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国際特許分類[F16H59/38]の内容

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国際特許分類[F16H59/38]に分類される特許

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【課題】駆動ベルトの伸びを考慮した場合にセカンダリプーリの推力が必要以上に高く設定されることを防止する。
【解決手段】本発明は、無段変速機の変速制御装置であって、駆動力伝達部材13の伸びによる各プーリ11、12の回転速度比の変化量を推定する回転速度比変化量推定手段S3と、入力トルクと回転速度比の変化量とに基づいて、伸び無しプーリ比を推定する伸び無しプーリ比推定手段S4と、入力トルクと伸び無しプーリ比とに基づいて、セカンダリ推力を演算するセカンダリ推力演算手段S5と、駆動力伝達部材13の伸びによるセカンダリプーリ12と駆動力伝達部材13との接触半径の変化量を推定する接触半径変化量推定手段S6と、セカンダリ推力を接触半径の変化量に基づいて補正し、補正後セカンダリ推力を演算する補正後セカンダリ推力演算手段S8と、補正後セカンダリ推力に基づいて推力を制御する推力制御手段S9と、を備える。 (もっと読む)


【課題】トルクコンバータで発生する発熱量を抑制するためにダウンシフトを実行するに際して、そのダウンシフトによって運転者に与える違和感を抑制することができる車両用動力伝達装置の制御装置を提供する。
【解決手段】トルクコンバータ34の単位時間当たりの発熱量qが上限値qmax以上、または、トルクコンバータ34の速度比eが下限値emin以下となると、通常ダウンシフトが実施されないタイミングでダウンシフトされ、自動変速機26の変速前後に発生する駆動力段差ΔTによって運転者に違和感を与えることとなるが、ダウンシフトの際に発生する、変速前後の駆動力段差ΔTを抑制する制御が実行されるため、運転者に与える違和感を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】目標変速比が無用に制限されて、実際に採用できる変速比幅を不当に狭めてしまうことを防止できる無段変速機の変速制御装置を提供する。
【解決手段】一対のプーリー11,12に掛け回された無端トルク伝達部材13を介して一対のプーリー間で変速する無段変速機の変速制御装置において、変速機の目標変速比を算出する目標変速比算出部B51と、プーリー推力及びプーリー回転速度の少なくともいずれか一方と、変速機に入力されるトルクと、に基づいて目標変速比の制限値を算出する制限値算出部B52〜B54と、目標変速比算出部で算出された目標変速比算出値が制限値を越えれば、制限値を目標変速比として設定し、目標変速比算出値が制限値を越えなければ、目標変速比算出値を目標変速比として設定する目標変速比設定部B55と、を有する。 (もっと読む)


【課題】目標油圧の変化に対する実際の油圧の変化の遅れを抑制することのできる無段変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】本発明にかかる電子制御装置300は、油圧制御部200に対して、無段変速機100のプライマリプーリ130における油圧Pin及びセカンダリプーリ150における油圧Poutの目標値である目標油圧Pintrg,Pouttrgに基づいた駆動指令を出力することにより、各プーリ130,150における油圧Pin,Poutを操作して変速比γを制御する。電子制御装置300は、急変速が要求されているときに、目標油圧Pintrg,Pouttrgに対して油圧Pin,Poutの応答遅れを相殺するための補正値を加算した指示油圧Pinord,Poutordを算出し、算出された指示油圧Pinord,Poutordに対応する駆動指令を油圧制御部200に対して出力する急変速制御を実行する。 (もっと読む)


【課題】シフトスイッチの操作速度に応じて変速開始から変速終了までの速度を変えることができる変速制御装置を提供する。
【解決手段】第1クラッチCL1で奇数段ギヤを支持すると共に第2クラッチCL2で偶数段ギヤを支持し、かつシフトドラム11の回動によってギヤの噛み合わせを予め変更する予備変速を実行することにより、両クラッチCL1,CL2の接続状態を持ち替えるのみで変速動作を完了できるようにしたツインクラッチ式変速機において、シフトスイッチ(シフトアップスイッチ32またはシフトダウンスイッチ33)の操作速度に応じて、両クラッチCL1,CL2の持ち替え速度を変化させる。シフトスイッチ32,33の操作速度が速くなるほど、アクチュエータとしての第1バルブ18aおよび第2バルブ18bの作動速度を速くしてクラッチの持ち替え速度を速くする。 (もっと読む)


【課題】車両が登坂路をパワーオン走行しながら減速中にダウンシフトする際、エンジン回転数とタービン回転数との差回転に起因して発生する変速ショックを抑制する。
【解決手段】ECU100は、パワーオン状態でダウンシフトの要求があると判定し(ステップST1:YES)、さらに、車両の加速度が基準加速度未満であると判定すると(ステップST2:YES)、車両の加速度および、エンジン回転数とタービン回転数との差回転数に応じて、解放側摩擦係合要素の解放動作の開始タイミングを遅延側に補正するとともに、解放側摩擦係合要素のスイープダウン指示油圧の低下率が小さくなるように補正する(ステップST3,ST4)。 (もっと読む)


【課題】電磁弁装置の消費電力を抑制しつつ、摩擦係合装置への係合油圧の応答性を安定させる。
【解決手段】自動変速機10の所定のギヤ段GSを維持する非変速時には、油圧制御手段104によりギヤ段GS形成に関与する摩擦係合装置への係合油圧Pの設定がライン油圧PLより所定油圧C分高くされるので、その摩擦係合装置への係合油圧Pとしてライン油圧PL同等の油圧を得る為に摩擦係合装置への係合油圧Pの設定としてライン油圧PL相当が設定されることと比較して、所定油圧C分の油圧余裕が設けられている分、非変速時(定常状態)から変速状態に移行した際の変速応答性(油圧応答性)のばらつきが抑制される。加えて、その応答性のばらつきを低減する為に摩擦係合装置への係合油圧Pの設定を最大油圧PCmaxとすることと比較して、リニアソレノイドバルブSLの消費電力が抑制される。 (もっと読む)


【課題】ハイブリッド車両において、係合要素同士を係合させるにあたって生ずる騒音やショックを抑制する。
【解決手段】ハイブリッド駆動装置10は、クラッチ板710とクラッチ板720とが係合したロック状態においてMG1を回転不能にロックすることが可能なロック機構700を備える。ECU100は、ロック機構700を非ロック状態からロック状態へ移行させるにあたって、MG1ロック制御を実行する。係合要素同士が回転同期状態か否かを判別するための閾値βは、不確定さγが大きいほど小さくなるように設定される。 (もっと読む)


【課題】ベルト式無段変速機や係合装置の油圧を安定して制御しつつ、必要に応じて油圧回路構成を切り換えてベルト滑りを防止できる車両用駆動装置の制御装置を提供する。
【解決手段】油圧回路切換制御手段162は、エコラン制御によりエンジン12が停止したと油圧回路切換条件判断手段160によって判断された場合には、油圧制御回路100を、係合油圧制御回路106がオイルポンプ28に対してベルト挟圧制御回路104の下流側に直列に接続された第1の油圧回路構成に切り換える。従って、エンジン停止によりオイルポンプ28が停止してライン油圧PL及びセカンダリ油圧Pdが低下しているところ、エンジン12の再始動後直ちに車両が発進させられる前記エコラン制御において、エンジン再始動時にセカンダリ油圧Pdが立ち上がるまで前進用クラッチ係合油圧PC1は立ち上がらないので、前記ベルト滑りを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】エンジンと第1及び第2のMG(モータジェネレータ)を搭載したハイブリッド車において、第1のMG用のインバータの異常が発生して退避走行モード(第2のMGの動力で走行するモード)に移行したときに、二次故障の発生を防止できるようにする。
【解決手段】第1のMG12用のインバータ22の異常が発生して退避走行モードに移行したときに、遊星ギヤ機構16のピニオンギヤの回転速度が制限値を越えないようにエンジン回転速度を制御する過回転防止制御を実行する。この過回転防止制御により、車輪14側に連結されたリングギヤとエンジン11側に連結されたキャリアとの回転速度差を許容範囲内に維持して、ピニオンギヤの回転速度を制限値以下に維持する。これにより、第1のMG12用のインバータ22の異常が発生して退避走行モードに移行したときに、ピニオンギヤが焼き付いて遊星ギヤ機構16が故障する二次故障の発生を防止する。 (もっと読む)


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