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国際特許分類[G01S13/534]の内容

国際特許分類[G01S13/534]に分類される特許

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【課題】 従来の誘導装置は、目標に向けて垂直偏波と水平偏波の電波を送信して、目標から反射してきた信号を受信し、受信信号を偏波信号処理することでクラッタ信号の中から偏波特性の違う目標信号を検出して追尾する。しかし、海上の波が複数の周期性を含む場合には、クラッタの偏波特性があいまいとなって、偏波信号処理によるクラッタ抑圧効果が得られず、目標信号を検出できないという課題があった。
【解決手段】 水平偏波及び垂直偏波を同時受信する偏波共用アンテナと偏波検出処理を有し、誘導装置が偏波信号処理によってクラッタ信号の中から目標信号を検出する際に、予めドップラ信号処理によってクラッタの周波数成分を分解してクラッタの偏波特性のあいまいさを低減する。これにより、偏波信号処理時の目標検出性能を向上することを可能とした。 (もっと読む)


【課題】 同程度の周波数変化を持つ目標信号と不要信号が混在するレーダ受信信号から、目標信号のみを的確に検出する。
【解決手段】 レーダ受信信号を周波数領域に変換することで周波数スペクトルを取得し(ステップS11)、取得された周波数スペクトルをエコー群それぞれの密度関数の和(混合密度関数)でモデリングし(ステップS12)、混合密度関数のパラメータの最適値を学習することにより推定し(ステップS13)、推定したパラメータから目標信号の平均ドップラー周波数、スペクトル幅及び受信電力を算出し、観測結果として出力する(ステップS14)。上記モデリングに際して、エコー群の周波数スペクトルを混合密度関数に当て嵌め、その当て嵌まり具合をペナルティ付きの尤度関数でもって評価するものとし、前記尤度関数のペナルティ項には、事前に測定した単独エコーの受信電力、ドップラー周波数、スペクトル幅の少なくともいずれかを用いる。 (もっと読む)


【課題】MTIフィルタの伝達関数に新たな項を付加して通過帯域幅を広げることにより、MTIに近いクラッタ抑圧性能を保持しつつ、フィルタの振幅特性による目標信号の減衰を軽減することのできるパルスレーダ装置を得る。
【解決手段】パルス電波を送受信して受信信号xを生成する送受信処理回路100と、フィルタ通過域幅を可変設定して受信信号を通過させる通過域幅制御型クラッタ抑圧手段と、通過域幅制御型クラッタ抑圧手段の出力信号に対して目標検出処理を行い、検出結果を通過域幅制御型クラッタ抑圧手段にフィードバック入力する目標検出手段と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】レーダ信号処理装置がクラッタを抑圧し目標検出するときに、誤警報率を低く一定に抑えつつ、信号処理負荷を低減し規模を抑制する。
【解決手段】受信信号は、コヒーレント積分を行なうCINT処理系31と、MTI(移動目標指示)処理を行なうMTI処理系32に分配される。受信ビデオ選択部17にて、例えば操作員が目標、クラッタ、信号処理負荷などの状況を考慮していずれかの処理系信号を選択する。CFAR処理を用いずに作成したクラッタマップデータ10を参照して目標検出するときに、対象がクラッタ領域のときはCFAR処理に、クラッタフリー領域のときは固定スレッショルド検定に切替える処理切替部11、12を備える。この結果、処理負荷が高く規模の増大に繋がるCFAR処理を、クラッタ領域のときに限定して実施することにより、信号処理負荷を低減し、誤警報率を低く抑えつつ装置規模を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】受信信号における偏波チャネル間のコヒーレンスが低下した場合であっても、低い演算負荷で高精度に目標を検出することができるレーダ装置を得る。
【解決手段】異なる偏波特性を有する2つのアンテナ4、5と、パルス信号をアンテナ4、5の一方に複数回連続して出力した後、他方に複数回連続して出力する偏波切り換え器2と、受信信号のドップラースペクトルを算出するドップラー処理手段10と、平均電力レンジ・ドップラーマップを生成する平均電力算出手段11と、平均全電力レンジ・ドップラーマップを生成する平均全電力算出手段12と、各注目セルの電力値を参照セルの平均電力で正規化するCFAR手段13と、電力値が閾値を超えるセルを検出する閾値処理手段14と、検出されたセルについての電力比を算出する電力比算出手段15と、電力比に基づいて、クラッタと目標との判別処理を実行する判別処理手段16とを備える。 (もっと読む)


【課題】速度分散の大きいウェザクラッタ等を高度に抑圧でき、各受信信号で得たドップラ情報から目標の対レーダ速度を得る。
【解決手段】同一の変調の2以上の単位信号を送信単位である1パルス内に繰り返して配列したレーダ信号を生成する信号生成部と、前記レーダ信号を形成する同一の変調を施した単位信号を参照信号として、前記受信信号に含まれる単位信号の成分を圧縮するパルス圧縮部と、1パルス内でクラッタ成分を抑制するパルス内クラッタ抑圧部と、前記受信信号に消え残る信号成分を抑圧する消え残り信号抑圧部と、探知目標で反射した各距離の受信信号の単位信号をピックアップし、フーリェ変換処理により受信信号をドップラ周波数毎に積分して単位信号列積分値を得る単位信号列積分部と、前記単位信号列積分値を積分するパルス間信号積分部と、前記積分値について、閾値より大きい信号を目標信号として抽出する目標信号抽出部とを有している。 (もっと読む)


【課題】気象クラッタのドップラー周波数を高精度に測定し、気象クラッタを適切に抑圧することができるレーダ装置を提供する。
【解決手段】パルス信号の送受信によって目標物を検出する装置であって、低周波受信パルス信号から気象クラッタを検出し、気象クラッタのドップラー周波数および強度を出力する気象クラッタ検出部6と、ビーム走査毎に、ドップラー周波数に対する折り返し補正処理を実行し、第1補正後ドップラー周波数を出力する第1折り返し補正部8と、ビーム走査間で、第1補正後ドップラー周波数に対する折り返し補正処理を実行し、第2補正後ドップラー周波数を出力する第2折り返し補正部10と、第2補正後ドップラー周波数に対する平均化処理を実行して、ドップラー周波数平均値を出力する平均処理部12とを備えたものである。 (もっと読む)


【課題】強風等の天候に影響されることなく、目標とする航空機を容易にかつ確実に検出追尾可能なレーダ装置を提供する。
【解決手段】高低方向及び方位方向において航空機等の目標までの距離及びドップラー周波数成分が一致することを利用して、目標情報検出器21にて高低空中線装置11及び方位空中線装置12で得られる目標までの距離及びドップラー周波数成分が一致するか否かを判定し、一致する場合に目標と判定し、この目標の旨のメッセージと「距離」、「高度」及び「方位」の数字情報を表示器16に供給して高低方向表示領域及び方位方向表示領域に表示させるようにしている。 (もっと読む)


【課題】 ハードウェア規模を大きくすることなくクラッタマップを利用して目標を検出可能とする。
【解決手段】 MTI処理(15,16)の出力をDFT処理(17)して覆域内のクラッタ領域を示すクラッタマップを作成し(19)、データベースとしてマップメモリ20に保持する。目標検出時にマップメモリ20から圧縮されたクラッタマップを転送して展開し、MTI処理された信号の検出処理対象に対応する部位のしきい値を求め(12)、目標検出器(13,14)でしきい値とMTI処理された信号の振幅とを比較して目標を検出する。 (もっと読む)


【課題】地形エコー除去処理の性能を向上し、ドップラ速度を精度良く算出する。
【解決手段】空中線により受信された受信信号は、A/D変換されたのち、直交検波される。信号処理部は、直交検波された時間領域のI/Q信号に対してFFT処理により周波数領域に変換することで一定時間毎の速度スペクトルを求める。求められた一定時間毎の速度スペクトルそれぞれから速度ゼロ付近に現れる成分を地形エコーとして除去する。そして、地形エコーが除去された速度スペクトルを積算し、積算された速度スペクトルをもとにドップラ速度を算出する。 (もっと読む)


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