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国際特許分類[F16H15/38]の内容

国際特許分類[F16H15/38]に分類される特許

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【課題】柱部15c、15cの両側に凸部17c、17cを備えた保持器10cを、合成樹脂を射出成形する事により造る場合でも、引け等の欠陥が生じにくくする。
【解決手段】
先ず、一次射出成型により、リム部19と、素柱部20、20とを備えた素保持器体18を成型する。次いで、二次射出成型により、この素保持器体18の各素柱部20、20に、これら各素柱部20、20の軸方向両側面の直径方向中間部に、軸方向に膨出した凸部17c、17c、及び各ポケット16c、16c等の各柱部15c、15cを構成する残りの部分を成型する。 (もっと読む)


【課題】トロイダル型無段変速機の変速比制御の基準となるステッピングモータのステップ位置に関する学習が完了していない場合にも、不適正なステップ位置を基準として変速比制御が行われる事を防止し、変速比制御の信頼性を確保できる構造を実現する。
【解決手段】制御器の有する学習制御機能に基づいて、入力軸を回転させたまま出力軸を停止させられるステップ位置に、上記ステッピングモータの駆動量を調節している間に、ステップ位置に関する学習許可の条件が満たされなくなった場合には、学習制御が完了するまでの間は、上記制御器から指令により、低速用クラッチ及び高速用クラッチの接続を断つ。これにより、学習制御が完了していない状態で、変速比制御が実行される事を防止し、上記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】トラニオンの強度を損なうことなく低コストで安全にパワーローラの軸受部であるスラスト玉軸受へ潤滑油を供給することができるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】このトロイダル型無段変速機では、枢軸14のラジアルニードル軸受30が取り付けられる傾転軸受取付部141に潤滑油供給部材203を通す切欠部204を設け、潤滑油供給部材203をラジアルニードル軸受30の内側を通す構成とすることで、潤滑油供給部材203をヨーク23Aの支持孔18を通すようにしている。切欠部204は、枢軸14のラジアルニードル軸受30が取り付けられる傾転軸受取付部141の枢軸14の中心部分もしくはその近傍からパワーローラ11の先端側に設けられている。 (もっと読む)


【課題】原動機始動時のハンチングの防止またはハンチングの早期収拾を図ることができるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】駆動装置32によって、トラニオン15が傾転しない中立位置からトラニオン15を枢軸14の軸方向に沿って変位させることによりトラニオン15を傾転させて入力側ディスクと出力側ディスクとの変速比を変更する。駆動装置32が非作動状態の場合に、トラニオン15の枢軸14の軸方向に沿った位置をトラニオン15が傾転しない中立位置に略一致した状態に保持する皿バネ38,39を備えている。これにより、油圧室の油圧上昇が不十分な時間は、駆動装置の往復運動を停止させることができるので、原動機始動時のハンチング防止またはハンチングの早期収束を図ることができる。つまり、油圧室の油圧が低い場合は、駆動装置の往復運動が固定され、油圧が上がると従来と同様の駆動装置の動きとなる。 (もっと読む)


【課題】摺動抵抗によって、押付力が減少する押圧装置が設けられていない側のキャビティのトラクション係数を高め、各キャビティのトラクション力のアンバランスを緩和する。
【解決手段】トロイダル型無段変速機であって、押圧装置12が設けられていない側のキャビティ222のトラクション面となる、入力ディスクのトラクション面40または出力ディスクのトラクション面41、あるいはパワーローラのトラクション面42に微細溝を設けている。 (もっと読む)


【課題】柱部15c、15cの両側に凸部17b、17bを備えた保持器10cを、合成樹脂を射出成形する事により造る場合でも、引け、反り、及びショートショット等の欠陥が発生する事を抑えられる構造を実現する。
【解決手段】
前記保持器10cを、素リム部19と、一端部をこの素リム部19の外周面に結合し、他端部を他の部分に結合しない自由端とした1個の柱部15cとを有する保持器素子18、18を、円周方向に結合した分割型の保持器とする。又、これら各保持器素子18、18を、合成樹脂を射出成形する事により造る。 (もっと読む)


【課題】パワーローラ8bを各ディスクの軸方向に変位させて、構成各部材の弾性変形量の変化に拘らず、このパワーローラ8bの周面とこれら各ディスクとの接触状態を適正に維持できる構造を実現する。
【解決手段】トラニオン9bの中間部に、円筒状凹面33を有する支持梁部34を設ける。上記パワーローラ8bを支持するスラスト玉軸受36を構成する外輪37の外側面に設けた部分円筒面状の凸部38と、上記支持梁部34の円筒状凹面33とを係合させる。そして、上記外輪37及びパワーローラ8bを、上記トラニオン9bに対し、入力側、出力側両ディスクの軸方向に関する揺動変位を可能に支持する。 (もっと読む)


【課題】リンク部材19cの揺動軸部24cの軸方向の位置決めを精度良く図る事ができ、しかも、この揺動軸部24cの両端部を支持した1対の支持壁部28、28a同士の位置関係が多少変化した場合にも、前記リンク部材19cが円滑に揺動できる構造を実現する。
【解決手段】前記揺動軸部24cを、中間軸部32の軸方向両端面に、それぞれの外周面が球状凸面である1対の嵌合軸部33、33を設けたものとする。そして、これら両嵌合軸部33、33を、前記両支持壁部28、28aに形成した互いに同心の円孔29、29aに内嵌する。又、前記揺動軸部24cを、圧縮ばね35により一方向に付勢する。 (もっと読む)


【課題】トラニオンやヨークの加工コストを増加させることなく、トラニオンとヨークとの接触による摩擦および摩耗を抑制できるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】トラニオン15のヨーク23A、23Bと対向するそれぞれの端面には、潤滑油用の油路になる油穴74,75の閉塞すべき開口部が設けられている。これらの開口部には、対抗するヨーク23A,23Bに接触する接触部材83が取り付けられている。この接触部材83は、油穴74,75の開口部を閉塞するとともに、トラニオン15とヨーク23A,23Bとの接触を防止し、トラニオン15のヨーク23A,23Bとの接触による磨耗を抑制している。さらに、トラニオン15とヨーク23A,23Bとの間の摩擦を低減している。 (もっと読む)


【課題】出力側ディスクにおいて、内側面側と内周面側とを別々に高周波焼入れする場合に、必要十分は有効硬化層深さを確保しつつ、焼割れの発生を防止できるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】このトロイダル型無段変速機は、一対の出力側ディスクを一体に設けた一体型出力側ディスク71を備える。一体型出力側ディスク71が、内側面71aと、内周面71bとに別々に高周波焼入れが行われる。内側面71aの高周波焼入れの有効硬化層74は、内側面のロー側からハイ側に向うにつれて、浅くなっている。これにより、内側面71aの有効硬化層74と、内周面71bの高周波焼入れによる有効硬化層73とが重ならない。 (もっと読む)


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