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国際特許分類[F16H15/38]の内容

国際特許分類[F16H15/38]に分類される特許

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【課題】トラニオンとこれを支持する支持部材との間に介在する球面軸受に異物が侵入することを簡単な構造で防止できるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】このトロイダル型無段変速機では、トラニオン15が球面軸受80を介して支持部材であるヨーク23A,23Bに傾転可能に支持される。そして、球面軸受80とヨーク23A,23Bとの間にシール部材76が介挿されている。また、ヨーク23A,23Bが更なる球面軸受70を介して球面ポスト64,68に揺動自在に支持されており、更なる球面軸受70とヨーク23A,23Bとの間にもシール部材76が介挿されている。 (もっと読む)


【課題】出力側ディスクの面圧および潤滑油の膜厚を最適化して、トラクション面でのスリップの発生を防止できるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】このトロイダル型無段変速機では、油膜を介して互いに対向するパワーローラ11および出力側ディスク3のうちの少なくとも一方の表面の少なくとも一部Aに、面圧の低下を抑制するためのテクスチャ加工が施されている。この場合、例えば、テクスチャ加工が出力側ディスクの表面(パワーローラ11と対向する外面)に施される。また、このようなテクスチャ加工は、出力側ディスク3の表面(凹面)3aに微細溝またはディンプルを形成することにより成されてもよい。あるいは、出力側ディスク3と同様のテクスチャ加工がパワーローラ11の周面11aに施されてもよい。 (もっと読む)


【課題】パワーローラに向けて吐出される潤滑油量を多くすることなく、パワーローラを効率的に且つ効果的に冷却できるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】このトロイダル型無段変速機において、一対の折れ曲がり壁部20,20には、ディスクとの間で油膜を介した動力伝達を成すパワーローラ11のトラクション面11aへと潤滑油を吐出させるための潤滑油穴200a,200bが設けられる。そして、入力側ディスクからパワーローラ11を介して出力側ディスクへと伝達される動力の大きさに応じて、パワーローラ11のトラクション面11aに対する潤滑油の吐出方向が変えられるようになっている。 (もっと読む)


【課題】運転時にパワーローラに加わるスラスト荷重に基づいて、トラニオン7bを構成する支持梁部9bが、その中立線を直線αから曲線βとする方向に弾性変形した状態で、この支持梁部9bの内側面に設けた部分円筒状の係合凸面22aと、外輪16aの外側面に設けた部分円筒状の係合凹面23とを、十分に広い範囲で接触させられる構造を実現する。
【解決手段】前記係合凸面22aにクラウニングを施す事により、この係合凸面22aの母線形状を、前記曲線βと逆方向に湾曲した曲線形状とする。この様な構成を採用する事により、運転時の弾性変形に伴い、前記係合凸面22aが前記係合凹面23に合致する傾向となる様にして、前記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】トラニオンに対してパワーローラを回転自在に支持するラジアルニードル軸受に対する潤滑油の効率的な供給、ニードル(コロ)による潤滑油攪拌抵抗の低減、および、ラジアルニードル軸受による潤滑油の排出性向上を効果的に実現する。
【解決手段】トラニオンに支持された軸部23に対してパワーローラ11を回転自在に支持するラジアルニードル軸受99は、円環状の一対のリム部97a,97bを複数の柱91によって連結して成る保持器90と、保持器の柱91同士の間に形成されるそれぞれのポケット94に転動自在に保持される複数のコロ92とを備えて成る。保持器90の内面および外面は平滑面として形成されるとともに、保持器90の柱91の肉厚dがコロ92の直径Dの半分以上に設定され、また保持器の外面とパワーローラ11との間の隙間Xによる断面積が保持器90の内面と軸部23との間の隙間Yによる断面積よりも大きい。 (もっと読む)


【課題】電動モータのような回転方向が可変な原動機を用いる場合でも、安定して潤滑油を供給することができる変速機およびトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】このトロイダル型無段変速機は、互いの内側面同士を対向させた状態で互いに同心的に且つ回転自在に支持された入力側ディスク3、3および出力側ディスク5、5と、これらの両ディスク間に挟持される複数のパワーローラ4、4と、少なくともパワーローラ4、4と両ディスクが接触する面であるトラクション面に潤滑油を供給するポンプ20とを備える。入力側ディスク3、3には回転方向が選択可能な原動機1Aが接続されるようになっており、入力側ディスク3、3と出力側ディスク5、5のいずれかの回転をポンプ20に選択的に伝達する選択的回転伝達機構28、29が設けられている。 (もっと読む)


【課題】トロイダル型無段変速機の変速比制御の基準となるステッピングモータのステップ位置に関する学習値の信頼性を確保できる構造を実現する。
【解決手段】制御器により、無段変速装置を構成するケーシング内の潤滑油の温度が、ステッピングモータのステップ位置を安定して学習できる温度(設定下限温度以上且つ設定上限温度以下)であるか否かを判定する。そして、潤滑油の温度が、設定下限温度よりも低い場合又は設定上限温度よりも高い場合には、制御器による学習制御が実行される事を禁止する。これにより、得られる学習値が出力軸を停止させるのに不適正となる事を防止できて、ステップ位置に関する学習値の信頼性を確保できる。 (もっと読む)


【課題】伝達すべきトルクの大小や、運転速度の高低に拘らず、トラクション部や回転支持部等に供給する潤滑油の量を適正に調整して、信頼性確保と伝達効率の向上とを両立できる構造を実現する。
【解決手段】潤滑油供給路49の一部で潤滑すべき各部分50〜52よりも上流側部分に、これら各部分50〜52に供給する潤滑油の量を調整する為の流量調整弁56を設ける。この流量調整弁56の潤滑油流量調整用パイロット室61内に、押圧装置5の油圧室と同じ油圧を導入し、前記潤滑油供給路49内の油圧を、この押圧装置5が発生する押圧力に応じて昇降させる。前記各部分50〜52に供給する潤滑油の量を、伝達すべきトルクに応じて多くする反面、運転速度の高低に拘らずほぼ一定とする。 (もっと読む)


【課題】トロイダル型無段変速機の変速比制御の基準となるステップ位置に関する学習中に学習許可条件を満たさなくなった場合にも、不適正な位置を基準として変速比制御が行われる事を防止できると共に、変速比制御に素早く移行できる構造を実現する。
【解決手段】制御器が有する第四の機能により、学習制御が一度でも完了している事を条件として、実行中の学習制御を中止し、制御器中に記憶されている直前に学習したステップ位置を変速比制御の基準として、変速比制御を開始させる。これにより、変速比無限大の状態を実現できる適正なステップ位置を基準として変速比制御を開始できると共に、実行中の学習制御が完了するのを待って変速比制御に移行する場合に比べて、変速比制御に素早く移行できる。 (もっと読む)


【課題】アクセルペダルやブレーキペダルが急激に操作された場合でも、トロイダル型無段変速機のトラクション部で有害な滑りが発生しない構造を実現する。
【解決手段】アクセルペダルやブレーキペダルの動きを検出してその検出信号を、押圧装置に導入する油圧を制御する為の制御器に送る。この制御器が、この検出信号により表される、前記アクセルペダルやブレーキペダルの操作速度の絶対値が予め設定した閾値を超えた場合に、前記押圧装置に導入する油圧を、予め設定した所定時間だけ、その時点でトルクの大きさに応じた必要値、並びに、前記アクセルペダルやブレーキペダルの操作に基づいて必要になると考えられる値よりも大きくする。 (もっと読む)


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