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国際特許分類[G21C9/016]の内容

物理学 (1,541,580) | 核物理;核工学 (13,075) | 原子炉 (5,406) | 原子炉と構造上関連する緊急防護のための構成 (213) | コアキャッチャー (48)

国際特許分類[G21C9/016]に分類される特許

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【課題】炉心溶融物の落下時の急激な温度上昇による熱衝撃および炉心溶融物と冷却流路間に生じる温度差による熱応力による冷却水流路の破損を抑制する。
【解決手段】原子炉圧力容器の下部空間に設けられる炉心溶融物保持装置に、下部空間に開口する開口端から延びる給水流路が接続された給水容器と、突起18が形成された上蓋19を備えてこの上蓋19の突起18の背面側に給水容器から上昇しながら下部空間に開口する冷却流路開口部まで延びる冷却流路11を形成する冷却流路形成体と、上蓋19の上面で突起18に支持された耐熱要素を備えて上蓋19の上面を覆う耐熱層と、を備える。耐熱要素とは、たとえば箱状の容器に粒状耐熱材16を収納した耐熱材収納体17である。 (もっと読む)


【課題】炉心損傷事故時の注水遅れによるコアキャッチャーの破損リスクおよび溶融炉心落下時の水蒸気爆発リスクを低減する。
【解決手段】原子力発電プラントに、格納容器2の内部で原子炉容器1の下方に配置されて上に開いたコリウム保持容器62と、その開口部の縁よりも低い位置の出口まで外面に沿って延びる冷却流路50を形成するペデスタル壁14などの構造体と、冷却流路50に冷却水を供給する給水配管12と、給水配管12に設けられた給水弁8と、開口部を覆うドレン集積蓋5と、を備える。冷却流路50をドレン廃液サンプとして用いることで、冷却流路50に常時冷却水が存在している状態となる。 (もっと読む)


【課題】冷却流路への初期の注水を早める。
【解決手段】下部ドライウェル13の上方に設けられた原子炉圧力容器1に収められた炉心40が溶融して生じた炉心溶融物を冷却する炉心溶融物冷却装置に、下部ドライウェル13に設けられて上方に向かって開いた容器62と、容器62の下部外面に沿って容器62と連通する下部ドライウェル13に対して開いた開口部16まで延びる冷却流路11を形成するステンレス鋼60およびコンクリート61などの構造体と、炉心溶融物が容器62に落下する前に容器の外縁24より下方で冷却流路11と連通する空間の体積以下の冷却水を冷却流路11に供給する初期給水手段と、を備える。初期給水手段は、たとえばサプレッションプール4から延びる配管63、注水ポンプ18などを備える。 (もっと読む)


【課題】炉心溶融物を長時間にわたって効率よく除熱できる冷却チャンネルを有する炉心溶融物冷却装置を提供する。
【解決手段】原子炉圧力容器1下部のペデスタル床18上に設けられた円錐形状の耐熱材12と、耐熱材12の下面に設けられた冷却チャンネル11と、耐熱材12の中央下部に設けられた給水容器10と、ペデスタル床18及びペデスタル側壁19に設けられた給水流路と、圧力抑制プール4の上方に設けられた水槽5から冷却水を前記給水流路9に供給する注水配管8と、を有し、前記冷却チャンネル11の一方の端部が外周部で上方に立ち上がる垂直開口部11bを形成し、他端部が前記給水容器10に接続されてなる炉心溶融物冷却装置7において、前記冷却チャンネル11の内面、前記円筒容器10の内面又は前記給水流路9の流路壁面の少なくとも一つ以上に摩擦低減物質を塗布又は被覆したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】炉心溶融物保持装置における冷却水循環流量を増加させる。
【解決手段】原子炉圧力容器下方のペデスタル床7上に、冷却流路11を放射状に並べる。冷却流路11の伝熱面には傾斜をつける。冷却流路11の下部は給水容器10に接続され、冷却流路11の上部は開口している。給水容器10には、冷却水を供給する給水流路9が接続される。給水流路9の他端は、冷却流路11の開口部と同じ空間に開口している。自然循環流路は、給水流路9と冷却流路11、垂直流路12およびこれらを結ぶ給水流路水平部15からなっている。自然循環流路のコーナー部は、流線型の滑らかな形状に形成される。 (もっと読む)


【課題】原子炉格納容器において、原子炉圧力容器下方に炉心溶融物保持装置(コアキャッチャ)を設置すると、原子炉圧力容器下方のペデスタル床にて原子炉圧力容器の漏水を検知することができず、別途漏水検知をする機構を設ける必要がある。
【解決手段】原子炉圧力容器1と炉心溶融物保持装置10の間に、ペデスタル側壁22を横架した漏水検知床11を設ける。原子炉圧力容器1で漏水が発生すると漏水検知床が漏水を受け止めて検知し、炉心溶融事故時はコリウムが漏水検知床11を溶融貫通して炉心溶融物保持装置10に落下する。 (もっと読む)


炉心を保持する容器(4)と、原子炉を冷却するための一次回路と、前記容器(4)が配置される原子炉ピット(6)と、原子炉ピット(6)において容器(4)の下部を囲んでおり、通常の動作において熱シールドとして機能し、事故の際に液体を上向きに流すための環状チャネル(16)と、原子炉ピットを満たすことができる液体のリザーバと、原子炉格納容器(22、図示しない)と、原子炉格納容器(22)とは別であって、原子炉ピット(6)の上端において生じた蒸気を収集するためのマニホルド(26)と、環状チャネル(16)の液体に強制的に対流を生じさせることができる循環ポンプ(40)と、循環ポンプ(40)を動作させて、前記収集された蒸気によって強制的に対流を生じさせることができるローブポンプ、蒸気ピストン装置、またはタービン(32)とを備えている原子炉。 (もっと読む)


【課題】炉心溶融物を確実に冷却するとともに,水蒸気爆発によるリスクを回避可能な炉心溶融物冷却装置および原子炉格納容器を提供する。
【解決手段】原子炉格納容器の床下の空間に炉心溶融物を落下させる炉心溶融物落下流路に原子炉格納容器の床材の融点よりも低い温度で溶融する物質を充填した原子炉格納容器床と、前記原子炉格納容器の床下の空間を仕切る集合体と、を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】炉心溶融物保持装置の冷却流路の固形異物による閉塞を抑制する。
【解決手段】原子炉圧力容器内の炉心が溶融して原子炉圧力容器を貫通した際に発生する炉心溶融物16を受け止める炉心溶融物保持装置51に、本体部70と、冷却材供給容器10と、循環部80と、捕捉手段とを備える。本体部70は、原子炉圧力容器の下方に配置されて炉心溶融物16を受け止める保持面71と、保持面71の裏側に接する少なくとも一部が水平に対して傾斜した上面を備えて入口72から出口73に延びる冷却流路11と、を形成する。冷却材供給容器10は、入口72に接続されて冷却流路11に冷却材を供給する。循環部80は、出口73から放出される冷却材の少なくとも一部を冷却材供給容器10に戻す循環流路9を形成する。捕捉手段は、循環流路9に流れ込む固形異物の少なくとも一部を捕捉する、たとえば異物トラップ14である。 (もっと読む)


【課題】万一、炉心溶融物が原子炉圧力容器の外へ流出した場合に、原子炉格納容器の過度な温度上昇を長期にわたって防止し、かつ炉心溶融物による活性な反応を防止する。
【解決手段】原子炉圧力容器2は略筒状の圧力容器支持ペデスタル3に支持され、下方に下部ドライウェル5、ホッパ9を備え、内部に炉心4を収容する。炉心4が原子炉圧力容器2の外へ溶融して流出する過酷事故が万一、仮に発生した場合に、ホッパ9は、炉心溶融物が飛散しないように受け止めて下方へ案内する。下部ドライウェル5の床面には、このホッパ9から落下してくる炉心溶融物を保持するためのコアキャッチャ10を備えている。下部ドライウェル5の側壁面および床面とコアキャッチャ10の側面および底面との間の隙間に圧力抑制プール7の水を循環供給する冷却水路を備えている。 (もっと読む)


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