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国際特許分類[F16H15/38]の内容

国際特許分類[F16H15/38]に分類される特許

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【課題】歯車一体型ディスクの歯車部の耐久性の向上を図ることができるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】このトロイダル型無段変速機には、一対の出力側ディスクと出力歯車とが一体に設けられた歯車一体型ディスク40が用いられている。歯車一体型ディスク40の歯車部41を有する外周部は、高周波焼入れにより表面硬化層47が設けられている。歯車一体型ディスク40の外周面からの表面硬化層47の深さは、内側面3aの最深部48に至る。これにより、歯42の基端部で応力集中が生じるのを抑制できる。したがって、歯車一体型ディスク40の長寿命化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】リンク部材19cの揺動軸部24cの軸方向の位置決めを精度良く図る事ができ、しかも、この揺動軸部24cの両端部を支持した1対の支持壁部28、28a同士の位置関係が多少変化した場合にも、前記リンク部材19cが円滑に揺動できる構造を実現する。
【解決手段】前記揺動軸部24cを、中間軸部32の軸方向両端面に、それぞれの外周面が球状凸面である1対の嵌合軸部33、33を設けたものとする。そして、これら両嵌合軸部33、33を、前記両支持壁部28、28aに形成した互いに同心の円孔29、29aに内嵌する。又、前記揺動軸部24cを、圧縮ばね35により一方向に付勢する。 (もっと読む)


【課題】トラニオンやヨークの加工コストを増加させることなく、トラニオンとヨークとの接触による摩擦および摩耗を抑制できるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】トラニオン15のヨーク23A、23Bと対向するそれぞれの端面には、潤滑油用の油路になる油穴74,75の閉塞すべき開口部が設けられている。これらの開口部には、対抗するヨーク23A,23Bに接触する接触部材83が取り付けられている。この接触部材83は、油穴74,75の開口部を閉塞するとともに、トラニオン15とヨーク23A,23Bとの接触を防止し、トラニオン15のヨーク23A,23Bとの接触による磨耗を抑制している。さらに、トラニオン15とヨーク23A,23Bとの間の摩擦を低減している。 (もっと読む)


【課題】高い伝達効率を確保でき、しかも、優れた耐久性を確保できる構造を実現する為の外輪18bを、能率良く製造可能とする。
【解決手段】前記外輪18bは、外側面に凹部19bを、内側面の中央部に支持軸10aを、この支持軸10aの中心部に外側面側に開口する下流側給油路21を、それぞれ設けて成る。前記凹部19bは、幅方向両側部分に設けられ、断面形状の曲率半径が前記円筒状凸面の曲率半径よりも大きな1対の側方凹曲面部29a、29aを備えたゴシックアーチ状の断面形状を有する。これら両側方凹曲面部29a、29aと、前記下流側給油路21の開口部の中央部基準面33とを、金型の加工面を押し付けてこの加工面の形状を転写する塑性加工により形成する。その後、前記両側方凹曲面部29a、29aと、前記中央部基準面33とを基準とし、外輪軌道及び前記支持軸10aの外周面に仕上加工を施す。 (もっと読む)


【課題】パワーローラ用のスラスト玉軸受に組み込む、各柱部13b、13bの両側に凸部15a、15aを備えた保持器10bを、合成樹脂の射出成形により造る。射出成形後の引けに基づき、前記保持器10bの表面に有害な凹部が形成されるのを抑える。
【解決手段】前記各柱部13b、13bに、これら各柱部13b、13bの先端面に開口し、前記保持器10bの軸方向に関して前記各凸部15a、15aと重畳する部分にまで達する空洞16、16を設ける。この構成により、前記各凸部15a、15aを設けた、前記各柱部13b、13bの肉厚を小さくし、前記引けに基づく凹部の発生を抑える。 (もっと読む)


【課題】保持器の回転軸方向の端面に形成された溝を利用して保持器に回転力を付与することによりパワーローラの動トルクの低減を図ることが可能なトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】このトロイダル型無段変速機は、パワーローラ11を回転自在に支持するスラスト転がり軸受24を備えている。スラスト転がり軸受24が、パワーローラ11である内輪と、外輪28と、これらの内輪および外輪28との間で転動する複数の転動体26とを備える。さらに、複数の転動体26を転動自在に保持する保持器27を備えている。保持器27のパワーローラ11に対向する面に凹部71が設けられている。この凹部71の内面に、パワーローラ11の回転によりその回転方向に飛ばされる潤滑油が当たることにより、保持器27にその回転方向の分力を発生させる油受面71dが設けられている。 (もっと読む)


【課題】ディスクの加工を精度良く行うことができると共に、ディスクを量産できるトロイダル型無段変速機のディスクの研磨装置および研磨方法を提供すること。
【解決手段】第1ディスク10の被研磨軌道面41と、第2ディスク11の被研磨軌道面42との間に第1砥石1を挟持した状態で、第1ディスク10と第2ディスク11とを同時で回転させて、第1ディスク10の被研磨軌道面41と、第2ディスク11の被研磨軌道面42とを同時に研磨する。 (もっと読む)


【課題】各構成部材の占有スペースが制限され、エンジンや変速機等のレイアウトが制限される自動二輪車或いは各種産業機械等の小型車両に対しても、ダブルキャビティのトロイダル型無段変速機を搭載できる構造を実現すべく発明したものである。
【解決手段】無段変速装置100において、一方の出力ディスク104aの外側に、ローディングカム式の押圧装置12を設け、トロイダル型無段変速機106が構成されており、他方の出力ディスク104bの外側に、後段側に配置した二次減速部107とのトルク伝達の断接を行なうクラッチ装置108を設け、出力軸102とスプライン105により回転及び軸方向の変位自在に係合している。 (もっと読む)


【課題】ディスクとパワーローラとの相対的な位置を容易に且つ正確に位置決めをすることができ、また、容易に変速機の重量を軽減できる構造を実現すべく発明したものである。
【解決手段】出力側ディスク3の外径側平坦面3bと連結板17との間に、出力側ディスク3の入力軸1に対する位置決めを行なうすべり軸受等のプレート25を、それぞれ4つ配置している。そして、出力ディスク3をプレート25で挟むことで、位置決めを行い、位置決めを行なう位置については、プレート25の厚さを変更したり、プレート背面にシム板を配置して、そのシム板の厚さを変更したりすることで調整する。 (もっと読む)


【課題】パワーローラのスラスト玉軸受において、内輪スピンコントロールとすることにより、パワーローラの温度低下に基づく動力伝達効率の向上を図ることが可能で、かつ、内輪スピンコントロールとすることによる外輪の発熱に対して耐久性を確保可能なトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】このトロイダル型無段変速機では、外輪28が、トラニオン15に対して軸を介して支持されることなく、トラニオン15の外輪28を向く内側面に沿って変位可能とされている。外輪28が耐熱性を有する高炭素鋼から形成されている。内輪としてのパワーローラが高炭素鋼より炭素含有量が少ない低炭素鋼から形成されるとともに浸炭窒化処理が施されている。外輪軌道溝の半径が、内輪軌道溝の半径より大きくされている。 (もっと読む)


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