れた伝達効率を得る事ができ、しかも、発進時や低速走行時にトラクション部で過大な滑りを発生する事がない構造を実現する。
【解決手段】ローディングカム装置8aと油圧アクチュエータ9aとを組み合わせて、これら両押圧装置が発生する押圧力の和により各ディスク2A、2B、4Aを押圧する複合型押圧装置7aを構成する。前記ローディングカム装置8aのカム面のカムリードを調節する事により、このローディングカム装置8aが発生する押圧力が、前記油圧アクチュエータ9aが発生する押圧力に対する割合を、入力トルクが低い領域で、同じく高い領域に比べて高くする。 (もっと読む)


【課題】相対的に往復動する2つの部材の間の環状隙間を密封するシールを備え、当該シールの両側の2つの油圧室の油圧の圧力差により前記往復動が生じる往復摺動装置において、シールの密封性能の向上を図ることができる往復摺動装置を提供する。
【解決手段】この油圧駆動装置10Aでは、シリンダ40内で往復動するピストン16Aの間の環状隙間を密封するシール65、66が2個設けられ、これらのシール65、66の間に、これらのシール65、66の両側の油圧室71、72より低圧の低圧油圧室75が設けられている。低圧油圧室75はパワーローラの回転支持部を潤滑するための潤滑油路を構成している。 (もっと読む)


【課題】部品点数を減少させるとともに、組み立て作業の作業性を向上できる無段変速装置を提供する。
【解決手段】無段変速装置は、トロイダル型無段変速機1と遊星歯車式変速機20とを備える。遊星歯車式変速機20には、伝達軸により同軸上で一体に回転可能とされた第2太陽歯車25、第3太陽歯車26、第4太陽歯車27が備えられている。これら太陽歯車と伝達軸とは、第3太陽歯車26に噛み合う第3遊星歯車30を支持する固定の第3キャリアに設けられた軸受支持部29dとその前後に配置されたスラストニードル軸受41,42とにより、軸方向移動が規制されている。軸受支持部29dと第2太陽歯車25との間にスラストニードル軸受41が配置され、軸受支持部29dと第3太陽歯車26との間にスラストニードル軸受42が配置されている。 (もっと読む)


【課題】入出力側ディスクと接触するパワーローラ周面に潤滑油を吐出する油路をトラニオンに設けた際の強度低下を防止できるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】トロイダル型無段変速機のトラニオン15には、スラスト玉軸受24を介してパワーローラ11と対向する中央部分より外側となる四隅部分に、貫通孔15aが設けられている。貫通孔15aは、パワーローラ11の回転軸方向に略沿った直線状に形成されている。当該貫通孔15aには、入力側ディスク2および出力側ディスク3に油膜を介して接触するパワーローラ11の周面11aに潤滑油を供給する管状部材110が挿入されて固定されている。そして、管状部材110は、トラニオン15の下側の駆動ロッド29側から貫通孔15aを通ってパワーローラ11の周面11aに潤滑油を送出する。 (もっと読む)


【課題】押圧装置の押付力に基づくスラスト荷重をコッタで支持する構造において、コッタの薄型化を図ることができるトロイダル型無段変速を提供する。
【解決手段】トロイダル型無段変速機は、入力軸1と、入力軸1に支持されて回転する入力側ディスク2と、入力側ディスク2との間に挟持されるパワーローラ11を介して入力側ディスク2から回転トルクが伝達される出力側ディスクとを備える。入力側ディスク、出力側ディスクおよびパワーローラに押し付け力を付与する押圧装置を備える。押圧装置12により発生するスラスト荷重を入力軸1に設けられたコッタ溝1fに係止された複数の円弧状のコッタ110により支持する。コッタ110には、押圧装置12の反対側となる側面のコッタ溝1fより外周側に入力軸1の外周面に接触した状態の凸部112が設けられている。 (もっと読む)


【課題】進路変更時に第一、第二両キャビティ24、29部分の変速比を互いに異ならせる事ができる構造で、直進走行時に運転者に違和感を与えない程度に前記両キャビティ24、29部分の変速比を一致させる制御を容易に行える構造を実現する。
【解決手段】前記両キャビティ24、29部分に設置した第一、第二各トラニオン25、31を変位させる油圧シリンダ37A〜37Dを、これら各トラニオン25、31毎に1対ずつ設ける。このうちの油圧シリンダ37A、37Cにより、直進時に、前記両キャビティ24、29同士の間で一致する変速比調節を行う。又、残りの油圧シリンダ37B、37Dにより、進路変更時に、前記両キャビティ24、29同士の間で異なる変速比調節を行う。 (もっと読む)


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