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国際特許分類[G21C15/18]の内容

物理学 (1,541,580) | 核物理;核工学 (13,075) | 原子炉 (5,406) | 炉心を有する圧力容器内の冷却系;特定の冷却材の選択 (522) | 緊急冷却系;原子炉停止後に発生する熱を除去するもの (154)

国際特許分類[G21C15/18]に分類される特許

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【課題】非常用電源としてガスタービン発電機を使用し、隔離弁を迅速に閉弁することにより、原子炉格納容器の内外を好適に隔離することができる非常用システムを提供する。
【解決手段】原子力施設に電力を供給可能な外部電源の電力が喪失した場合に、原子力施設に電力を供給可能な非常用システムにおいて、原子力施設に電力を供給可能な非常用電源となるガスタービン発電機35と、原子力施設の事故時に、原子炉格納容器10の内外を隔離可能な隔離弁38と、外部電源の電力喪失時に、隔離弁38に電力を供給可能なバッテリ39と、ガスタービン発電機35、隔離弁38およびバッテリ39を制御可能な制御装置32と、を備え、制御装置32は、外部電源の電力喪失と原子力施設の事故とが発生した場合、ガスタービン発電機35を駆動させると共に、バッテリ39から電力が供給される隔離弁38を閉弁させる。 (もっと読む)


【課題】従来の残留熱除去装置の基本的な構成を変更することなく除熱能力を高めることにより、コンパクトで除熱能力の高い原子炉の残留熱除去システム及び除去方法を提供する。
【解決手段】原子炉容器1と、前記原子炉容器1を取り囲む格納容器4と、格納容器4の周囲を環状空間6aを介して取り囲むコンクリートサイロ5と、前記環状空間6aに設けられた環状のヒートコレクタ7とを備える原子炉の残留熱除去システム6において、前記環状空間6aの外周壁面の下方に複数のノズル12を設けるとともに、前記ノズル12から液化二酸化炭素を前記環状空間6aに噴出させる。 (もっと読む)


【課題】老朽化や割れ現象が生じた炉心スプレイ系配管を、炉心スプレイ系配管と干渉することなく交換することにより、レデューシングティを適用する炉心スプレイ系配管を再び使用することを可能とする。
【解決手段】沸騰水型原子力発電プラントの原子炉圧力容器内に1対の半円弧状の炉心スプレイ系配管1を取付ける炉心スプレイ系配管の取付け方法であり、炉心スプレイ系配管に設けられる炉心冷却用注水ノズルが炉心中心部に対して平面視で180°対称な位置を除く配置に設定し、レデューシングティ3として分割したサーマルスリーブ4の一部と円環パイプおよび短尺側の円環パイプ端だけに90°エルボ6を介して立上り管を取付けた炉心スプレイ系配管を炉内に搬入して取付け、長尺側の円環パイプ2aに取付ける立上り管を炉内で取付ける。 (もっと読む)


【課題】オンラインメンテナンスが可能でコンパクトな非常用炉心冷却系を提供する。
【解決手段】非常用炉心冷却系は、独立な自動減圧系(ADS)、第1区分の安全系48、第2区分の安全系49、第3区分の安全系50及び第4区分の安全系51を備える。安全系48は原子炉隔離時冷却系(RCIC)、残留熱除去系(RHR)の熱交換器を有する低圧炉心注水系(LPFL)及びLPFLの注水ポンプを駆動する非常用ディーゼル発電機(DG)を有する。安全系49,50,51は、それぞれ、RHRの熱交換器を有するLPFL及びLPFLの注水ポンプを駆動するDGを有する。非常用炉心冷却系は、高圧炉心注水系が1系統のRCICだけが設けられており、非常用炉心冷却系をコンパクト化することができる。また、4つの区分の安全系が設けられるので、安全系のオンラインメンテナンスが可能になる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、原子炉隔離時冷却設備の除熱量を調整可能とすることにより、原子炉隔離事象発生時にも原子炉の圧力または温度を制御することを目的とする。
【解決手段】原子炉圧力容器からの蒸気を導く導入配管と、前記導入配管から導かれた蒸気を除熱する熱交換器と、前記熱交換器での除熱によって凝縮された復水を前記原子炉圧力容器に戻す戻り配管とを備えた隔離時冷却設備において、前記戻り配管に調整弁を備えることを特徴とする。
【効果】本発明によれば、原子炉隔離時冷却設備の除熱量を調整可能とすることにより、原子炉隔離事象発生時にも原子炉の圧力または温度を制御することが可能になる。 (もっと読む)


本発明は、原子炉(12)、第1の熱交換器(14)およびブロワ(16’)を通るガスを含む一次回路(10)を備える電力生産設備に関する。非凝縮性ガスを含む二次回路(17’)が、第1の熱交換器(14)、ならびに同じシャフト(24’)に取り付けられたタービン(18)および圧縮機(22)を通る。ブロワはシャフトによって駆動される。一次回路および二次回路のガスは同じ性質であり、二次回路の圧力は一次回路の圧力によって自動的に調整される。
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【課題】均圧炉心冷却系配管が破断する事故が発生したとしても、事故の影響を最小限に抑制することが可能な炉心冷却システムを提供する。
【解決手段】原子炉格納容器6の上部に設けられた冷却水プール7と、前記冷却水プール7に収容された複数の熱交換器8と、前記熱交換器8の各々の上部に接続された蒸気室9及び各々の下部に接続された水室10と、上部ドライウェル3と前記各蒸気室9を接続する第1の配管11と、前記上部ドライウェル3と前記各水室10を連通する第2の配管12と、炉心2より上部でベント管5の開口部上端より下部に設置され原子炉圧力容器と13と上部ドライウェル3を連通する複数の均圧炉心冷却系配管14と、前記第2の配管12と原子炉圧力容器13を接続するドレン配管28と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】配管切断作業を実施しなくても熱伝逹緩衝スリーブを除去できる技術を提供することによって作業性及び系統信頼性を向上させる。
【解決手段】ワイヤロープ連結段階と、昇降運搬体下降段階と、水平運搬体移動段階と、スリーブ除去具装着段階と、熱緩衝スリーブ除去段階と、熱緩衝スリーブ移送段階とを含む構成とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、信頼性を向上させ、しかもより小型で低コストな非常用復水システムを提供することである。
【解決手段】本発明は、凝縮水戻し管上に設置されている復水弁において、蒸気凝縮伝熱管に近い側から直列に破裂弁と逆止弁を配置する。逆止弁は、蒸気凝縮伝熱管に近い側を上流側として設置する。破裂弁と逆止弁および前記凝縮水戻し管の管壁によって密閉された低圧室を低圧状態とし、破裂弁が開放する弁両側の差圧は、開放すべき原子炉圧力容器内の圧力と、密閉された低圧室内の圧力の差に設定する。また、密閉された低圧室と、該低圧室よりも低圧に保持された低圧室とを圧力逃がし弁で接続し圧力逃がし弁により、密閉された低圧室の圧力を一定の低圧状態に保つ。原子炉圧力容器内の圧力が設定値まで上昇すると、破裂弁が外部からの動力及び作動信号無しに機械的に開放し、非常用復水システムが作動する。 (もっと読む)


【課題】原子力プラントの系統構成を簡素化でき、オンラインメンテナンスができる非常用炉心冷却装置を提供する。
【解決手段】BWRプラントの運転時に、原子炉浄化系15が原子炉圧力容器1内の冷却水を浄化する。3区分の安全系、及び原子炉浄化系15と兼用の安全系95が設けられる。区分IIIの安全系のLPFLでオンラインメンテナンスを行っているとき、LOCAが発生したとする。このとき、区分IIの安全系の非常用DG66が故障し、区分Iの安全系のLPFL配管が破断している。制御装置97は、第1切替え装置86を切替え、非常用DG48で生じた電力で浄化系ポンプ19Aを駆動させる。原子炉浄化系15の浄化系配管16と圧力抑制プール9を接続した冷却水配管22の開閉弁25Aが開き、圧力抑制プール9の冷却水が非再生熱交換器17Aで冷却され、原子炉圧力容器1に注入される。 (もっと読む)


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