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国際特許分類[G06F17/12]の内容

国際特許分類[G06F17/12]に分類される特許

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【課題】電磁界解析などの数値シミュレーションにおいて最終的に解くべき方程式として現れる大型疎行列方程式の計算を高速に行うことができ、しかもこの大型疎行列方程式の大型疎行列が対称行列である場合および非対称行列である場合の双方に適用することができる行列方程式計算装置および行列方程式計算方法を提供する。
【解決手段】大型疎行列方程式を反復解法により解く行列方程式計算装置1は、その大型疎行列方程式の大型疎行列の成分のうち、非ゼロの成分のみを1列ごとに格納する所定の個数のメモリを有するメモリ部と、反復解法の演算の少なくとも一部をデータフロー形式で実行する1つまたは複数の演算部とを有する。メモリ部から1行ごとの反復解法の演算に必要なデータを演算部に一度にロードするように構成する。 (もっと読む)


【課題】フレームレートを変換するためビデオファイルのフレーム間の動きを推定するのに利用可能な連立一次方程式を効率的に解く。
【解決手段】ビデオファイルのフレーム間の動きを推定するのに使用される大きく疎な連立一次方程式を表すマトリックスと、前記連立一次方程式の解の第1ベクトル推定値であって、ある順序に構成された複数の成分を有するベクトルとを乗算するステップと、前記連立一次方程式の解の第2ベクトル推定値であって、前記乗算の積である第2ベクトル推定値を生成するステップと、前記第1ベクトル推定値と前記第2ベクトル推定値とが所定量未満しか異なっていないとき、前記連立一次方程式の解の設定するステップと、を有する方法であって、前記マトリックスは、前記ベクトルの各成分が前記ベクトルにおいて構成される順序と異なる順序により前記各成分と乗算され、前記ベクトルの複数の成分がパラレルに乗算される。 (もっと読む)


【課題】Relaxed Supernode 融合による演算量の増加を、システム又はユーザが制御可能とし、かつ、高速なシンボリック分解手法を持つ連立一次方程式求解方法を得る。
【解決手段】疎行列を係数行列とする連立一次方程式の解を求める連立一次方程式求解方法において、Supernode融合を実施した後にRelaxed Supernode融合を実施するステップと、Relaxed Supernode融合時に許容する演算量の増加率に任意の値を指定するステップと、指定された演算量増加許容率に基づいて、新たに追加できるfill-in数を算出しRelaxed Supernode融合を行うステップと、Relaxed Supernode融合によって変更された非ゼロ構造を再構築するステップとを有する。 (もっと読む)


【課題】大規模系統の回路網計算である連立一次方程式の求解を実時間性能で実行できる連立一次方程式の並列計算用のノード順序付け方法および連立一次方程式の並列求解方法を得ること。
【解決手段】放射状系統部分については、最初に順序付けするノードは接続されているブランチ数が最小のノードの中から任意に選択し、以降はノードに接続されているブランチ数が少ないノードから順に選択すると共に、ノード順序付け候補のノードとその相手端ノードが順序付け済みのノードの相手端ノードと一致しないノードの場合に優先してノード順序付けを行う。ループ状系統部分については、ノードの縮約時に発生する新規非零要素発生数のシミュレーションを並列計算し、新規非零要素発生数の少ないノードから選択すると共に、ノード順序付け候補のノードとその相手端ノードが順序付け済みのノードの相手端ノードと一致しないノードの場合に優先してノード順序付けを行う。 (もっと読む)


【課題】複素対称行列の係数行列を有する連立一次方程式をより高速に解くための方法を提供する。
【解決手段】連立一次方程式の解を反復的に決定する方法は、一種の非定常反復法を用いる。ここで、対象とする連立一次方程式は、N行×N列の係数行列Aと、N行×1列の係数行列bとを用いて、N行×1列の変数行列xについて、Ax=bと表すことができる。特に、係数行列Aが複素対称行列であるものを対象とする。反復解を初期値から残差ベクトルに基づき修正し、収束するまで反復処理する。 (もっと読む)


【課題】解適合格子法及び多重格子法を、分木構造を介して接続し、高速かつ効率的にシミュレーション解析を行なうためのシミュレーション装置、シミュレーション方法及びシミュレーションプログラムを提供する。
【解決手段】流体解析装置20の制御部21は、解適合格子法を用いて計算格子の細分化を行なう。そして、制御部21は、VサイクルAMG法による計算処理を実行するための粗格子の生成処理を実行する。ここでは、制御部21は、処理対象格子を特定し、系譜を用いて1つ上位のレベルの親格子を特定する。そして、この親格子から生成された他の子格子の状態を確認し、各子格子が同じレベルである場合には、分木構造に従って1つ上位のレベルの粗格子に統合し、計算格子を統合して計算手順の記録処理を実行する。そして、このように生成された粗格子を用いて、支配方程式の収束解を算出する。 (もっと読む)


【課題】マルチグリッド法を用いたデータ処理方法とそのプログラムおよび記録媒体並びにデータ処理装置において、簡単な構成により、他の前処理法との容易な併用を可能とする。
【解決手段】データ処理方法は、コンピュータと、陰的に包含されたマルチグリッド法とを用いて連立一次方程式を解く方法であって、空間領域に定義した互いに粗密度のレベルが異なる複数のグリッドのもとで各グリッドに未知数変数を割り当てると共に未知数変数に対する連立一次方程式を生成する式生成工程(S1)と、各粗密度のレベル毎に生成された複数の連立一次方程式を統合して1つの連立一次方程式とした大連立方程式を生成する式統合工程(S2)と、生成された大連立方程式を解いて未知数を求める解法工程(S3)とを備えている。大連立方程式は、補間演算や制約演算を陽的に行わないマルチグリッド法となっており、他の前処理法を併用して求解を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】マルチコア・プロセッサを用いて行列演算を効率的に行う。
【解決手段】このシステムは、行列およびベクトルの積を算出するために、システムメモリに、行列の非ゼロ要素を配列した要素行列、および、行列の非ゼロ要素の位置を示す配置行列を記憶し、第1局所メモリに第1部分ベクトルを記憶し、第2局所メモリに第2部分ベクトルを記憶する。そして、要素行列および配置行列の行列要素を一部ずつ順次読み出して第1局所メモリに格納し、その読み出し毎に、第1部分ベクトルのうち配置行列から読み出した行列要素に対応する要素を、要素行列から読み出した行列要素に乗じる。また、その演算毎に、第1局所メモリから要素行列および配置行列の一部の行列要素を読み出して第2の局所メモリに格納し、その読み出し毎に、第2部分ベクトルのうち配置行列から読み出した行列要素に対応する要素を、要素行列から読み出した行列要素に乗じ、演算結果を出力する。 (もっと読む)


【課題】連立一次方程式の解を高速に求めることが可能な連立一次方程式の並列求解装置を得ること。
【解決手段】この発明の連立一次方程式の並列求解装置によれば、行単位に並列処理する方法を採用し、LU分解では、各要素の実行可否を当該要素の処理フラグの設定、確認により制御し、また、前進消去、後退代入の処理では、当該CPUで計算した解について、後段のCPUで処理する計算項目も当該CPUで計算して後段のCPUにデータを受渡し、また、各要素の実行可否を当該要素の処理フラグの設定、確認により、制御することにより、各CPUの演算量を減少させ、各CPUの演算量のバランスを図ることにより、並列処理の効率性を向上させて、連立一次方程式を高速に求解できるようにした。 (もっと読む)


【課題】固有値に無限大値が含まれる共分散行列をコンピュータ上で演算する場合であっても、演算量を増大させることなく計算の精度を向上させることのできる技術を提供する。
【解決手段】共分散行列を行列Aと対角行列Dと行列Aの転置行列の積の形で表して演算を行う処理装置1において、入力部8は、対角行列Dを、無限大値と対角行列D1との積と、対角行列D2との和で表したとき、対角行列D1及び対角行列D2を入力させる。第1の格納部4及び第2の格納部5はそれぞれ対角行列D1及び対角行列D2を格納する。第3の格納部6は行列Aを格納する。演算部7は、対角行列D1、対角行列D2及び行列Aを用いて、共分散行列を下三角行列Lと対角行列Eと下三角行列Lの転置行列の積の形で表し、対角行列Eを無限大値と対角行列E1の積と、対角行列E2との和で表したときの下三角行列L、対角行列E1及び対角行列E2を計算する。出力部9は得られた下三角行列Lを出力する。 (もっと読む)


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