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国際特許分類[F22B37/36]の内容

国際特許分類[F22B37/36]に分類される特許

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【課題】 ボイラの缶体カバーに生じる熱応力を緩和する。
【解決手段】 外側水管列8は、上端部において外側縦ヒレ11が設けられないことで、外列連通部12が設けられる。この外列連通部12を介して、外側水管列8の上端部から放射状に、排ガスが導出される。この排ガスは、缶体カバー16を介して、煙道23から排出される。缶体カバー16は中空の周側壁を有する円筒状とされ、その内周面上部において、上部管寄せ3と外側水管列8の中途とに接続される。 (もっと読む)


【課題】 ボイラの缶体カバーに生じる熱応力を緩和する。
【解決手段】 外側水管列8は、上端部において外側縦ヒレ11が設けられないことで、外列連通部12が設けられる。この外列連通部12を介して、外側水管列8の上端部から放射状に、排ガスが導出される。この排ガスは、外側水管列8と缶体カバー13との間の円筒状隙間20を介して、煙道14から排出される。円筒状隙間20の内、下方の設定領域には断熱材21が充填されている。これにより、缶体カバー13には、各水管6よりも高温部と、各水管6よりも低温部とができる。高温部は、各水管6よりも熱膨張量が大きいが、低温部は、各水管6よりも熱膨張量が小さい。従って、缶体カバー13全体の熱膨張量が各水管6の熱膨張量となるように、断熱材21の厚さと高さを設定して、缶体カバー13に生じる熱応力を緩和することができる。 (もっと読む)


【課題】クリンカ等の落下に伴う水飛沫によって生じる熱衝撃が、耐火材およびシールプレートに加わることを防止したシール装置およびこれを備えたボイラを提供することを目的とする。
【解決手段】微粉炭等の固体燃料を燃焼させる火炉と、該火炉の下部に設けられ該火炉内より生じる灰等を収容する灰処理装置と、の間に設けられ、上端が前記火炉の炉底部に接続され、下端が前記灰処理装置内に溜められた水の中に差し込まれることにより、前記火炉を外気からシールするシール装置であって、前記火炉の炉底部より支持されたシールプレートと、前記シールプレートを熱から保護する断熱材と、前記断熱材をクリンカ等の落下衝撃から保護する耐火材と、耐熱性を有する耐熱シートと、を備え、前記耐熱シートが、前記耐火材よりも前記火炉中心側に設けられていることを特徴とするシール装置。 (もっと読む)


循環流動床ボイラの炉の底部から天井まで延在する水管パネルにより形成された、炉壁からある距離内に配置された少なくとも1つの分離型鉛直蒸発器表面ユニットを備える循環流動床ボイラの蒸発器表面構造体。蒸発器表面ユニットは、交差して接合された2つの鉛直水管パネルからなる。好ましくは、各蒸発器表面ユニットの第1の水管パネルが炉の天井の水管に平行であり、第2の水管パネルが炉の天井の水管に垂直である。各水管パネルの水管の上端部が水管パネルに平行な分離型ヘッダに連結されていることが好ましい。水管パネルが、各蒸発器表面ユニットが蒸発器表面ユニットと天井との間の鉛直方向の移動を可能にする構造体によって炉の天井に連結される方法で、ヘッダから垂設されることが有利である。
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【課題】フィンの熱応力による管溶接部への悪影響を回避し、かつフィンの焼損を抑制し、信頼性の高いボイラ水壁構造を提供すること。
【解決手段】隣接する水壁管1の管軸方向にフィン2を連結して水壁を形成する水壁構造において、フィン2は、管軸方向に互いに独立した複数のプレートからなり、各々のプレート同士は管軸方向に沿って隙間をあけて配置される。また、隣接する水壁管にそれぞれ連結されたフィンは、水壁管間の距離の半分よりも所定長さ分だけ短く形成され、短く形成されることによってフィン先端部の温度を焼損温度域以下とする。さらに、独立した複数のプレートは、各々のプレートを連結部材によって連結して一体的なプレートを形成し、一体的なプレートを水壁管に溶接する。また、短く形成された各水壁管のフィン同士を部分的に固定する支持プレート3を設け、支持プレート3のフィン固定反対側において耐火材5を支持する。 (もっと読む)


【課題】 平衡通風式ボイラのペントハウスにおける燃焼灰の堆積を防止することにより、燃焼灰の撤去作業の労力を軽減し維持管理を容易にする。
【解決手段】 風道(12)から押込通風機(13)により昇圧した空気を火炉(11)に供給するとともに、煙道(14)から誘引通風機(15)により燃焼排ガスを火炉から引き出すことにより、火炉内を負圧に保ちながら運転される平衡通風式ボイラ(1)のペントハウス(16)に燃焼灰が流入するのを防止する方法であって、ペントハウス内の圧力を火炉の火炉出口(19)の圧力よりも高い圧力に保つ。ペントハウスの圧力は、ペントハウスに大気の流入を許容する弁(21)を設け、弁からペントハウス内に大気を流入させて行うことができる。弁を常時開状態として、ペントハウス内の圧力を大気圧より僅かに低く保っても良く、火炉出口圧力に変動に応じて弁の開閉を制御しても良い。 (もっと読む)


【課題】 ボイラの起動停止が繰り返されても、十分火炉壁と天井壁のシール性を保つこと。
【解決手段】 ボイラにおける天井壁と火炉壁の接する境界部でのシール構造において、火炉壁1に接合した火炉壁側部材7と天井壁4に接合した天井壁側部材11との間で互いに対向するスライド面を形成し、スライド面間に緩衝材12を介挿させるシール構造。緩衝材は圧縮変形に対して復元性を有する部材であること。緩衝材はセラミック繊維とステンレスワイヤの複合クロスであること。スライド面に潤滑材14を塗布すること。また、セラミッククロスの単体構造体又はセラミッククロスの間にセラミックファイバを充填したサンドイッチ構造体を用い、前記構造体の一端を火炉壁にその他端を天井壁に取り付けるボイラのシール構造。 (もっと読む)


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