説明

国際特許分類[G01N21/65]の内容

国際特許分類[G01N21/65]に分類される特許

591 - 600 / 680


【課題】金属ナノ粒子集合体の接合部に単一分子レベルのごく少数の分子が存在することを分光学的に確かめる方法を提供する。さらには、金属ナノ粒子集合体の接合部にごく少数の分子が存在するときに、そのSERS信号が巨大な増強を得ることを、実験的に確かめる方法を提供する。また、それを利用した単一分子のラマンスペクトル測定による状態分析の方法及びそれを利用したデバイスを提供する
【解決手段】SERS信号と弾性散乱スペクトルの同時測定により、SERS信号のBlinkingから単一分子が吸着しており、白色光に対する散乱スペクトルからその分子が銀ナノ粒子接合部に存在していることが証明される。同時に、そのときのSERSスペクトルから目的化学種の存在状態を単一分子レベルで解析する (もっと読む)


本発明は、患者の血液等の対象物を分析するための分析装置、特に分光分析装置と、対応の分析方法とに関する。励起系(exs)が、ターゲット領域を励起するための励起ビーム(exb)を発し、ビーム分離ユニット(hm)が、ターゲット領域において励起ビーム(exb)により発生させられた散乱放射について、弾性散乱放射の少なくとも一部を、非弾性散乱放射から分離する。モニタリング系(lso)は、弾性散乱放射または非弾性散乱放射を用いて、ターゲット領域の画像を生成し、その画像内における関心領域を画定する。ラマンスペクトルの記録効率を高めるため、ターゲット領域の画定された関心領域が励起されるように励起系(exs)を制御し、かつ/または、画定された関心領域からの信号のみが検出されるように検出系(dsy)を制御する制御ユニット(ctrl)が設けられ、さらに、励起ビームによって発生させられた、画定された関心領域からの散乱放射を検出する検出系(dsy)が設けられている。好ましくは、画定された関心領域上に亘ってレーザーの励起パワーを分散させることにより、画定された関心領域からの信号が平均される。
(もっと読む)


【課題】 データのばらつきも少なく、精度も高い解析方法を高分子材料に提供する。
【解決手段】 特定の高分子材料に関して予め準備されたラマンスペクトル値と物性値との関係を表す検量線をリファレンスとして前記特定の高分子材料と同種の被解析高分子材料の物性値を解析する方法であって、前記被解析高分子材料のラマンスペクトルを測定する工程と、このラマンスペクトルから前記リファレンスにおけるのと同種のスペクトル値を算出する工程と、このスペクトル値に対応する物性値を前記リファレンスを用いて解析する工程とからなる高分子材料の物性値解析方法。 (もっと読む)


【課題】信号強度が十分に大きく、かつ、再現性に優れた局在プラズモン共鳴を発生させる構造体およびその製造方法の提供。
【解決手段】複数の金属粒子が表面に存在する構造体の製造方法であって、多孔質層とバリヤー層とからなる陽極酸化皮膜を一方の表面に有するアルミニウム基板を、前記陽極酸化皮膜が形成された前記表面と反対側の表面から、前記バリヤー層が露出するまで溶解させる溶解工程と、前記溶解工程の後、露出した前記バリヤー層の表面の凹部に、金属粒子を配置させて前記構造体を得る金属粒子配置工程とを具備する、構造体の製造方法、および、それにより得られる構造体。 (もっと読む)


【課題】ラマン活性な物質例えばセラミックス内部の中実状態、例えば、残留応力、組成比または結晶性の度合などを、セラミックスを破壊することなく精密に検査することのできるセラミックスの非破壊検査方法および非破壊検査装置を提供すること。
【解決手段】ラマン活性な物質の内部における焦点位置を可変するように励起光を照射し、前記励起光の照射によって発生するラマン光の振動スペクトルにおけるピークの位置、ピークの幅および前記ピークのシフト量から選ばれた少なくとも一種に、または前記振動スペクトルにおけるピークの位置、ピークの幅、ピークの強度および前記ピークのシフト量から選ばれた少なくとも二種に基づいて、前記ラマン活性な物質の内部の中実状態を検査することを特徴とする非破壊検査方法及び非破壊検査装置。 (もっと読む)


【課題】信号強度が十分に大きく、かつ、再現性に優れた局在プラズモン共鳴を発生させる構造体およびその製造方法の提供。
【解決手段】複数の金属の粒子が表面に存在する構造体の製造方法であって、マイクロポアが存在する陽極酸化皮膜を一方の表面に有するアルミニウム基板の前記マイクロポアの底部に金属を充填する充填工程と、前記充填工程の後、前記アルミニウム基板を、前記陽極酸化皮膜が形成された前記表面と反対側の表面から、前記マイクロポアの前記底部に達するまで溶解させ、前記マイクロポアに充填された前記金属を露出させて前記構造体を得る溶解工程とを具備する、構造体の製造方法、および、それにより得られる構造体。 (もっと読む)


【課題】生体組織の抗酸化状態および悪性疾患の存在または危険性を非侵襲的に検出することのできる方法および装置を提供する。
【解決手段】装置10は、検出したカロテノイドに対する波長シフトを有するラマン反応を起こす波長の光を発生する光源12、光が組織を損傷したり、組織内のカロテノイドレベルを実質的に変えたりすることの無いように光を生物組織に当て、組織からの散乱光を収集する光送出収集モジュール14、収集した散乱光からラマンシフトした光を選択するスペクトル選択システム26、カロテノイドの周波数特性でラマンシフトした光をスキャンし測定する検出手段28及び検出したカロテノイドに対するラマン信号強度を測定する定量手段30を含む。検出されたカロテノイドのラマン信号から生物組織の背景蛍光信号を取り除き、ラマン信号強度と正常組織からのラマン散乱の強度との間の実質的な差から組織異常の存在を検出する。 (もっと読む)


空隙を含む特別な構造の金属膜は、巨大に増強された表面増強ラマン分光(surface enhanced Raman spectroscopy,SERS)の効果を伝えることを発見した。空隙を特定のサイズと幾何学構造に選択することによって、所定の波長の入射放射に対するフォトンからプラズモンへの変換効率が増強された金属膜を提供することが可能となる。従って、制御可能な表面増強吸収及び放出特性が与えられる。これはSERSに有効であり、また他の光学分光法およびフィルタリングへの応用に有効である可能性を有する。このような大きなラマン信号により、本発明においては、高速かつ小型かつ安価なラマン分光器を提供することが可能となり、数多くの新規応用の可能性が開拓される。
(もっと読む)


【課題】 散乱型近接場顕微鏡用のプローブ作製において、表面増強ラマン散乱を効率良く誘起する均一な金属粒子を、再現性よくコーティングする方法を提供する。
【解決手段】 散乱型近接場用プローブ1において、少なくともエバネッセント場の相互作用に起因するプローブの一部または全部が、互いに癒着することのない曲率半径10nm以上50nm以下の粒径を持つ金属7でコーティングされるようにした。 (もっと読む)


【解決手段】ハロ有機化合物の検出及び測定について記載する。医薬産業、フッ素化医薬の研究や製造;各種フルオロ有機化合物の効果の医学的・臨床的研究;各種フルオロ有機化合物に汚染された水や土壌、空気の環境的或いは農業的研究、スクリーニング、分析に利用できる。
(もっと読む)


591 - 600 / 680