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国際特許分類[F27B1/26]の内容

国際特許分類[F27B1/26]に分類される特許

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本発明の方法は、各々が予熱帯、燃焼帯、及び冷却帯を有する少なくとも2本のシャフトと、両シャフトを連結するオーバーフロー流路とを備える並行流蓄熱式石灰焼成炉の運転方法であって、前記2本のシャフトを燃焼用シャフトおよび排気シャフトとして交互に動作させるステップと、燃焼用空気と燃料を燃焼用シャフトに供給して対応する長さの火炎を形成するステップと、燃焼用シャフトにおいて生成された高温ガスがオーバーフロー流路を介して排気シャフトに達するステップと、から実質的に成り、火炎の長さの形成に特徴を示す高温ガスに関する少なくとも1つのパラメータを、オーバーフロー流路の領域における直接的または間接的測定により設定し、所定の火炎の長さを調整するために燃料対燃焼用空気の比率を該パラメータに応じて調整するように構成された方法である。
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【課題】反応効率が最適となるように調整された装入方法を変更することなく、且つ、コスト・生産に大きく変動を与える設備変更なしに、低還元材比操業を達成する溶解炉の操業方法を提供する。
【解決手段】溶解炉の周縁部に配置される鉄皮およびその内側に配置される冷却機構からなるステーブと、当該ステーブに冷却水を供給するための冷却水供給系および当該ステーブの内部を通過した冷却水を排出するための冷却水排出系を有するステーブ冷却系とを用い、前記冷却水供給系から前記ステーブに供給される冷却水の温度を所定の範囲に制御することにより前記溶解炉内の炉壁部に形成される付着物の厚みを調整する。前記冷却水供給系から前記ステーブに供給される冷却水の水温の上限は、前記ステーブから前記ステーブ冷却水排出系へと排出される冷却水の温度が所定の温度以下になるように設定されることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】堅型スクラップ溶解炉を用いて鉄系スクラップを溶解し、溶銑を製造する方法において、操業条件を変更した際の操業変動を最小限に抑え、安定した操業を行いつつ、所望の品質の溶銑を製造する。
【解決手段】操業中に原燃料条件と送風条件を変更する際に、該操業条件の変更を、原燃料条件変更時刻tcと送風条件変更時刻tbが下記(1)式を満足するように実施する。
0.5×a<(tb−tc)<1.3×a …(1)
但し、tb:送風条件変更時刻(hr)、tc:原燃料条件変更時刻(hr)、a=α・V×ρs0.8/B02、ρs:原燃料条件変更時に炉内に存在しているスクラップの炉装入前の平均嵩密度(kg/m)、V:羽口レベルから上の炉内原燃料充填層の体積(m)、B02:原燃料条件変更時から送風条件変更時までの平均送風酸素量(Nm/hr) (もっと読む)


【課題】堅型溶解炉を用いて鉄系スクラップを溶解し、溶銑を製造する方法において、安定した操業を行いつつ、溶銑を高い生産性で製造する。
【解決手段】堅型溶解炉において、炉頂部から鉄系スクラップとコークスを装入し、炉下部に設けられた複数の羽口から熱風を吹き込み、コークスの燃焼熱で鉄系スクラップを溶解することにより溶銑を製造する方法であって、少なくとも一部の羽口内に、酸素を超音速で噴射する酸素噴射ノズルを配置して、該酸素噴射ノズルから酸素(a)を吹き込むとともに、酸素(b)を予め熱風と混合して、熱風とともに羽口から吹き込み、且つ酸素(a)と酸素(b)の流量が−2.5×A+92.5≦X≦−1.2×A+100(但し、A(vol%)=([酸素(a)と酸素(b)の合計流量]/[熱風流量])×100、X(vol%)=([酸素(a)の流量]/[酸素(a)と酸素(b)の合計流量])×100)を満足する。 (もっと読む)


【課題】堅型溶解炉を用いて鉄系スクラップを溶解し、溶銑を製造する方法において、安定した操業を行いつつ、溶銑を高い生産性で製造する。
【解決手段】竪型溶解炉において、炉頂部から鉄系スクラップとコークスを装入し、炉下部に設けられた複数の羽口から熱風を吹き込み、コークスの燃焼熱で鉄系スクラップを溶解することにより溶銑を製造する方法であって、少なくとも一部の羽口内に、酸素を超音速で噴射する酸素噴射ノズルを配置し、羽口から熱風を吹き込みつつ、前記酸素噴射ノズルから、−0.68×A+24≦V≦−1.39×A+78(但し、A:酸素富化率(vol%)=([酸素噴射ノズルから吹き込まれる酸素流量]/[熱風流量])×100、V:酸素噴射ノズルから吹き込まれる酸素の炉中心位置での流速(Nm/s))を満足するように酸素を吹き込む。 (もっと読む)


【課題】原料の排出前に、いつも十分かつ一定した焼成を行った後に十分冷却された製品を排出することを可能とする竪型焼成炉装置を提供する。
【解決手段】排出筒体23には、該排出筒体23の周壁を貫通して半径方向に延び同方向に往復移動可能な抵抗部材31が設けられていると共に、排出筒体23内の原料Mの温度を検出する温度センサ32が設けられていて、温度センサ32による原料Mの検出温度が所定の設定温度よりも高いときには抵抗部材31を半径方向内方に向けて前進させることにより原料Mとの接触面積を増大させて原料Mの降下を規制し、上記検出温度が設定温度よりも低いときには抵抗部材31を半径方向外方に向けて後退させることにより上記接触面積を減じて原料Mの降下の規制を緩和させる。 (もっと読む)


【課題】流量および温度ともに変動が大きく且つダイオキシンおよび発火性の高いダストを含む金属溶解炉から排出される排ガスを安定してしかも迅速に且つ的確に処理し得る排ガスの処理設備を提供する。
【解決手段】溶解炉1からの排ガスを第1排ガスダクト11を介して導きダストを捕集するサイクロン2及びバグフィルタ3を有する処理設備における第1排ガスダクトに、順次、第1および第2水噴霧ノズル21,22を配置すると共に、その下流側に外気導入ダクト14を接続し、サイクロンとバグフィルタとの間の第2排ガスダクト12にダイオキシンの吸着剤を含む薬剤を供給する薬剤供給管15を接続し、第1排ガスダクトに設けられた各水噴霧ノズルからの噴霧水量を、溶解炉から排出される排ガス量及び排ガス温度に基づき制御する制御装置27を設け、且つ排ガス量を溶解炉に設けられた加熱用バーナの燃料量及び炉内頂部圧力に基づき予測するようにしたもの。 (もっと読む)


【課題】石灰石を焼成する際に、石灰石焼成炉から排出される大量の石灰石分解による炭酸ガスを高純度で回収でき、液化炭酸ガスとしての利用や地中固定化処理を可能にする炭酸ガス循環式石灰石焼成炉を提供する。
【解決手段】石灰石分解により発生した炭酸ガスを炭酸ガス循環ファン106を使って循環させ、電熱ヒーター107あるいはラジアントチューブヒーターにて循環炭酸ガスを燃焼ガスの混入なく焼成温度まで昇温することで石灰石焼成に必要な温度と熱量を確保して石灰石の焼成を行う。この時発生した高純度の炭酸ガス4は焼成炉出口配管より抽気して貯蔵し処理する。 (もっと読む)


【解決手段】 本発明は、シャフト炉(10)を操作する方法に関する。当該方法によると、シャフト炉(10)の上部(14)には原材料が装填され、原材料は重力の影響によってシャフト炉(10)内に降下する。原材料の一部は、シャフト炉(10)内の雰囲気によって溶融および/または少なくとも部分的に還元され、シャフト炉(10)の下部(18)では、少なくとも1つの下部流入開口(32)を介して処理ガスが導入され、処理ガスは、少なくとも部分的にシャフト炉(10)内の雰囲気に影響を与える。処理ガスの下部への導入は動的に調節され、調節において、操作変数である圧力pおよび/または体積流量


は、少なくとも一時的に、40秒以下、特に20秒以下、好ましくは5秒以下、特に好ましくは1秒以下の時間内で変化させられる。本発明によると、下部流入開口(32)から離間して配設されている少なくとも1つの追加用開口(42)を介して、追加ガスが導入され、追加ガスの操作変数である圧力pおよび/または体積流量


は少なくとも一時的に、変化させられ、および/または、シャフト炉(10)の内部空間(34)に接続されているガス状反応生成物を排出するためのシャフト炉ガスライン(50)を介して、シャフト炉ガスが排出され、シャフト炉ガスの操作変数である圧力pおよび/または体積流量


は少なくとも一時的に、変化させられる。本発明によると、追加ガスおよび/またはシャフト炉ガスの操作変数は、シャフト炉(10)の内部空間(34)において、圧力pおよび/または体積流量


が少なくとも部分的に大きくなるように変化させられる。追加ガスおよび/またはシャフト炉ガスの操作変数は、本発明によると、シャフト炉(10)の内部空間(34)において、圧力pおよび/または体積流量


が少なくとも部分的に大きくなるように、変化させる。 (もっと読む)


【課題】竪型スクラップ溶解炉を用いた鉄系スクラップを原料とする溶銑の製造方法において、溶銑を高い生産性で且つ低コストに製造する。
【解決手段】炉頂部から鉄系スクラップとコークスを装入し、炉下部の複数の羽口から熱風を吹き込み、コークスの燃焼熱で鉄系スクラップを溶解する方法であって、少なくとも一部の羽口内に、酸素を超音速で噴射する酸素噴射ノズルを配置し、羽口から熱風を吹き込みつつ、前記酸素噴射ノズルから炉中心位置での酸素流速が20〜70Nm/secとなるように、酸素を噴射する。炉中心部を含めた炉径方向全般でのガス流れが適正化され、コークスの燃焼と鉄系スクラップの溶解が炉全体で適切に生じる。このため溶銑を高い生産性で且つ低コストに製造することができる。 (もっと読む)


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