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国際特許分類[G01T1/185]の内容

物理学 (1,541,580) | 測定;試験 (294,940) | 原子核放射線またはX線の測定 (7,738) | X線,ガンマ線,微粒子線または宇宙線の測定 (6,349) | 放射線強度の測定 (5,456) | 電離箱装置をもつもの (63)

国際特許分類[G01T1/185]に分類される特許

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【課題】放射線の量の時間的な安定性を考慮して適切な時定数を設定する。
【解決手段】電離箱10は、入射する放射線60による電離電流を出力する。積分回路20は、入力電流を積分し、その積分値に応じた電圧信号を出力する。積分回路20から出力される電圧信号(アナログ信号)は、アナログデジタルコンバータ30においてデジタル信号に変換され、演算部40へ供給される。演算部40は、電圧信号(デジタル信号)から放射線の量を反映させた測定値を算出する。本発明においては、放射線の量の時間的な安定性を考慮して適切な時定数を設定する。つまり、互いに異なる仮の時定数を用いて得られる測定値の差に基づいて放射線の量に関する時間的な安定性を判断して真の時定数を決定する。 (もっと読む)


【課題】放射線の検出効率を向上することができる電子増幅器及びこれを使用した放射線検出器を提供する。
【解決手段】入射電極101と検出部102との間に、板状絶縁層12とこの板状絶縁層12の両面に形成された平面状の導体層14,16とで構成された電子増幅板10が配置されている。この電子増幅板10には、電場を集束させるための貫通孔18が複数形成されている。また、入射電極101には、電子増幅板10に対向する面から上記貫通孔18に向けて伸長する柱状突起24が形成されている。さらに、これらの構成要素を収容するチャンバ104内には検出用ガスが充填されている。電極101に入射した放射線は、柱状突起24から一次電子を発生させ、発生した一次電子は、当該一次電子を発生させた放射線の入射位置に対応する位置に配置された貫通孔18に進入し、増幅される。 (もっと読む)


【課題】簡便かつ高精度にβ放射能を測定すること。
【解決手段】β放射能測定装置は、測定対象物から放出される放射線により電離した空気
を吸引して電離電流値を測定してβ放射能を求めるβ放射能測定装置において、測定対象
物の放射線源の近傍空間とこの近傍空間から離れた離間空間とを隔離する隔離板28と、
近傍空間26から空気を吸引してα線による電離が支配的となるα線電離電流値を求める
とともに、離間空間27から空気を吸引してβ線による電離が支配的となるβ線電離電流
値を求める電流値測定手段と、前記α線電離電流値とβ線電離電流値との比を求め、この
比と予め求めた基準の比率とを比較してα線およびβ線の放射能を評価する手段13とを
備える。 (もっと読む)


【課題】 位置分解能に優れた放射線位置検出装置を提供する。
【解決手段】 放射線位置検出装置は、電極3を有し、放射線rの入射位置に応じて電極の一端Aに第1信号を出力するとともに電極の他端Bに第2信号を出力する放射線位置検出器1と、第1プリアンプ5aと、第1コンデンサ4aと、第2プリアンプ5bと、第2コンデンサ4bと、第1信号及び第2信号の強度比から放射線の入射位置を測定する測定部と、を備えている。第1プリアンプ5aの時定数は電極3の抵抗成分及び第1コンデンサ4aによる時定数未満であり、第2プリアンプ5aの時定数は電極の抵抗成分及び第2コンデンサ4bによる時定数未満である。 (もっと読む)


【解決手段】ガス電子増幅イオン検出器を備える質量分析計を開示する。イオン検出器は、3段構造のガス電子増幅段GEM1、GEM2、GEM3を備え、対向電極(12)が第1の電子増幅段GEM1に隣接して配置される。 (もっと読む)


【課題】筒状電離箱を用いて高い測定感度および分解能を共に改善できるように構成した電離箱型X線異物検出装置を提案すること。
【解決手段】電離箱型X線異物検出装置1の検査面5の真下には幅方向に一定のピッチで2列に筒状電離箱24(1)〜24(m)、25(1)〜25(n)が配列されている。各筒状電離箱は、その中心軸線がX線発生源12に向く姿勢となるように配置してある。検査面上の検査対象物Wを透過したX線は各筒状電離箱の中心軸線に沿って各筒状電離箱に封入されている電離ガスを通過するので、直径方向に通過する場合に比べて、X線が通過する電離ガスの容積が格段に多い。よって、測定感度の高い電離箱型X線異物検出装置を実現でき、測定の分解能を高めるために各筒状電離箱を細くして細かいピッチで配列した場合においても、各筒状電離箱を軸線方向に長くすることにより、所望の測定感度を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】基板間のケーブルおよびコネクタをなくすることのできる荷電粒子線の線量分布測定装置を提案する。
【解決手段】多層プリント基板は、第1配線層から第n配線層を有し、第1配線層が多層プリント基板の一表面に位置し、この第1配線層にA個の第1電極が形成され、これらの各第1電極と電離空間を介して対向する第2電極を有する第2電極基板が配置され、また、第n配線層は多層プリント基板の一表面と対向する他の表面に位置し、この第n配線層には、B個の切換スイッチと、少なくとも1つの増幅回路が配置され、各切換スイッチは、A/B=C個の第1電極のそれぞれを増幅回路に切換接続するように構成され、A個の第1電極を前記B個の切換スイッチに接続するA個の配線は、C本の配線を含むB個の配線組合せに分けられ、これらのB個の配線組合せが、第1配線層と第n配線層との間の複数の配線層に分散して配置される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、光を照射されたとき光触媒が生成する中間体の生成量を直接測定することができる光触媒活性定量測定装置及び光触媒活性定量測定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の光触媒活性定量測定装置は、(1)内部に光触媒の試料13を装着し光を照射するための石英ガラス窓12を備えた第1電離箱2と、第1電離箱2内に収容され磁気浮上する電極3bを備えて、電界によって光触媒の作用で生成された中間体の電荷とバックグラウンドの電荷とを電極3bに収集する磁気浮上電極電離箱Bと、(2)第1電離箱2と共通の構成を有する第2電離箱2と、電極3bと共通の構成を有し磁気浮上する電極3aとを備えて、電界によってバックグラウンドの電荷を電極3aに収集する磁気浮上電極電離箱Aと、(3)電極3aと電極3bの電位差に基づいて中間体の生成量を測定する制御演算部11を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】原子炉炉心に挿入して炉心内の中性子を測定する中性子検出器のカソードに形成される中性子変換層ついて、高真空度下においても安定なプラズマを発生させて、品質(膜質)の高い中性子変換層を得ることのできる成膜装置を提供する。
【解決手段】成膜装置1は、放電電極2と、中性子検出器30のカソード33として用いられる円筒状の接地電極4と、放電電極2と接地電極4とを電気的に絶縁する筒状あるいはスリーブ状の絶縁体5と、放電電極2と接地電極4との間に電力を供給する電源部6と、放電電極2と絶縁体5とを接地電極4の長手軸方向に移動させる電極移動部7と、電源部6が供給した電力により放電電極2と接地電極4との間に発生した電界へ磁界を加える磁界発生部8と、少なくとも接地電極4内を真空にする真空手段9とから構成される。 (もっと読む)


荷電粒子トモグラフィ・データから物体容積体散乱密度プロファイルを統計的に再構成する工程を含む荷電粒子検出用のシステム、装置、コンピュータ・プログラム製品及び方法であって、統計的多重散乱モデルに基づいて、荷電粒子散乱の確率分布を決定し、期待値最大化アルゴリズムを使用して物体容積体散乱密度の略最尤推定値を決定し、物体容積体の散乱密度を再構成する。注目の容積体を占める物体の存在と種類の両方又はそれらの一方を、最構成された容積体散乱密度プロファイルより特定することができる。荷電粒子トモグラフィ・データは、パッケージ、コンテナ、車両、又は貨物の走査用のミューオン追跡装置からの宇宙線ミューオントモグラフィ・データであってよい。このような方法は、コンピュータ上で実行されるコンピュータ・プログラムを使用して実施できる。 (もっと読む)


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